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2018/09/09
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
9月9日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸から、ウィリー五目に出撃してきました。

火曜日に台風21号が関西方面に上陸し、速いスピードで日本海側を北上。台風の東側に当たる関東地方も猛烈な勢力による影響で南からの強風と局地的な大雨となりました。その後の気圧配置が強固な南高北低から崩れず、連日の南西シケ模様。土曜まで15m前後の南西が止まない予報により今週末も選択の余地無く日曜日出撃となりました。日曜には気圧配置が緩んでだいぶ風も収まりそうな予報です。



自分は木曜日にW五目の予約を入れたんですが、結果、金曜日に釣友が予約入れてくれて、ナント2名様貸切状態となりました。その釣友、朝乗ってたJRが事故で止まってしまい運転見合わせ、幸い京急の2番特急に間に合って、7時前、タクシーで船着き場に姿を現しました。どうせ客私だけなんで遅れても待ってるからって話だったんですが結果オーライ。今日は賑やかにお隣の仁助丸は常連さん8名様でタチウオ仕立。五郎丸がムツ五目で久々3隻出船のようです。



7時頃に離岸し、そのまま東電防波堤を面舵に旋回して今朝は灘寄りの浅場のアジ場に向かいます。堤防回っても案外ウネリも無く風波程度の海で安心しました。向かい風で航程10分、位置取りが決まるとスパンカ上げて7時15分、第1投は水深24m。南西の風やや強く晴れ、海上は多少の波程度で釣りに支障は無し。大潮の2日目で干潮が11時前後の予報。水色はシケ後の濁りっぽい感じで色が着いてますが底荒れしてなきゃいいですが。



1投目の1往復目でいきなり引っ手繰るようなアタリでかなり強い引き。クロダイでも食ったかと思ったら、ナントデカアジの一荷。2投目も同じくデカアジの一荷。底荒れどころかスゴイ食い方、タナ5m前後でドスンドスンと竿が入ります。序盤戦20分でツ抜けして、ほとんどが30cm超のデカアジ。刺身で食べるには23〜25cmくらいのが欲しいんだよね〜と思っていたところ、ウレシイことに23cm級の一荷、コレだよコレ。



開始2投で30cm超のアジが4尾。太くて握り応えがあります。魚がだんだん小振りになってきたかと思ったら30分くらい経って群れが抜けてしまって15尾でアタリストップ。しっかし、33、4cm級のアジが3つ着いて巻き上げ中、勝手な方向に突っ走るから2号でも切れますわ。欲を言えば中羽がもうちょっと欲しかったんですが1時間やって状況好転しないのでアジの部はこれにて諦め。



さて、8時15分、第二部のイサキ場に向けて走ります。位置取りが決まってはいやってみましょう!いつも通り12mまで沈めて食いダナ9〜7mくらい。すぐにアタリ出ていきなりトリプル、これはヤバイと思ったんですが、その後、なんだか右舷側の私には魚っ気が薄く・・・。イサキがアタるにはアタるんですが、変に間が空いたりスズメダイが数珠繋ぎだったりとかなりイマイチ。それに対して左舷の釣友はタナ7mでトリプル、フォースのバリ食い。おっかしいなぁ、こっちは7mなんてスズメダイの猛攻でイサキはアタらんぞ。

ハナダイは上げ潮狙いなんで、何やかんや11時半頃まで3時間粘りましたが、圧倒的に左舷に魚溜まってて釣友87尾、私45尾とほぼダブルスコア。聞くと右と左でぜんぜん水深違うの。左の方が深くて14、5mって言うんだけど、こっちは12〜11mで底着いちゃうからきっと左舷側から右舷側に昇る斜面に魚が着いてるんでしょうね。苦し紛れに船の前方に思いっきりぶん投げて斜めにシャクると10m位の低いタナで食ったりするんでやっぱ何かの条件が大違いなんだと推測します。でもまぁ、23〜26cm級のマルコロちゃんも出ておかずには十分なんで良しとしましょう。



11時半、第三部ハナダイシャクリの開始。下浦沖の水深37m前後。硬い道具に換えてシャクリ再開すると左舷の釣友に初物がヒット、その後、バラシなどもあってこちらでも左右で魚っ気が随分違う様子。こっちはようやく生体反応出たと思ったらゴマサバ。その後、しばらく修行モードだったんですが、12時10分、ようやく本命のアタリを捉えるも水面で針ハズレ。おいおい前回に続き2回連続水面バラシかよ。今年はハナダイの存在が遠く感じるなぁ。



釣友もアタリはけっこう出てますがバラシが多く数は伸びてませんねぇ。13時20分、私にも久々にアタリが出て、ようやくハズレずに船に上がりましたよ。これが本日、否、今季初物の31cmのオス。オレンジのウィリーが唇貫通してました。13時30分、2枚目、その後すぐアタってやや小振りながら3枚目をゲットし、上げ潮も程好くやっとハナダイ釣りらしくなってきたんですが、終盤2連続やり取り中バラシで釣りが雑!掛けたの6打数3安打で本日の釣りは終了。相変わらずバレが多過ぎ!



