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2024/02/11
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
2月11日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

なんだか今年は新年早々、重篤な風邪をひいたり、腰痛が悪化して身動きできなくなったり、そういう意味ではあんまり良いことがないですね。あの風邪は治ったと思ってから2、3週間咳だけ続いたので、後から考えると新種のコロナだったのかも。腰の具合も前回の1月27日の釣行前から異変は出ていたのですが、海が悪くて船上で悪化させる羽目となり、帰りはナントか家まで辿り着いたという有様。前回の釣行から2週間半経った本日で回復具合はまだ8割程度?一応、普通に歩けるようにはなったので、海が悪くなければ一日持つかどうか?ぜんぜん自信は無いですが、そろそろ我慢できずに釣行を決断。



いつもの時間に単独到着すると本船はお客様5名でミヨシに常連Kさん、胴の間に私、トモに常連Iさんの3名、左舷は常連Sさんともう1名何度かお会いしたことのあるお客様で2名。船長、気を遣ってくれて一番揺れが少ない胴の間を空けておいて下さいました。ありがとうございます。お隣マダイ船はお休み、ムツ船は常連S帝王他7、8名様。日中の潮周りが大きくなる時期なので、そろそろムツもやり頃かも!?7時少し前に出船して、港前でスパンカを揚げるといざ発進。今日も航路下のいつものイサキポイントへ一直線。浦賀水道航路1番緑ブイの南東面で下り船航路の中。



航程15分程で減速すると、何度か旋回して探索。思ったより風強くて、回る度に飛沫を浴びるわ、想像よりだいぶ海悪くて聞いてねぇよって感じ。場所が決まって7時20分、第1投。北東の風けっこう強く、体感で10〜11mくらい。天気は晴れで海はそれなりにドッタンバッタン。胴の間ですが流石にこの揺れ方はヤバイかも。水色は上の方は澄んでいますが、すぐ下から色が着いて薄濁りという感じ。大潮の最終日で朝から下げ潮、ちょうどお昼頃が干潮、その後、帰りまで上げ潮。イサキは上げ潮の方が活性上がることが多いですが、後半の上げ潮の場合、風向きと流れ方向との関係で、船がどっち向くかがけっこうキモ。



指示ダナは海面から30〜22、3m。今日は一日中同じタナで通しました。開始早々ミヨシのKさんとトモのIさんにイサキが上がりましたが、自分はなかなかアタリ自体が出せずにすでに出遅れ感アリアリ。30分以上経過した7時55分、ようやく初のアタリでコレが30cm超の良型。その後がまた間が空いてしまって、船長から指導。ウィリーじゃないと食わないからね!ハリスは2号以下、1.7号とか1.5号の細目じゃないと食わないよ!自分、ハリス2.5号で枝素にイカタン餌、先針にオキアミ。ぜんぜんダメじゃん。2号の全ウィリー仕掛け持って来ておらず、参ったなぁ。



船長に窓から仕掛けを手渡されてコレが2号の全ウィリー仕掛け。どうもすみません。よく見ると針はたぶんチヌ1号で、4本針。ウィリーの色は上から薄緑、ピンク、白、濃緑。ウィリーの巻き方にちょっと工夫がみられて、オレの巻き方とぜんぜん違うわ。細かいことは企業秘密でしょうから書けませんが、頂いた仕掛けに換えて、しばらくしてドスン!ウィリー針に34cmの良型。釣れますねぇ。そうこうやっているウチに予想はしてましたが、下げ潮が速くなってしまい、かなり釣り難い状態。1回でトモ方向にぶっ飛んでしまって殆どシャクリにならず。コレだとビシ重たくしても焼け石に水だしな。



9時過ぎの周り直しから流し釣りに変更。指示ダナは一緒。船流してくれているので、場所が外れる度に潮周りとなり、一流し約15分前後で上手に戻って入れ換えの繰り返し。魚っ気出ると連続でアタったりするんですが、潮が速いせいか掛かりが悪くなかなか増えません。何度も流していくうちにポツンポツンと良型が掛かってくれて、今んとこ殆どが30cm超の良型ばかり。このサイズだったら15尾も釣れればおかず的には大漁ですよ。しかも魚体がまっ黄色で体高があって、後でお腹捌いたらどれもラードビッシリ。卵は入っていないし内臓も少な目で極上品の寒イサキですからね。



形的にはトモ流しがお昼前まで続くのだと思いますが、やはりアタリの出方はトモのお客さん優勢かな?いつもだと私が入る右舷ミヨシのKさんは、たまにアタリは出すのですが、アタリの数自体は少なく、掛けるとバレも多くて調子上がらず。右舷ミヨシで釣ってるとよくあるんですが、あたかもお隣りさんと自分の間に網でも入っているんじゃないか?くらい、自分だけ魚っ気が出ない状態に陥ることがあるんですよ。今日は立場が違いますけど、自分もよく経験するパターンなのでワカルワカルその感じ。Kさん、2号のウィリーが無くて困っていたところ、後からバッグに沢山仕舞ってたのが判明したりと悪循環?



