K's Fishing Blog

      >>> 最近の5件
      2024/04/11   ムツ五目 久里浜港 五郎丸
      2024/03/27   マダイ 久里浜港 五郎丸
      2024/03/19   マダイ 久里浜港 五郎丸
2024/02/18
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
2月18日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

関東地方では木曜日に春一番を観測するなど大シケの日が多く、金曜は吹き返しの北強風、土曜日は出船できて結果は上々だったようですが、北風が終日10m超吹いてそこそこの海だったと思われます。腰痛の具合がだいぶマシになってきましたが、ここは用心のしどころで、なるべく穏やかそうな日曜日に出撃決定。日曜を逃すと今度は週明けから再び春二番の大シケ予報で、その後、一週間ほど高気圧の下っ縁に入ったまま前線や低気圧の影響が長引いて、来週末の3連休くらいまでは雨か風の日が多く、金曜辺りはもしかして雪?という予報が出ています。天候不順でお天気に合わせないと釣りに行く日が決められないのが現状。



いつもの時間に単独到着すると本船はお客様10名で右舷ミヨシから私、Wさん親子、トモ寄りに2名様。左舷ミヨシからマダイのT達人、常連Yさん、先週もご一緒だったKさん、その後ろに2名様。マダイ船はお休みで、最近好調気配のムツ船はよく見えませんが常連Sさん他6名くらい?Sさん連荘だそうでお元気ですねぇ。先週の釣行で治りかけの腰痛がまたダメになったので、この一週間、毎日24時間ボルタレン貼りっ放しでお風呂の時間に交換。なるべく外出も控えて大人しくしていたら、だいぶまともに動けるくらいに回復したので、今日からミヨシ席に復活。海がナギ予報ってのもあってのことですが。



7時前に出船してそのまま定刻となり発進。今日も真沖に15分ほど走って航路下のポイント。浦賀水道航路1番緑ブイと中央1番赤白ブイの間の緑ブイ寄りの下手。スパンカ揚げて場所が決まると7時20分、第1投。北東の弱風で雲多めの晴れ。海上良いナギで水色は澄み。小潮の最終日で朝イチ上げ潮残りで9時過ぎが満潮、その後、最後までダラ下げの予報。指示ダナはいつもと同じで底まで下ろさないで海面から30〜22、3mまで。前回、船長に頂いたウィリー仕掛けで釣れたので、今日はマネして作ってきました。2号と2.5号の差、ウィリーの巻き方ひとつで激変することを思い知らされましたからね。



ハリス2号で針も一緒、ウィリーの巻き方もソックリにして、4本全ウィリーと3本ウィリーで先だけオキアミ用の空針の2種。イサキだけだったら全ウィリーで釣れるのは前回確信したのですが、やっぱウレシイゲストも欲しいじゃないですか。頭の中は完全に白黒の縞模様なんですけどね。後はハギ系のちょっといいヤツかな。青物だと2号じゃキビシイ?前回まで枝針に着けていたイカタンは食いが良くないのが解りましたが、オキアミだったらイサキも食ってきますので、メンドくさいですが先針オキアミで開始。すると開始1投目の3往復目で早くもアタリ。これが26cmくらいのキープサイズ。



3往復目ってことは、ほぼほぼオキアミはもう盗られているので、ウィリーに食ってます。詳しいことは言えないのですが、やっぱこの時期のここのイサキにはこのウィリーの巻き方が合っているようです。あとシャクリ方も下手に慎重になって、おっかなビックリやって掛かんないアタリばっか出してるより、ハナダイシャクリと同じ感じでビシっと決めた方がガツン!と掛かるアタリが出ると思います。この期に及んでやっと解ってきた感じですけど、もう何度もやってんだから気付くの遅過ぎですよね。その後、上げ潮トロトロでほとんど空回収無く順調。開始30分でツ抜けしちゃいました。



この調子で行ったら(行くはずないんですが)、ヤバイかも!?早くも釣れ過ぎ注意報が発令。食いダナはだいたい26〜24mくらい。8時20分、開始1時間ほど経過するとトロトロあった上げ潮が止まり気味になってアタリも散発。そろそろペースが落ちてきたかな?と思ったところ、間が空いてたまにガツン!と食うヤツが良型で引きも強いし堪らないっすね。今日イチの34cmが釣れたと思ったら、次は35cmと簡単にサイズアップ。玉網が遠かったので、針の掛かり具合見てぜんぶ抜き上げ。掛かんないアタリはともかく、今日は掛ければバレが殆どありません。



