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2018/01/20
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月20日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今週は釣友と都合が合わず、単独釣行。でも乗る船はいつもと同じ。なんか昨年末から魚運が着いてるんで、今週も何かいい魚釣れないかな〜?いつもの時間に到着するとまだ船が上がってて、デッキで船長が準備中。予報に反してお天気は雨、その分、冷え込みは緩いです。降っても朝だけと思うんですが、10年以上使ってる晴れの日用のカッパ着てきちゃったのでちょっと心配。乗客4名で私は定位置の右舷ミヨシ、トモにY太君、左舷ミヨシに常連Kさん、トモに常連Hさん。お隣マダイ船は常連Tさんともう1名の2名だけ!?今年は海が遅くてマダイがまだ航路の5、60m立ちで釣れてるんですよね、2名かぁいいなぁ、狙い目ですわ。お天気といい今日は期待できるでしょう。



7時5分前に出船し、成り行きで港前を定刻7時に通過、エンジンの回転数を上げていつものように東電防波堤を面舵に回ります。航程7分で到着。アジの反応を探索に入り旋回を繰り返すこと7時15分、位置取りが決まって、さぁ本日第1投。北東の風でまともな雨、海上はナギで水色は暗くてよく判りませんが澄み気味に見えます。中潮の2日めで満潮が7時過ぎだからちょうど今頃、干潮が13時頃なのでほぼ終日下げ潮となります。水深34mで着底し定番ポイント、底上8mくらいまで探りますが、3往復して回収。第2投目でアジのアタリが出てくれて、まずは本日初アジゲット。23cm級の極上品!



前回も同じだったんですが3、4尾食ってすぐアタリが遠くなっちゃうんですよ。なんでかな?船長も耐えかねて一度回り直すとまた始めだけパラパラっときて終わり。8時を回ったトコでトモのY太君にヒラメがヒット。気付かなくてお手伝いできませんでしたが、自らタモ取りしたのは2Kg級の旨そうなヒラメ。バタンバタンと音で気付いた。いいなぁ流石仕事早いよなぁ。その後、アジの活性が上がらず8時半、ちょっと下手の36m前後に移動。ここも同じ、最初だけ型出すんですが続かない。大型青物にでも追われてるのかな?けっこうしつこかった雨もこの時間ようやく上がって空が明るくなってきました。



じゃぁ〜ん!!上がりました。10時40分、水深24m立ちに移動後、アジがまったく食わない中、シャクった腕にドスッ!根掛かり?いやいやだいぶ上だし。と思った瞬間、竿引っ手繰れられて道糸がビュービュー止まりません。最初止められなくて水深+10mくらい出ちゃった。沖に出てくれたので上手くやれば獲れそう。3号のウィリーなんで、ゆっくり浮かしましょう。出したり巻いたりの攻防でしたが、年末年始のワラサほどデカくなかったので後半の詰めがだいぶ楽に進んで、Y太君がタモ取りしてくださったのは後の計測で65cm、3.3Kgのまぁまぁワラサと言えばアベレージサイズ。フ〜っ!先針のマダイ針7号が閂に貫通してました。ウィリー色は富士ベイトの383。この浅いトコにまだこんなのがウロウロしてるから海の中は解りません。



だんだん、下げ潮が速くなってきて釣り難くなり、投入のタイミング悪いと早々に真横にぶっ飛んで釣りにならない。あまり酷いときは着底前に回収して入れ直し。灘寄りの24m立ちは食えば型のいいアジが出るんですが、船中顔見たか見ないか。左舷のKさんが1尾良型掛けたんですが水面でサヨナラ。こちらアタリまったく出せず。11時20分、少し沖目の45〜47m立ちに移動。こちらも潮速いんですが早々にアジが型出し始めてくれて、やや小振りも混じりますがようやくアタリ続くようになってくれました。この食いは本物でしょう。ダブル、トリプルで極上品がバリバリ食って来ます。



空はすっかり晴れて穏やかな釣り日和。左舷のKさんは良型メバル2尾と47m立ちで600g級のイシダイなど高級魚ゲット。あそこイシダイ居るんですよね、前に自分も釣りましたが、今日は辛うじてシマシマ1枚だけ。20cmくらいありそうなので一応キープ、だって美味しいんだもん。午後に入ってもアジは好調で、もう60尾超えたかな?クーラー重過ぎるんで漁獲調整モードに突入。マジメにやったら束行きそうな食いです。ここんとこ底荒れ・底冷えなどでアジが苦戦続きでしたが、この食いは復調と言っていいでしょう。水の色が良くなってきたから水温も少し上がったのかも!?



