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2022/11/12
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
11月12日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週は久々のアカムツに乗船しましたが案の定の撃沈。その前後の出船ではそこそこ釣れているので、行く間が悪いとしか言いようがありません。船長に訊いてもやってみないと判らないそうなので、確実に言えるのは釣りたければ回数やること。一方、先々週にW五目に乗船して、フグの猛攻により仕掛け大量消費したため、制作が間に合わず(時間はあるのですが、作るのが億劫で、そうそう大量生産できず)、2週間でやっとこさ18組作ってほぼ元の量まで回復。船長の話によると先週かな?一旦フグが収まりかけたのですが、また復活してしまい、木曜のお客さんは24組使ったとか。日によって程度問題だと思うのですが、カイワリ食べたいので行ってきます。



本船はお客様10名で右舷ミヨシから私、常連Oさん親子、トモに常連さん2名の5名、左舷ミヨシから何度かお顔合わせした3名様とトモに2名の5名様。お隣マダイ船はT達人他5名様。ムツ五目船は常連U達人、Sさん他で7名様かな?明日は寒冷前線の通過により、後半から南風が吹きそうなのもあってか今日は概ね盛況ですね。7時前に出船して成り行き港前で定刻を迎えるといざ発進。しかし11月中旬にしては暖かい朝。ここんとこ高気圧に覆われ過ごし易い日が続いてますが、今日も最高22度予報でTシャツ、長袖シャツにパーカーのみ。寒冷前線通過後の来週始めは寒気に覆われそうです。



東電防波堤を面舵に回って航程8分で減速すると、何度か旋回して位置取りが決まって7時10分過ぎに第1投。北の風で晴れ、海上ナギ。水色はキレイな澄み潮。中潮の2日目で朝イチ7時20分に満潮、12時30分頃に干潮の予報。水深23、4mで指示ダナ底から3〜8m。何投か入れ替えてもアタリ無し。最初にアタったのはキュウセンベラ。この魚、カワハギの時期になると湧いてくる定番外道。10分、15分でマメに周り直すと2回り目、良さ気なアタリが出てコレが30cmジャストの尺ハギ。専門船で釣るよりシャクリで釣れるカワハギはデカイのが多いです。要は細かいカワハギは居てもなかなか針に掛からないってこと。



色が真っ白なので活性高いようですね。きっと時期なので数集まっているのですが、針に掛からないだけと推測します。低めのタナで10cmくらいのマメアジのアタリが出始めましたが、泳がせの餌サイズなので敢えて狙わず。いや〜まともなアジが食いませんねぇ。25cm前後が10尾釣れればOKなんですが。再び良さ気なアタリが出ましたが、先程のカワハギより突っ込みが鋭いのでなんだ?と思ったら小振りですが今季初のイシダイでした。27cmあるのでおかずにはなるでしょう。これからが本番ですが今季はどうかな?今年の初釣り、マダイ船で1.7Kgと1Kgが上がって、その次はキロ前後主体に4枚上がりましたけどね。



(写真は船宿HPから借用)その後も何度か回り直しましたがアジの気配は出てくれず、8時40分回収指示。下浦のハナダイ、カイワリポイントに移動となりました。10分程、南西方向に走って減速。何度か旋回して場所が決まると8時55分、再開。水深38、9m中心に40m〜36mといったところ。指示ダナ底から3〜10m。こちらも水色はキレイでフグさえいなければ食いそうな水なんですが、気持ち下げてるのかな程度で潮っ気が殆ど無し。いつものパターンだとコマセが効く前は静かなんですが、時間の問題でフグが集結してしまい拷問状態。今日はウィリー8組、空針8組、枝素10本結んできましたけど足りるんかい!?



ブッコミでトモのお客さんにハナダイがアタったようですが、途中でサヨナラ。前回釣ったハナダイはお腹がかなり叩いた後のようで、フグに邪魔されている間に乗っ込み終了の可能性も大ですね。だとするとこの季節にツ抜けできないのは寂しい限り。夏の剣崎沖は期間が短かかったものの、そこそこアタリは多かったのですが自然とは解からないものです。3回目くらいの入れ替えで、早くもフグの洗礼で船長もしかめっ面。一時パタパタっと船中カイワリが上がり始めたと思ったら、私にもアタリ出て、コレが巻けないくらいの重量感。やりくり上、たまたまハリス2号に落としてたらコレだもんな。