ポツポツ拾うことができてリーチから少し間が空いたものの、11時15分、久し振りにツ抜け達成。その頃、だいぶ潮が緩んできたので、周り直して止め釣りに変更。下げ潮の緩み際、少しアタリの頻度が増して連続で釣れる場面もあって好調。やっぱ潮流ってのは大きい要素なんですよ。マダイなんかでもぶっ飛んでいる時間帯は釣れなくて、緩んできた瞬間、時合いでバタバタっときたりが普通ですから。12時少し前に15尾に達して、ちょうど12時、コレが本日最大の36cmで16尾。コレでもかなりデカいですが40cmともなるとスゴいんでしょうね。



その後、上げっ端、サイズが細かくなってしまって、25cm級まではキープするも20cmちょいのはカウントせずに放流。今日は30cm超のオンパレードですからいいんです。平均サイズは自分史上最高かもしれません。時間通り上げ潮が素直に効いてきてきてポツポツと24尾でお土産十分。終盤、潮が速くなって風が弱まると懸念していた状態。船が東向いて、道具が船下に入る形となりアタリ出せずに万事休すか。想像以上の海悪と大型船のデカイ曳波を受けまくって腰がも〜限界。機敏な動きは無理なので、13時40分、少し早めにお片付け開始。すると直後の13時45分にラスト10分コールとなりました。



【本日の釣果】
イサキ24尾(36、34、33×2、31×3、30×3、29〜25cm、24尾中30cm超が10尾と今日は型が良かったです。)、以上。その他、小型イサキ数尾とサクラダイは放流。2週半、釣り休んでもまだ腰がダメダメなので、まともに釣りができるのは何時になるのやら。

【船宿釣果情報】
久里浜沖35m前後
イサキ9〜33匹 23〜37cm

朝一からポツポツアタってくれましたが、潮が速くなってしまい9:00ごろから2時間ほどは流しながらの釣りになりましたがポツリポツリと拾うことはできました。お昼ごろからアタリが遠のいたんですが、残り1時間あたりから若干活性が上がって単発でしたがアタリが出てくれました。イサキはトップ33匹に次いで、30、24、19と続いて順調に釣れた1日でした



写真は船宿HPから借用。氷は沈めてデカイの上に盛っています。



イサキの叩き。おかず大漁なので、当日から着手。小振りからと言っても25cm超ですが、当日はまだ硬いかもしれないので、叩きにして賞味。そうですね、確かに硬いですが、叩くことで脂が出てきてかなりの上物。



イサキのヅケ丼。まずコレはやるでしょう。いや〜、魚が極上品なのでどうやって食べても旨いですよ。ヅケ丼にメカブは最近のマイブーム。血圧に良いみたいなので、1日1パックは食べてますけどね。朝からサイコー!味噌汁はイサキのあら出汁。



イサキのカルパッチョ。翌晩です。醤油味が続いたので、ここで一回洋風を挟むことに。味付けは我が家の定番のアッサリ系。岩塩、粗挽き白コショウ、ライムの絞り汁、オリーブオイル、ピンクペッパー。香草を切らしていたので、ルッコラで代用。まだ硬さがありながら、脂スゲェ乗ってて旨いっす。



イサキのヅケ茶漬け。ちょっともったいない感じもありましたが、バンバン消費しちゃおうということでヅケ茶漬けで賞味。脂スゴいんで口に入れた瞬間溶けますよ。朝から満足、ご馳走さまでした。



イサキの刺し身。2日後です。昨日、カルパッチョで賞味したので、今夜は満を持して、皮引いた普通のお刺身。なんか脂の乗り方が冬場独特といいましょうか、ギロギロしておらず、しっとり感があって大変上品なんです。



イサキの皮焼き。30cm級ですと1尾分の皮でも一品になります。一番オーソドックスな皮焼き。テキトーな幅で切って、ホイルに乗せて、グリルで焦げ目が付くまで焼いたら、塩振って食べるだけ。皮引いた裏側の皮岸の部分に脂と旨味があります。



