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2022/12/10
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
12月10日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

この冬は航路下でイサキが釣れ続いていて、一昨年くらいから夏場の時期に航路下を攻める船が出始めたのをきっかけに、今年の3月はマダイ船で爆釣りさせて頂いて、モノが極上品で型もデカイ。夏場と違ってお腹の中抱卵していないのにラードでパンパンですもんね。所謂、寒イサキですよ。ココでコレが釣れるんだったら、6〜8月の剣崎沖で必死にウリンボ釣るのがバカバカしくなるばかり。12月に入っても釣れ続いており、今週木曜は名人が束に迫る数を出していました。しかもお昼までの数ですからね。そんな中、先週の土曜日は谷間で大苦戦、今週も土曜なので一抹の不安はありますが、数は15〜20あれば十分なので行ってきます!



いつもの時間に単独到着すると本船お客様9名で右舷はミヨシから私、常連Mさん、お久しぶりのTさんKさんコンビの4名。左舷ミヨシからお2人連れと後ろに3名様で5名。お隣マダイ船はT達人が左舷トモに居られて7名様。ムツ五目も7名か8名様と今日は全船お客の入り良く賑やかに出船です。マダイ船の後に離岸して、港内でスパンカを揚げること成り行き定刻を迎えて7時ジャストいざ発進。最近のパターンでまずは真沖に走って航路下のイサキ狙い。ウィリー仕掛けでも食うのは判っているのですが、釣れ過ぎ防止、型優先で今日もハリス2号、マダイ針7号のオキアミ餌2本針でやります。



航程15分で減速、浦賀航路1番緑ブイと中央1番赤白ブイの間の下手で旋回、先着の船で小船団ができかけています。位置取りが決まると第1投のアナウンス。指示ダナは底まで下ろさずに海面から37〜30m。リールのカウンターで見ないで必ず糸目で見るように!ビシは下全閉、頭は絞ってポロポロっと出るくらいに調整!コマセ出し過ぎるとすぐに食わなくなります。北東の弱風で晴れ、海上ナギ。水色は澄み。大潮の最終日で朝から下げ潮で12時前が干潮、午後から上げ潮の予報。道具入れるとトロっと下げ潮でミヨシはド潮ケツ。



この風の弱さは久し振りかな、朝から12月とは思えない気温で何と爽やかで気持ちいい!ただ風が無い分、大型船の曳波を諸に横受けして桶や荷物がぶっ飛ぶこと数回。1投目アタリ出ず回収、2投目、本日一発目のアタリでてくれて、コレが後の計測で33cmの良型。結果的にコレが今日イチの型になるのですが、前回も初物が一番だったので、もしかして開始してデカイのから最初に食ってくるというのがあるのかもしれません。タナはいつもと同じ糸目で32mくらいなので、水深が40mだとすると底上8mくらい。コレを機に6連荘でアタリ出て、今日はイイかもしれないと思った矢先・・・。



あれっ!?アタリ出なくなったじゃん。急にアタリの間が空き始めたと思ったら、潮先の船尾にビッタリM六丸が着けており、コレが原因か?急にこの激変はおかしいでしょ。早くどいてくれないかな。その後、船中全体に開始時の勢いが無くなってポッツンポッツンでやはりトモ寄りのお客さんの方がアタリ多いですね。こちら忘れた頃にポッツンで、まぁこの型が50も60も釣れたら大変なので、苦労するくらいがちょうど良いのですが、アタリが少ないとやってて、釣り的にはなかなか苦戦状況という雰囲気。朝の30分以降、急降下して8時半にやっとツ抜けして、8時45分に12尾で完全ストップ。



見る限り船が8隻居て、大津O丸が湾口部に移動した後、八景Y丸が入って、船毎に差はありますがけっこうお客さんも盛況なので、平日と比べるとコマセ撒き過ぎなのもあってか、食い渋るのは分かるような気がします。おまけに下げ潮が行かなくなって段々潮っ気も淀み気味。好転する要因は無いです。イサキが口使わなくなってからウマヅラ等のハギ系の餌盗りは居たのですが、次第にコイツらも居なくなって、毎回オキアミが残ってくる状況。マジメにやり続けますがお魚のアタリ皆無。やっぱり毎週土曜日は谷間みたいですね。まぁ12尾あれば食べるにはちょうどいいのですが。



