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2017/12/10
マダイ 久里浜港 五郎丸
12月10日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からマダイに出撃してきました。

先週はハナダイ船でシマシマ君がけっこう釣れたんで、大事に戴きまして、食材的にはかなり満足。今週も乗れば釣れそうなんですが、いくら美味しいとは言ってもあんだけ食べちゃうと2週連続はいいかなぁって感じ?ってことで、今週はマダイな気分。イナダが欲しいってのもちょっとあって、今週は釣友はハナダイ船、自分はマダイ船に別れて乗船。今週末は土日ともマダイ船出たんですが、金曜日がヘビー飲み会だったので安全をみて日曜日で予約。(結果大正解、飲まされ(飲み)過ぎで土曜は夕方まで使い物になりませんでした。)



いつもの時間に到着すると、ハナダイ船8名?マダイ船6名で私も釣友も各船の左舷ミヨシに入らせて頂きましてありがとございます。写真のアングル、船が隣ってだけでいつもと一緒ですねぇ。準備も整い、7時10分前に離岸、しばらく港前で待機すること定刻7時ジャスト、全船エンジン全開で各々の場所を目指します。



だいぶ朝が遅くなって日の出ちょいですね。さて何処まで走るのかな?と思いきや、航程僅か5分、アシカ島の先の笠島の黄色いブイの下手近辺でスローダウン。幾度か旋回して位置取りが決まると、7時8分、早々に第1投のアナウンス、はい!やっていいですよ〜!南西の弱風で晴れ、海上は良い凪、潮周りは小潮の2日目で10時半頃が満潮の予報、前半上げ潮、後半下げ潮になります。水色は先週と同じく上っ側から緑っぽい色が着いた潮で良くは無いっすねぇ。



写真中央付近に小さく見えるのが笠島のブイ。イシダイが良く釣れる時期はもうちょっとブイに近い45m立ちでやるんですが、道具入れてみると案の定、若干深い50m前後で着底。最初はハリス6mで開始しましたが、けっこう上げ潮が効いてるんで、すぐに8m仕掛けに交換し、タナはハリス分(8m)で様子見。経験上これでたぶん合ってるとは思うんですが、如何せん釣り座がド潮ケツ。真逆の右舷トモ方向に流れています。

開始早々、左舷トモ、右舷ミヨシ、両胴の間で300〜500g級の小振りのマダイが顔出しましたが、自分なんもアタリ無し。完全釣り座だよね。ですが、潮先の右舷トモのお客さんにアタらないのが不思議。サブちゃん船長、けっこうマメに場所やり替えてくれて、アタリ止まるとちょっと筋換えてを数回繰り返し、48〜59mくらいの水深を探りますが、アタんねぇよ〜!自分、この潮向きだと釣り座不利なんで、こればかりはしょーがないですが、船中全体でアタリが出なくなっちゃいました。



開始1時間、諦めて大きく場所換え。航路寄りに10分程走って浦賀水道航路1番青ブイの下手でスローダウン。数席の船団が形成され、本日仕立船の五郎ちゃん丸もここで操業中。イナダ狙いだろうね。8時10分、下ろすと水深45m前後。こちらは灘寄りよっかは潮が緩いです。1投目、いきなり引っ手繰るようなアタリが出て案の定のイナダ君。お土産お土産〜!だいぶ型がデカくなってきたし丸々して旨そうです。こりゃヤバイよ、毎回ハリスが馴染む頃にアタって入れ食いモードに!



あっという間にコレですよ。血抜き中です。5分くらい置いたらクーラーの氷水でギンギンに締めます。2本針仕掛けにするとダブルで食ってくるんですが、途中でお互いに別の方向に突っ走るので海面までくるとどっちかが切れてて上がるのは1本というパターン。その度に針結び直すんで、手返し悪いんですが、それでちょうどいいくらい。途中から1本針のままで枝素切っちゃって投入。しっかし休み休みやんないとエライことなっちゃうよ。途中から漁獲調整モードになって7本キープ、船長持って帰るっていうんで、その後の2本は船長のクーラーに。マジメにやってたら倍以上か!?