(写真は船宿HPから借用)回収すると水面下に4つの光る物体。ナント!カイワリの4点掛けパーフェクト。3点掛けは何度もありますが4点はもしかして初めてかも。しかもいいヤツは26cm級。こりゃ重たいワケだ。一投でおかず確保したのは良いのですが、その後がぜんぜんダメで予想通りフグの猛攻。フグ・フグ・フグ、たまにカイワリでカイワリは半分以上バレるという塩梅で、その後2枚追加がやっと。邪魔者大活躍で思ったようには数伸ばせません。ハナダイは船中忘れた頃に誰かしらが上げるのですが、どれも単発。私ももしや?というのはありましたが針掛かりせず。この季節に型見られないなんて!?昨年も秋の部は良くなかったけどね。



認識しただけで右舷トモ1番&2番さん、胴の間のOさんお父さん、左舷胴の間さんの4枚くらい。結果的には船中5枚と出てましたね。なんとかやりくりして仕掛けの消費を最小限に抑えましたが、ウィリー8組、空針4組、枝素9本の消費。上がったフグは前回よりは少なめですが、それでもほぼほぼバケツ一杯で、恐らく25尾超え。水炊き何回できるのかな?お昼前から一瞬フグもアタリ出ない時間帯もあったり、そろそろ潮止まりという関係もあるのか、カイワリもハナダイもまったく気配出ず。風も止んで、池でシャクってるような感覚。終盤はフグ以外のアタリ無く、13時50分ラスト10分コールが出て、そのまま14時に上がってきました。



【本日の釣果】
イシダイ1枚(27cm/430g)、カワハギ(30cm/500g)、カイワリ6枚(26〜21cm)、その他、サバフグ大漁、ショウサイフグ、キュウセン、マメアジは放流。

【船宿釣果情報】
久里浜・下浦沖25〜40m
ハナダイ0〜1枚(船中5枚) 29〜35p
カイワリ2〜9匹(船中50匹) 21〜26p
その他 カワハギ・イシダイ・アジ・イナダ
ハナダイ、カイワリは当たりは少ないんですがバレる方が多くておまけに邪魔者も多く、増えるのは駄目になる仕掛けばかり…お昼過ぎてからは全体的には活性が落ちてしまいました。



カワハギの薄造り。コレで尺ハギ1枚分。キモは大きいのが採れましたが、1/4くらい使ってキモ乗せ刺し身で頂きました。時期も旬ですし歯応えと甘みがあって旨いっすね〜!



カイワリの刺し身。下浦沖のカイワリの最高の食べ頃は2日後。26cmの2枚分。硬いんだけど脂スゴイという刺し身としては極上品。



カイワリ出汁のつくね野菜鍋。カイワリ6枚分の頭を割って出汁採って、鶏のつくねと野菜からも出汁が出て旨みたっぷりコク深く濃厚な味わいとなっています。



カイワリ出汁の蕎麦。カイワリのあら出汁で蕎麦。毎回同じコメントになってしまいますが、アジやイナダ出汁に比べてカイワリ出汁は上品な味わいになります。出汁はしっかり出ていて味は美味しいです。掻き揚げはいつもの生協の冷凍モノ。



カイワリのヅケ茶漬け。昨夜は久々の外飲みでけっこう帰りも遅くなったので、翌朝はヅケ丼よりも敢えてヅケ茶漬け。飲み過ぎて疲れたお腹に優しく有難い一杯。



カワハギの兜煮。尺ハギに敬意を払って頭はちゃんと煮て賞味しました。付け合わせはキモ、船宿さんの早煮昆布、ホウレンソウ。このサイズですとけっこう身が採れて一品の価値があります。



カイワリの掻き揚げ。カイワリと玉ネギと大葉で掻き揚げ。コレはまず間違い無く旨い。今回は天つゆ作らず塩で頂きましたが、ウマいっずよね。他にゴボ天なども揚げて明日は天ぷら蕎麦かな?



カイワリの天ぷら蕎麦。予定通り、昨夜のカイワリの掻き揚げとゴボ天で蕎麦。出汁はカイワリのあら出汁なのに加えて具が贅沢なのでもう言うこと無し!朝から大満足でした。



イシダイの刺し身。6日寝かせて金曜の夜。食べ頃としてはベストでしたね。全体に脂回って、歯応えも損なうことなく、臭みもゼロ。型は大したモノではありませんでしたが、魚の底力がありますよね。夫婦で1枚平らげてしまいました。



イシダイの茹で皮ポン。イシダイの皮を茹でてポン酢で賞味。皮の美味しい魚の頂点ですから、捨てちゃうワケにはいきません。皮を塩焼きでも美味しいのですが、サイズが小振りで皮も薄めなので、茹でてポン酢頂きましたが、やっぱ正解だったかも。

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