入れても入れても自分アタリ皆無で、船中忘れた頃に何方かがイサキを上げておられるので居るには居るんでしょうけど。トモの方でウマヅラが上がっていたのでやっぱり餌盗りはコイツらなんでしょう。前回1枚上げましたが、今日はぜんぜんダメです。延々とアタリ皆無の時間が続いて、かれこれ2時間超、10時50分を回った頃、おっと久々の明確なアタリ。ちょっと引きが違うかも!?と思ったら、水面に現れた魚影は想定外の長いヤツ。今季2本目となるアカヤガラ。前回より一回り小さいですが、美味しいのでラッキー。しかし、桶にもクーラーにも納まりが悪いのが難点。おまけに表面ドロドロだし。



11時を回った頃にトモよりでイサキがポッツンポッツン顔出したのですが、置き竿に食っちゃったよ〜とかそんな感じで全然好転とは言えず。11時30分、海上保安庁に航路空けてください!と名指しで言われたのを機に、諦めて東電前に移動となりました。海上ナギで気持ちの良いクルージング。気温も暑くも寒くも無くちょうど良し。場所が決まって11時55分、第二部の開始。水深23、4mで指示ダナ底から3〜8、9m。水色はスケスケ。潮はまだ下げ残りでトモの潮。開始2投目で強烈なアタリでコレが久々の大アジ。イシダイ狙ってたのでもしやと思いましたが、途中の動きが違うもんね。コレ40cmありそう。



今日は潮澄んでいる割に大アジが元気で船中全員型見る勢いで、イサキが苦戦だった半面、アジで嵩が増えるような状況。2投目、3投目辺りから潮変わりで上げっ端、コレはもしかして?というアタリが出てくれて、やりました〜っ!今日も型見ましたよ!後の計測で32cmのイシダイ。中型ですが、コレでも1回では食べ切れないくらい採れますからね。すぐに入れ替えると、余韻も冷めやらないウチに再びソレっぽいアタリが出てくれてナント2枚目をゲット。後の計測で31cm。イシダイは食う時は立て続けにアタる傾向が高いです。下げっ端、上げっ端の潮変わりの一瞬とか、止まっていた潮がトロっと動き始めた一瞬とかね。



もしかして最近イシダイのシャクリ方がだいぶ手に着いて来たかも!狙って釣れますから、なんちゃってね。しかし、その後は上げ潮が本格的に効いてきて、いいアタリ出てもみんな大アジ。今日も一発イナワラが食いましたが、今回は切られてしまいました。ちょっと2.5号で獲れる相手じゃなかったです。周りのお客さんが小振りのイシダイや良型のカワハギなどを上げておられますが、自分は最近イシダイは釣れるけどカワハギに嫌われている状況。シャクリ方ですかね?その後、特に追加できないまま13時45分、ラスト10分コールとなり、1回入れてダメで直後お片付けに入りました。



【本日の釣果】
イサキ12尾(33〜25cm、30cm超が3尾)、イシダイ2枚(32cm、31cm)、マアジ5本(40〜37cm)、アカヤガラ1本(99cm)。その他、スズメダイなどは放流。イシダイはここ5釣行のうち4釣行で釣れて、中型主体ですが今季14枚目と好調。

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜40m
イサキ6〜33匹 23〜36p
その他 アジ・イシダイ・カワハギ・ウマヅラ・アカヤガラ

今日も日差したっぷりで穏やかでしたが、魚の活性がよかったのは早い時間帯だけで徐々にアタリが遠のいてしまいました。アタリが復活したのは11時近くでしたが、ポツン…ポツン…という感じでした。お昼前に東電前に移動してシャクっていただきました。



写真は船宿HPより借用。



アカヤガラの茹でキモポン。アカヤガラは前回もそうでしたが、良質なキモが入っていてコレが旨いんですよ。今回も茹でポンで賞味。珍味中の珍味と言っていいでしょう。



イシダイの皮とキモの塩焼き。当日は先週のイシダイの刺し身を食べましたので、皮は先週釣ったイシダイ、キモは今日釣ったイシダイという不思議な組み合わせ。コレだけで1杯イケちゃいますよ〜っ!(とか言ってますが、今週は忘年会で来週は採血だ〜っ!)