イサキ出汁のうどん。先日はイシダイのあら出汁でうどんを頂きましたが、やっぱりイサキ出汁もうどんが合いますね。上品で優しい味が出ています。この掻き揚げも生協の冷凍モノだそうで、いつものと違って、こっちは海老入りなんだとか。



イサキの握り寿司。イサキで握り寿司。しっとりと良質な脂が乗った良型イサキは酢飯とも相性抜群。映ってませんが、味噌汁もイサキのあら出汁で旨いです。



イサキの皮ポン。ここんとこ皮は焼いて食べるのが続いたので、刺し身や寿司で引いた皮をまとめて茹でてポン酢で賞味。薬味は定番の赤柚子胡椒と小ネギ。皮剥いた裏側、所謂皮岸と呼ばれる部分に一番脂と旨味がありますが、茹でることで余計な油分が抜けて旨みの塊、コレはイケますよ。



イサキの炙り丼。皮付きで炙ったイサキの身をたっぷり乗っけたら、メカブ、イクラ、大葉の千切りをトッピング。いや〜旨い!としか言葉がでません。朝から爆食い。山葵が盛ってありますが、食べるときは掻き込みたいので、小皿に薄口醤油と出汁醤油を半々、そこに山葵を溶いて全体に回し掛けちゃいます。味噌汁はイサキのあら出汁ですが、炙り丼に乗らなかった端切れの身がたくさん入っています。味噌汁の身がホロホロと溶けそうだったので、ちょっともったいない気もしますが、鍋にしたらかなり旨いかも。あとどのくらい残ってるか冷蔵庫見てみよう。



イサキのマリネ。たまに洋風を挟みたくなります。イサキをぶつ切りにして15分ほど塩〆。流水で塩と余計な水分を洗い流して、よく水気を拭き取ってから、塩、コショウ、ライムの絞り汁、ワインビネガー、香草(今回はディルの微塵切り)、絶対欠かせないのがケッパー。ワインのお供にさっぱりしていてバクバク食えちゃいます。



イサキの山かけ丼。ぶつ切りにしたイサキを一晩ヅケたら飯の上に好きなだけ盛って、摺り下ろした山芋とイクラ、大葉の千切りをトッピング。味付けはヅケダレで調整。コレは初めてやりましたが使えますよ。終盤、追い山芋して出汁醤油を少々。



イサキの皮焼き。いつもやってるヤツです。何匹か分溜まったので、今回は焼いてみました。旨いっす。



イサキの炙り刺し身。順調に食べ進んで、だいぶ残りが少なくなったところ、かみさんがもう一回炙りで食べたいということでやってみました。釣って5日後になりますが、この季節のこのサイズのイサキはまったヘタリません。いいトコだけ取って端切れは鍋に入れちゃいました。



イサキ鍋。コレは初めてやりましたが、先日の味噌汁に切れっ端の身を入れたのがきっかけ。味噌汁に入れた身がトロっとして旨かったので、コレは鍋で行けるぞ!あまり煮込んでしまうとボロボロに崩れる恐れがあったので、野菜や豆腐などの具材を先にイサキのあら出汁で煮ておいて、火を切る直前にぶつ切りにしたイサキの身をドバっと入れたら、すぐ火を切ってしまい、むしろ余熱で火を入れる感じ。コレが作戦成功で、身が崩れずに脂の乗ったホロホロの身が味わえました。残りは翌朝、味噌仕立てにしようと思いますが、流石に温め直すと崩れるかもしれません。イサキの鍋は初めてでしたが、かなりアリですねぇ。大きめの魚を使うのがポイントかも。



イサキ鍋の味噌仕立て。翌朝は残りの鍋を味噌で味変。ウチの味噌と麦味噌のブレンドだそうですが、元々具材から自然な甘みが出ていたので、甘みのある麦味噌を控えめにしたらしいです。良型ほど皮がしっかりしているので、温め直しても思ったより崩れませんでした。味噌もいいっすね〜。



イサキの棒寿司。一番デカかったヤツ1尾、3日くらい昆布〆にしておいて、満を持して棒寿司で賞味。棒寿司はやっぱりデカいイサキ使うのが醍醐味。身が幅広でスゴい厚み。1尾分2枚を尻尾側で交差して厚みが均等になるように酢飯の上に乗せたら、サランラップをしてスダレでキツく巻いて数十分寝かせて、食べるときはラップごと濡らした柳葉で引いて切るのがコツ。脂乗ってるので3日昆布〆にしてもそんなに味が入らないくらい。出汁以外はコレで終わりかな?

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