結局、航路の場所ではマダイは型出さずイナダの猛攻。1時間半ほどやって、また朝の場所に戻ります。この時間、ソヨソヨだった南西風がだいぶ吹いてきて海上ウサギが飛び始めました。移動中被るんで、突き出しの上に荷物持って避難。10時、第3ラウンドの開始。水深は朝と一緒かな。ブッ込みで船中パラパラっと小振りが顔出したんですが、それっきり。潮っ気がまったく無くなってしまい、餌取りも何にも居ない!!何回入れ替えてもオキアミがズレもせず完璧な状態で戻ってきます。コマセだけ詰めて餌そのまんま投入。



風は強まる一方で、海もだんだんシケ気味に。11時20分、置き竿に本日初アタリ!だったんですが針掛からず抜けちゃったよ。波あり過ぎるんで置き竿ダメだわ。次の瞬間、左舷トモで1枚上がったんで、やっぱ居るでしょ。再投入すると仕掛けが馴染んだ瞬間タタン!今度は手持ちで掛けたよ。コレが本日初物の34cmのマダイ。危ねぇ危ねぇ、やっとボーズ脱出。その直後、またアタったんですが、なんてこった巻き上げ中にすっぽ抜け。海シケちゃって掛かりもいい加減になっちゃうし、その後も安定した姿勢でできないからねぇ。

お昼を回るともはや海は大シケ状態、普通に立って居るのが困難なほど。船長も気を付けるようにアナウンス。自分ミヨシ席なんで近くの船見てて判るように3mは上下してるわ。13時回って、ナント!マサバがヒット。これはウレシイっすねぇ。この時期のマサバは貴重。身割れしないよう針外したらそのまま暴れさせないでサバ折りして血抜き。その後、28cm級のアジが連続2尾釣れて、13時半、これは間違い無くマダイのアタリ。ちょっと良さ気な引きで、上がれば1Kg台後半くらいありそうだったんですが、アレ!?抜けたよ!!バカモン!次の瞬間、船長は続行断念、シケで早上がりとなってしまいました。下げ潮効いて自分の釣り座、やっと魚っ気出て来たところで無念の終了!あぁ残念。



【本日の釣果】
マダイ1枚(34cm/570g)、イナダ9本(47cm/1.1Kg〜52cm/1.3Kg、7本だけキープ)、マサバ1本38cm、その他、マアジ28cm級2尾とイナダ2本は船長のクーラーに。
マダイは本命ぽいのが4発アタって1枚、1枚掛かり損ね、2枚巻き上げ中すっぽ抜け、シケだと自分が3mくらい上下しちゃうんで取り込み率悪いですねぇ〜。

【船宿釣果情報】
久里浜沖50m前後、水温=16.0℃、水色=薄濁り
0.3 〜 0.9 kg ・ 0 〜 3 枚
喰い渋いっ(T_T)・・・0はお一人、外道にイナダ
竿頭 = 東京都品川区 ・ O氏
朝は風ソヨソヨ・・・徐々に西の風が強まって海も悪くなりました。



炙り〆鯖。とかく要らないときに入れ食いで、欲しいときに釣れないサバですが、この時期にマサバが釣れるとはラッキー。夏が旬のゴマサバに対して今が旬のマサバ、いわゆる寒サバです。炙ると脂がジュワァ〜と浮き出してきてうんめぇ〜!!



イナダの刺身。7本全部塩イナダにして、4本はお裾分け。自宅用は3本だけキープ。今季、最上品ですわ。血合いの色もいいですし、お腹側に脂が程好く乗っててうんまい!



イナダのヅケ丼。塩イナダにしてからヅケてるのでお味の方は間違い無いです。火曜日の朝ですが、まだまだイケそうですね〜。



マダイの湯引きとイナダの刺身。湯引きにすると脂乗ってる魚もややあっさりめに頂けて、それはそれでこの調理法の特徴だと思うんですが、この時期の久里浜沖のマダイは湯引きにしても脂スゲェ、お味もしっかりこれぞマダイ!といった極上刺身。800g〜1.2Kg級だともうワンランク上行っちゃうかも。脂あるんであと半身は炙ります。

イナダは塩イナダをそのまま刺身で2日連続なんですが、ギリギリかなぁ。昨日の方が正直言って上でした。気持〜ち、脂の臭みが鼻につくかつかないか。血合いの色はまだ良いんですが・・・。(血合いの色が濁って茶色みを帯びてきたら手遅れ。見ただけで生は無理。サイテー最悪)ホント、脂の乗ったアジとイナダは食べ頃が気難しくて扱い辛いんですが、ほんの一瞬の最高時の食べ頃に当たれば忘れられない感動が脳に刻まれます。舌が上を知っちゃってるのでウソつけないんです。



イナダのキムチ味ヅケ丼。水曜の朝です。ヅケダレにキムチの素を混ぜてヅケておいて、直前にゴマ油で和えてから盛り付け。本物のキムチが在庫切れでしたので、今回は素だけでネギ多め。こうやっちゃえば多少の難もなんのその。朝からワシワシごちそうさま。



マダイの炙り刺身。残りの半身は予定通り炙りました。予想通り脂ジュワァでウンマイ!



マダイ出汁の湯豆腐。マダイの頭とあらで採った出汁で身は入ってません。上品でクセが無く少し甘みを感じますねぇ、長ネギかな。出汁のお味を確認した後、小ネギ、赤柚子こしょう、塩ポン酢少々。

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