ウィリ−でもオキアミでも唇にガッツリ掛かってるのが9割超。やっぱコレもシャクリ方なんだと思います。たまに身体が反応してアワセちゃう時もありますが、完全に乗っかってから巻き始めればほぼバレないっす。それと掛かった瞬間、電動でギャーっと巻き始めないで、テンション保ちながら手で大事に巻けばバラシは減ると思います。海が悪い日は特に。ちなみにハナダイの場合はドラグ緩めておいてアタった瞬間電動アワセ入れて、魚の重さでスプールが止まって空回りしたら針掛かり。その後、ドラグ締めて手巻きでやり取りに入る感じなので、自分的にはその辺り含めてまったく違う釣り。



先針にオキアミ着けていたらウレシイゲストの登場。ちょっと小振りですが夫婦二人で刺し身1回分は取れそうかな。イシダイはウィリーでも釣れますが、オキアミの方が圧倒的に確率は高いと思います。その後、オスで残念でしたが良型のウマヅラも釣れましたので、一応は着けエサ効果はありということでOK?潮は完全に止まって忘れた頃たま〜にアタリが出る感じ。10時20分頃から気持ち下げ潮っぽくなってきて、海面薄っすら濁りが被ってきました。かなり間が空いていきなり良型がドスンと食って、10時半、今日イチの37cmがヒット。コレも抜き上げ。このサイズになると貫禄が違います。



11時前、トロ〜っと下げ潮が流れ始めたら、胴の間からトモ寄りでアタリが出始めましたが、ミヨシ席は沈〜っ!間に網でも張ってあるのでは?と思う程、気配すら出ません。朝の釣れ過ぎ注意報はとっくに解除となり、マジメにシャクっていたら12時15分、ナント1時間45分振りに25cm級のイサキが来ましたが、状況変わらず次が来ません。流れも完全に止まってしまって魚の活性上がらず見込み無し。朝イチの上げ潮で稼げたので、あれが無ければヤバイとこだった。結果的には朝の2時間くらいの釣果+αといったトコ。諦めて13時40分に道具畳むと、直後13時45分ラスト10分コールとなりました。



【本日の釣果】
イサキ33尾(37、35、34、33、32×2、31、30×2、29〜25cmの25尾を持ち帰り、25cm未満〜22cmの8尾はカウントして放流)、イシダイ(28cm)、ウマヅラ(41cm/オス)、以上。イサキは良型多く、今回は30cm超が9尾。25cm超のキープだけでてんこ盛り。

【船宿釣果情報】
久里浜沖35m前後
イサキ9〜39匹 24〜37cm
その他 イシダイ・カワハギ・ウマヅラ

今日も開始早々からコンスタントにアタって好調の気配でしたが、その割にはあまり数は伸びず。ですが良型主体で細かいサイズはあまり混じりませんでした。潮変わりからは口を使わなくなり、アタリは単発でかなり難しくなってしまい、その後も活性が上がらず後半は喰い渋って厳しい状況になりました。イサキはトップ39匹がお二人で、33、25と続いて終わってみれば好釣果でした。



写真は船宿HPから借用。帰りにワカメとメカブをお土産に頂いたので、クーラー本当に満タン。



イシダイの肝焼き。ウマヅラのキモはパンパンでとても食べ切れる量ではないし、数値が上がりそうなのでゴメンナサイ。イシダイの方は小振りで色の良いキモが入っていたので、こちらを塩焼きで賞味。珍味ですねぇ。



イサキのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。いつも通り一晩ヅケたんですが、脂スゴイんで味の入りが薄目になりました。でも問題無く旨いです。持ち帰った中では小振りから使っていますが、下処理していたら、デカイ方がお腹のラードがスゴかったので、どんだけ脂あるんだろ!?って感じ。今のイサキは卵持っていませんし、内臓が少なくて食べる前から極上品決定。特にデカイ魚ほど太さが増しているのは間違い無いと思います。



イサキの刺し身。翌晩は普通の刺し身で頂きました。見てお判りかと思いますが、脂ノリノリなんですが、夏場のギロギロした脂とちょっと違って、しっとりして割と食べ飽きない脂なんですよ。なので、けっこうバクバク行けちゃいます。