じゃぁ〜ん!!第二弾上がりました。場所はAMワラサ上がった24m立ち。時は13時50分、船長のあと10分コールが出た次の瞬間。本日初めてのヒラメっぽいアタリ。モタレアタリの後、フワフワ、ツンツン、ダダダ〜ン!!入った〜!アワセをくれるとドスッとした重量感。ヒラメですが、そんなデカくはない。暴れさせず騙しだまし巻き上げると水面下のビシのさらに下、ぼんやり焦げ茶の魚影。そのまま引き上げてY太君にタモ取りして頂いたのは後の計測で52cm、1.35Kgの食べ頃サイズ。先週より一回り小さいですが、最後の最後に型出しました!血抜き処理したりで、そのままお片付けに入りました。



【本日の釣果】
マアジ71尾(17〜26cmの極上品)、ワラサ1本(65cm、3.3Kg)、ヒラメ1枚(52cm、1.35Kg)、シマシマ1枚(20cm)、カサゴ1尾(20cm)、以上で一応五目達成。年末からなんだか魚運持続してますねぇ、そのうち切れますけど・・・。(帰宅後の実測のため船宿釣果情報と魚のサイズに誤差がありますが、ご了承ください。)

【船宿釣果情報】
久里浜沖20〜45m、水温=14.0℃、水色=薄濁り
20 〜 63 cm ・ 19 〜 75 尾
アジ主体・クロダイ・イシダイ・ヒラメ(2枚)・ワラサ・メバル・カサゴ・ウマヅラ
竿頭 = 横浜市港北区 ・ 小峰俊之氏
今日は、シャクリ開始からアジ主体に良型のメバルやカサゴ等もまじってポツポツとアタってくれましたが、お一人だけチョっとアタリが遠かった様でした。ヒラメは、ウィリーとイタズラ竿に一枚づつ、ワラサは3号のウィリーで仕留めました。ちなみに、ヒラメは53cm&50cm、ワラサは3.4kgでした。



ヒラメの兜煮。当日の夜です。キモと真子も一緒に煮付け。コラーゲンプルプル、ほじるとけっこう身が出てきてうんまい!!



アジ刺し。小さい方から選んで当日お刺身に。常温に馴染むほどに脂が出てきてやっぱアジ旨い!!流石に70尾は食べ切れないので30尾くらいお裾分けしちゃいました。



アジのヅケ丼。翌朝は定番のコレです。朝、かみさんと二人でヅケ丼食べてたら、飲まない!よく噛む!と怒られました。ヅケ丼は飲み物だ〜っ!?



ワラサの刺身。そんなに脂は乗ってなかったんですが、無くも無く、食べ易いお味でしたよ。これくらいの方がバクバク量食べちゃいますね。



ワラサのヅケ丼。月曜の朝です。ヅケ丼好きなんで、アジの次はワラサでヅケ丼。朝からワシワシマイウ〜、ご馳走様でした。



鰭酒用のヒレ。大好評!ヒラメの尻尾。1/3で7合飲まれたとか!?同じお客様用にまた干しました。今年の冬はコレで乗り切る!と仰ってました。喜んで頂けて何よりです。



降りましたねぇ〜!関東は2年周期で大雪に見舞われるようで。最初のうちは雨なのかと思ってたら、予想より気温低くていきなり雪が降り始めました。仕事行ってたんですが、午後からの降り方の勢い見てこりゃヤバイと思い、さっさと帰ってきました。おかげで大混乱に巻き込まれず済みました。ウチ帰って自宅のベランダから撮影。横殴りに振ってるんですが写ってませんねぇ。

この後、爆弾低気圧化して数日は大シケが続きますが、週末には凪いできそう。何気に水温図見ると、おっと、この天気とは真逆に黒潮の分流の影響で東京湾口部、澄んだイイ水が差してきて水温上昇してますよ。この状況をどう読むか!?この潮だと下浦でシャクったらハナダイ食ったりして!!絶好調のマダイは逆にヘソ曲げちゃったみたいですが・・・慣れるまで口使わないかな?ウィリー五目はこの時期この潮が入ってくるとマトウが回って来るんですけどねぇ。2月からメバル解禁になりますが、この潮じゃメバルはダメよ。<1月24日追記>