アジのヅケ丼。アジでやるのは久し振りかなぁ。アジがデカかったので脂無くてもヅケちゃえば美味しいでしょ、と思ったのですが、まだ翌日なのにお腹周りの身は脂あって、少し寝かせれば脂けっこう出そうな感じがします。味噌汁は先週のイナダやイサキ出汁の残りを合わせたもの。出汁を混ぜる場合、白身同士とか青物同士が定石ではありますが、味噌汁だったらあんま細かいこと気にしなくても大丈夫。



イサキの炙り刺し身。もしかすると炙って刺身は久し振りかもしれません。皮が旨い魚ですからね、炙って香ばしさが増して、身は脂ノリノリで旨いっす。



イサキのヅケ丼。ヅケ丼続きになりますが、アジの次はイサキ。脂スゴイのでヅケるとトロットロの食感になって、バカウマ一気食いで完食。味噌汁はイサキのあら出汁でこちらも脂浮いて濃厚。昨夜採った出汁が冷蔵庫でブルブルに固まっていました。



アジのなめろう。脂の乗り具合は個体差があって、総じて言うとそんなに乗ってないかな。なのでなめろうは粘りが出るまでよく叩くと旨味が出てきて美味しいです。毎度のことですが、色が濃い目なのはウチの味噌が発酵し過ぎて真っ黒になっているのが原因で、実際はそんなに味噌は入ってません。5本釣ったウチ2本かな?体形が平たい魚が居たんですけど、脂乗ってたのはコイツらかもしれません。ちょうど釣果写真の右の2尾ですね。料理人が下ろして使っているので自分ではどれ食べたのか判らないんですが。



アジのなめろう茶漬け。翌朝です。昨夜のなめろうは翌朝用に取り分けておいてあります。食べる直前にバーナーで炙って香ばしさアップ。熱々のアジのあら出汁を掛けたら冷めないうちに全部崩して混ぜちゃうのがキモ。これによってなめろうから出る旨味と出汁の旨味が融合して最終的にはバカウマ一気食い。これもクセになって止められないヤツ。



イサキのパエリア。これで2尾使ったそうです。生の米から炊くので時間掛かりますが、イサキやアサリなどから出汁が出てサフランや香草で奥深い味わいになっていました。この季節、アサリは剥き身の冷凍ものだそうですが、このような使い方でしたらまったく遜色ないです。全体量としてはコレで2人で2食分くらい。



アカヤガラの刺し身。3日寝かせてそろそろ食べ頃。下処理の仕方は2回目なので魚の構造が少し理解できてきてスムーズにできたかな。前回より一回り小さかったせいか脂の乗り具合はやや控えめですが、固有の味もあってかなり旨い魚ですね。味は違いますが身質はマトウダイに近い感じかも。コレで2/3くらい。



イサキのヅケ茶漬け。ウチの定番茶漬け三兄弟。ヅケ茶漬け、なめろう茶漬け、焼きおにぎり茶漬け。どれも甲乙つけ難く美味しいのですが、見た目通りヅケ茶漬けが魚の味が一番ダイレクトに感じられます。どの茶漬けも共通なのが、冷めないうちに全部混ぜちゃうこと。具から出る旨味と出汁の旨味が1+1=3くらいに感じられて、とにかく美味しくて毎週のように食べてますが、まったく飽きが来ません。



イサキのパエリアのドリア。昨日のパエリアの残りにチーズ乗せてチンしただけという、簡単なんですけどヤバウマの一品。本当はオーブンでチーズに焦げ目が入るような感じで焼いた方が良かったのかもしれませんが、乾燥してバサバサになっちゃうよりむしろ良いのでは?との料理人の提案。確かに溶けたチーズがパエリアの中の方まで入り込んで、絶妙なマッチで旨かったです。



アジフライ。デカアジはフライが最高ですよね。切り方が大胆で一口ではいけませんが、例によって岩塩、ソース、タルタルソースで味わい尽くしました。もうサイコーっすね。いくらでも食えるけど抑え気味に調整。T尿病なのでご飯の量なども毎回計ってる成果もあってか、最近体重がピーク時より5Kg以上減りまして、T尿の数値もだいぶ正常に近づいてきました。