イサキの皮焼き。刺し身で皮引けば皮が残るので、少し溜まったら焼くか湯引くか、今回は定番の焼きで賞味。なんか他にいい食べ方ありますかね?食べない場合はあらと一緒に出汁にしちゃってもいいです。



イサキ出汁のうどん。イサキの出汁はやっぱ蕎麦よりうどんの方が良さが生きると思います。優しくてまろやかな上質な出汁ですので、蕎麦でも悪いってことはありませんけど。ワカメは船宿さんからお土産に頂いたモノ。普段からワカメやメカブは食べてますけど、頂いたモノは新鮮で歯応え良く、味が濃くて旨いっすよ。



イサキのヅケ茶漬け。朝はうどんで昼がヅケ茶漬け。今晩は留守にするので、今日は朝昼で消費。ヅケ茶漬けも旨いっすねぇ。熱々の出汁でヅケが半生状態になって、口の中で溶けますよ。スルスルッと軽く行けちゃいます。



刻みメカブ。市販のパック入りのメカブを毎日食べているんですが、やっぱ頂いたヤツはぜんぜんモノが違います。湯通しした後、フードプロセッサで細かくするんですが、ネバネバしているので刃が滑っちゃって、電動でやってもけっこう大変。粗微塵で粒が揃っていないところが、また歯応えがあって美味しいんです。



イサキの炙り丼。今回、イクラを切らしていたので、たまたまあった「からすみ」を使ってみました。コレはコレで独特のコクが増して旨いっすねぇ。メカブも今回は船宿さんのメカブなので、いつもよりレベルアップ。イサキもこのサイズですと炙り丼には最適。味噌汁はイサキのあら出汁で船宿さんのワカメをタップリ使って、イサキの身の切れっ端も入っていてサイコーっす。朝から満足満足。



イサキのタルタル。生で食べたいんだけど、醤油味が続くと洋風を挟みたくなるんですが、いつもカルパッチョかマリネしか思い浮かばないので、他に何かなかったけ?ってことで、タルタルってのもあったね。所謂洋風なめろうみたいなもんで、細かく叩いちゃうから使う魚は小振りでOK。味付けは市販のパスタ用に売っているジェノベーゼソース(バジルソース)に絡めて、最後にライムの絞り汁振っただけ。市販のパスタソースに最初から味が着いているので塩、コショウも不要というお手軽料理。ワインに合います。



イサキの山かけ丼。この前やって旨かったのでもう一回。味はヅケダレで調整。船宿さんのメカブも入れてネバネバコラボで大変美味しいです。味噌汁はイサキのあら出汁に船宿さんから頂いたワカメでコレも旨いっす。



イサキのしゃぶしゃぶ。イサキでしゃぶしゃぶは確か初めてだと思います。トップ1、2の幅広の部位を皮付きで渡りで切っています。だいぶ包丁切れなくなっているんだけどよくできたなぁ。鍋にはイサキ出汁がカセットコンロでグツグツ。



しゃ〜ぶしゃぶと本当に2、3回潜らせると乳白色の半生状態となり、タレつけて口に入れた瞬間、溶けちゃいます。コレは旨い!マダイに勝るとも劣らずで良型ならではの醍醐味でしょう。タレは普通にポン酢、大根おろし、赤柚子胡椒、小ネギ。



イサキの炙り茶漬け。しゃぶしゃぶで使わなかった下半分から適量切り出して、炙って今回は出汁(しゃぶしゃぶの残り汁を調味したもの)を注いで茶漬け。丼類とか茶漬け類もそれぞれ数種できますし、麺でも行けますので、夜つまむよりは朝昼の方が物量的にはけるかも。



イサキ出汁のうどん。かみさんはこっちを食べてました。しゃぶしゃぶの残りの下側から炙り茶漬けで切り出した後の切れっ端がけっこう入っているようです。



イサキの釜飯。釜飯の釜は「峠の釜めし本舗おぎのや」のモノ。30年以上前、仕事で長野に出張することが多く、まだ新幹線が無い頃、信越本線の横川駅で碓氷峠を超えるための機関車の接続・切り離しの際、停車時間が5分以上あって、その間にホームに降りて買うことができたんです。帰りに2つ買って電車で1個は食べてしまうのですが、もう1個はお土産用。毎回、釜が貯まる一方だったので、4個だけ保存しています。この釜で炊くといい塩梅におこげができて、コレがまた香ばしくて美味しい。