アジのカルパッチョ。味付けは基本4種(岩塩、粗挽き胡椒、オリーブオイル、ライム(またはレモン))にトッピングはウチでは初めて使う「チャービル」という香草。クセがなくカルパッチョにはよく合いますよ。



ワラサ兜のニンニク醤油漬けオーブン焼き。名前そのまんまのお料理。頭を割ってニンニク醤油に1日漬けてオーブンで中に火が通るまでじっくりと焼き上げて完成。ビジュアル的にはちょっと緑が欲しかったかな?でも味はうんまい!!ホッペやかまにごっそりと身が詰まってます!ニンニク醤油風味が案外濃過ぎず食べ口はあっさりですが、風味が食欲をそそります。



アジ茶漬け。火曜の朝です。朝飯、ヅケ丼が続いたんで、今朝は久々にアジ茶漬け。少し細かめに切ったアジを一晩ヅケておいて、アジの骨出汁で茶漬け。出汁で半生になった身と出汁がうんまい!!スルスルっと何の抵抗も無くお腹に収まりました。



白身刺し2種盛り。お皿左がシマシマ、右がカサゴ。あのちっこいの2尾でこんな一品に。バカにできないんですよ。こんなの料亭行ったって出ないですよ。シマシマは脂出てきましたが相変わらずコリッコリ。カサゴはしっとりした舌触りに甘みがあってまったく味わいが違いますが両方絶品!!



シマシマの皮の塩焼き。そのまんまの一品ですが、小さいの1枚だったのでコレになりましたが、もうちょっと量あると皮ポンもオススメ。香ばしくてカリカリうんまい!!



ヒラメの刺身。表側の背中側の半分。3日寝かせて初着手。薄っすら脂乗ってますよ、毎回同じこと言っちゃいますが、味が濃いんですよ。サイズも食べ頃なんですが、東京湾のヒラメの実力恐るべし。



ワラサの中落。ワラサの西京漬け作ったんですが、身を下ろした後の骨からちょっとだけ採れました。骨回りって脂あって旨いっす。今晩は刺身三昧でした。あぁ釣りやってて良かったよ〜!!



ヒラメの皮ポン。これもウチの定番、ヒラメの皮を湯掻いて小ネギと赤柚子コショウ(紅葉おろしでもよい)、ポン酢振って良く和えて頂きます。いや〜うんまい!皮岸の旨味とコク、今回のヒラメ脂スゴイ!



ヒラメの刺身。裏側のお腹側中心に他の部位も交ざってますが、お味の方はこれ以上無いと言っていいくらい。今まで釣ったヒラメで脂の乗り具合はもしかして一番かも!?



アジの揚げ出し。唐揚げにしたアジをお出汁と大根おろしで頂く、揚げ出し豆腐のアジ版です。味付けは白出汁とミリンだそうです。取り分けて2杯いっちゃいました。



ヒラメの昆布〆。昨日〆て丸一日。今日は味見程度でこれで私一人前。と言うのも、かみさんは今晩飲み会だから、明日残り全部切るそうです。お味的には一日〆れば十分。昆布のネットリ感が適度に入ってヒラメの味と融合。あまり入る過ぎると昆布の味が勝っちゃいますからねぇ。



ヒラメ出汁の湯豆腐。魚入ってませんが、水面に脂浮いてるでしょ。あっさりの中にも旨味があって優しい味で身体が温まります。



ヒラメ出汁のうどん。翌朝です。前の湯豆腐の残りをそのまんまうどんにしただけ。白身出汁には細麺が良く合います。朝から満足満足。



ワラサの西京焼き。金曜の夜です。だいぶ味が入って食べ頃です。前回も同じなんですが、あんまり脂っ気ない尻尾側の身で漬けてるんですが、案外脂出てくるんですよ。西京味噌は市販のモノにかみさんが酒加えたりして甘過ぎないようにしてり何等か手が入っているそうですが、味はくどい甘さも無く程好くふっくらです。さぁ、また明日釣り行ってきますよ〜!!

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