【本日の釣果】
ハナダイ3枚(31、30、27cm)、イサキ45尾(18〜26cm)、マアジ16尾(21〜34cm)、他、ゴマサバ5本前後は放流。

【船宿釣果情報】
東電前〜下浦沖・15〜40m、水温=25.0℃、水色=薄濁り
19 〜 37 cm ・ 64 〜 102 尾
ハナダイ・3〜4枚、イサキ・45〜87尾、他にアジ・イトヨリ
竿 頭 = 東京都台東区 ・ I氏
東電前から開始して中〜大のアジがポッツポッツと釣れて、早めの8時過ぎに下浦沖へ移動。 イサキは、時化後だしポイントが浅いので、どうかなァ〜っと思いましたが、元気が良くて喰いはバッチリで、サイズも22cm前後が主体で丸コロちゃんでした。11:30頃にハナちゃんへ・・・シャクリ開始して早々に1枚目をゲット出来ました。その後は、ポッツリ・ポッツリ・・・とアタリましたが、針掛かりが悪かった様です。今日は、アジ・サバが大人しくしていてくれました。



ハナダイの湯引き刺身。初日は一番小さいの湯引きで賞味。いや〜脂あってうんまい!!やっぱ味は下浦の品物が一番かもね。かみさんも賛同。なかなか出て来ない娘に美味しいから早く食べなさい!!



イサキの刺身。こちらも脂乗ってて最高ですねぇ。脂乗ってるんですが、剣崎ウリのギロギロまではいかず、もう少し落ち着いた脂の乗り具合かな。



アジとイサキのヅケ丼。翌朝です。アジとイサキのハーフ&ハーフ。昨夜、イサキ切り過ぎて食べ切れなかったんでその分ヅケ丼に回りました。月曜の朝からウマ過ぎてどーもスミマセン。味噌汁はイサキのあら出汁だそうです。



ハナダイの炙り刺身。翌日です。今晩は定番の炙りで賞味。昨日も思いましたが、やっぱ下浦のハナダイは格別に旨いですね〜。



この透明感。すぐに刺身で食べるなら締めるなという意見も聞きますが、この色艶を見てしまうと血抜き締めは重要だと思います。



イサキの塩焼き。一番大きかったヤツ塩焼きで賞味。ふっくらジューシー、香り高く、東京湾イサキ、お約束の味です。



イサキの散らし寿司。火曜日の朝です。イサキの身はヅケだれ(酒、ミリン、薄口醤油)に潜らせただけの軽締め。酢飯に白ゴマとイサキの身を混ぜ込んで、刻み海苔、大葉とみょうがの微塵切りに新生姜。ちなみに味噌汁はイサキのあら出汁。うまか〜っ!!



イサキのカルパッチョ。味付けは超定番シンプルバージョン。岩塩、粗挽き胡椒、ライムの絞り汁にオリーブオイル、緑はディールという香草だそうです。まだ生でぜんぜんOK、美味しいですが今日までがいいとこかな?アジでもなんでも一緒ですが、脂が臭みの元になるので、脂乗ってるほど生食でのピークは早いです。揚げ物などにしてしまう場合はその限りではありません。



イサキ素麺。水曜の朝です。イサキ出汁で温か素麺。炙りイサキが2枚。昨日、今日と北東風が吹き込んで薄ら寒い朝なんで、朝ごはんに温か麺もいいです。



イサキの一口干物。小さい方から20尾ほど選んで干物を漬けました。水面すごい脂でしょ。

立て塩は水(真水9:日本酒1の割合)に対して塩7%。水1リットルなら塩70g、水500ccだったら塩35gと水の量に対して塩の割合は固定。モノによって漬け時間だけで調整するのがコツ。このくらいの3枚に下ろしたウリンボクラスだったら漬け時間38〜40分。真水で塩分を洗い流してからよく水気を拭き取り、部屋で扇風機干しにします。暑い時期はエアコン併用。だいたい身側を表にしてベトつかない程度(日に寄りますが4時間前後が目安)、表面がスベスベになったら皮側を表にひっくり返してあと1時間干して取り込み。ジップロックなどで空気を抜いて冷蔵庫で保存。2、3日熟成させてからが食べ頃。



イサキのアクアパッツァ。これも我が家では定番料理、イサキがあと何匹か残ってたんでまとめてアクアパッツァ。この季節アサリが痩せているので、なかなかいいモノが見つからなかったそうですが、美味しく出来上がりました。



イサキ出汁のリゾット。木曜の朝です。ご飯に昨夜のアクアパッツァの汁&イサキ出汁、粉チーズ、胡椒を加えて煮込んだリゾット。アクアパッツァの旨味を引き継いで粉チーズでコクとまろやかさが増して旨いっす。



アジフライ。デカアジはお裾分けしてしまったので、残りの中羽。このお皿で半分くらいですかね。いや〜何回食べても旨いねアジフライ。



イサキのチーズ乗せホイル焼き。コレ、アクアパッツァの具。汁はリゾットに使って、残りの具はアサリも一緒にチーズ乗せてホイル焼き。味は着いてるのでそのままだそうです。



アジフライサンド。金曜の朝です。昨夜のアジフライ残しておいて翌朝アジフライサンドは常套手段。昨夜フライ食べたのにまだ食えるっていう、どこまで旨いんだって。野菜ジュース2本とヨーグルト付き。



ハナダイの昆布〆。金曜の夜です。最後のハナダイも料理人の希望で生で賞味。生でいけるモノはなるべく生で、が料理人のポリシー!?程好く昆布の香りが乗って、ややネットリ感も出て旨いっすね〜。と言っているうちにもう明日釣り行ってきます。



ハナダイ出汁の湯豆腐。出汁モノは写真以外にも実はけっこうやっているんですが、全部は載せてません。コレやってあとペットボトル2本分くらいの出汁がまだ残っているので、麺類とかいろいろ使うんだと思います。麺類の場合、蕎麦はアジ出汁、うどん・素麺は白身出汁が合うかな?湯豆腐だったらなんでもOK、優しいまろやかな風味でコラーゲンもタップリ。

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