イサキの炊き込みご飯。釜飯2個作るのメンドーとかで釜飯は1個。別口で炊き込みご飯を作って食べていました。残りはおにぎりになっていたので、後日また焼きおにぎりや茶漬けで食べられそうです。



イサキの炙り刺し身。だいぶ残りも少なくなってきたので、この辺でもう1回炙りでも食べたいね!と意見が一致。2番手の半身がまだあったので、幅広のいい部位だけを切り出して炙りました。今回は最初から最後まで塩でいきました。釣って来て5日経ちましたけど、身はまだ硬さがあって脂ノリノリ、まったく身がヘタれていません。恐るべしこの時期の良型の実力。



イサキご飯の焼きおにぎり。早速、昨日の炊き込みご飯の残りで焼きおにぎり。醤油が焼けて香ばしさアップ、海苔巻いて食べると最高に旨いっすね。



イシダイの刺し身。6日寝かせて刺身で賞味。いろいろ釣れた時にイシダイは後回しにできるので助かります。このサイズですと刺身で昨日、今日が食べ頃、もうちょっと型が良ければ数日後ろ倒しにできるかな。1Kgクラスで普通に一週間は持ちます。火を入れる料理であれば+3、4日は大丈夫。早いと身が硬いばかりで、それを好む人も居るかもしれませんが、ちょうど今頃になると硬さを保ちながら、脂が全体にしっとりと回ってきて、コレコレって感じになります。



イシダイの皮ポン。イシダイも皮が美味しい魚ですので、焼いても湯掻いても美味しく戴けます。今回は湯掻いてポン酢、赤柚子胡椒、小ネギの定番で賞味。皮の裏側、所謂皮岸と呼ばれる部分に旨味と脂があって珍味です。



ウマヅラの掻き揚げ。良型でキモパンでしたがオスだったので揚げ物にしちゃいました。ウチの掻き揚げの定番は魚+玉ネギと大葉。桜エビ混ぜても旨いんですが、ウマヅラ相手だとエビが勝っちゃうんですよね。沢山揚げておいて後日天ぷら蕎麦、うどんにも使う予定。



イシダイの茶わん蒸し。刺し身の切れっ端の身を使って茶わん蒸し。沈んじゃって身は見えませんが、底に溜まっています。火を通した身もトロトロして旨いっす。鍋にすると旨いんですが、今年は数少ないようで最近そこまでの釣果がありません。



ウマヅラ出汁の掻き揚げ蕎麦。昨夜の掻き揚げの残りで蕎麦をやりました。出汁はウマヅラのあらですが、蕎麦にしちゃうと麺つゆのカツオが勝っちゃいますね。ハギ系固有の自然の甘みは感じられます。



ウマヅラ出汁の掻き揚げうどん。かみさんはうどんにして食べてました。味見してませんが、恐らくこっちの方がウマヅラの出汁は感じられると思います。



白身出汁のリゾット。白身出汁って書いたのは、イシダイのあら出汁とイサキのあら出汁のブレンドっていうことなんです。どちらも白身出汁なので合わせても違和感はまったくありません。味付けはいつもと同じで、岩塩と粉チーズのみ。ご飯は量って食べてますが、こういった食べ方にすると嵩が増えるので、おかずはなくともけっこう満足感はありますね。ダイエット食と言ってもいいくらい。



イサキの一人鍋。今夜は私一人だったので、かみさんが一人用の鍋を用意して出て行きました。ちょうど一週間経ちましたが、イサキはまだ良型が数尾残っているようで、鍋用の切り身が6切れありましたが、入れたの4切れだけ。まだあるそうなので、次回の釣りまでに何かしら消費はできそうです。しっかし、この時期のイサキは旨いっすねぇ。



イサキご飯の焼きおにぎりとイサキの味噌汁。先日のおにぎりの残りと味噌汁。昨日の鍋の残りではなくて、新規で作ったので味噌汁としましたけど、鍋の残りの味噌仕立てと大して変わりません。赤柚子胡椒を少し混ぜてあるのでパンチが効いています。今の良型イサキ、鍋とか味噌汁にすると溶けるような食感でホントに旨いです。焼いてみてはいないんですけど、恐らく鍋や汁もの系の方が合うような気がしてます。焼くのなら西京漬けとかにした方が持ち味が生きそう。今度釣れたらやってみましょうか。出汁以外はたぶんこれで完食。

- Topics Board -