アジのつみれ汁。我が家でこれは歴史が長くて、30有余年前の結婚当初からの定番料理でして、買ったアジで憶えて、そのうち釣りモノのアジで始めたという、お客様を招いて飲み会をやっては最後の締めにアジのつみれ汁は大絶賛。イワシでもよくやりましたよ。ゴボウがイイ仕事してくれてコクが出て、豆板醤をピリっと効かせるのがキモですかね。仕事も新人のペーペーの若い頃を思い出させてくれますが、この頃から先輩を狭いアパートに招待しては飲み会をよく催してました。懐かしいなぁ。



イサキの炙り茶漬け。コレも最近ウチの定番になりつつある茶漬けシリーズ。炙っただけの身なので、汁は他よりややしっかり目の味付けで、熱々のうちに身が白く半生状態になるのがいいです。炙った皮目の香ばしさが鼻に抜けて抜群に旨い。釣りに行った翌朝から5日間、ヅケ丼、ヅケ丼、なめろう茶漬け、ヅケ茶漬け、炙り茶漬けと続いていますが、毎朝サイコー美味しい!



イサキの棒寿司。一番デカかったヤツを昆布締めにしてから酢飯で棒寿司。身は脂の乗り具合が絶頂で昆布の香りは薄っすら鼻に抜ける程度。この脂でも酢飯だとバクバク行けちゃいます。5日寝かせてますが臭みがまったく出ず、身もしっかりしているので扱い易いです。



アジつみれの蕎麦。先日のアジのつみれ汁の残りで蕎麦。元の味がしっかりしているので特に味は加えていないと思いますが、これだけで十分美味しい。むしろ日が経って再度火を入れる度に具材から良い出汁が出て旨味がアップしている感じがします。



イシダイの刺し身。6日寝かせてそろそろ食べ頃。大きい方の半身をまずはお刺身で賞味。まぁ最近扱いが慣れてきたというのもありますが、このサイズで6日目が脂が最高潮で身もまだ硬いという絶好の食べ頃ですかね。一寸の迷いも無くコレだ〜っ!って感じで頂きました。明日は釣りに行きますが、もう半身を刺身で賞味しようと思ってます。もう1枚は贅沢に鍋にしちゃおうかな?と料理人。鍋は間違い無く旨いですからね。



イサキのソテー。コレも私の好きなヤツでして、最後の良型1尾はソテーで賞味。毎度同じなんですが、基本はオリーブオイルでカラッとソテーしてバルサミコ酢を煮詰めたソースに香り着けのバターが効いて、コクが深まってコレが美味しのなんのって。



アカヤガラ出汁の野菜スープ。決して濃厚では無いのですが、独特の風味が出て野菜などを合わせると生かされるといいますか、独特の味わいを持った出汁が出て珍味から出る珍味出汁ですからね。うまく例えようがありませんが、存在感は控えめながら優しくて美味しい!口先から中骨まですべて使った出汁は限りなく上品で固有の味がするんですよね。ちょっと粉チーズ足してコクをアップしてみましたが、素が素直なのでまったく味が壊れません。今季けっこう湧いてるみたいなので航路下やってたらもう1回くらいあっても夢では無いですよ。昔は相模湾の泳がせ釣りで自分は玉網係りでしたが、ここにきて東京湾にも回ってきて自分でも釣れ始めちゃったという。とかなんとか言いつつ明日はマダイ船で予約入れましたが、人数がどうだか?潮の変わり目はあるのでその辺が狙いドコになりますが、まぁあんまり真剣にならず殺気を出さずに気楽にやって来ますよ!



イシダイの刺し身。今日釣りに行ってきたので丸々一週間。家庭の都合により夕食は一人だったので、お刺身も半身の半分。いや〜口に入れた瞬間、脂で溶けそうになるのですが、噛むとゴリゴリといまだに硬さが残っています。さすがイシダイ!一週間経っても大丈夫、というかむしろ旨い!



イシダイの茹で皮ポン。皮は1枚分全部まとめて茹で皮ポンで賞味。コレも噛み応えがあって皮岸の脂と旨味があって旨いです。



イシダイ鍋。小さい方のイシダイは1匹全部使って鍋。コレはもう鉄壁の味ですからね。これこそ口に入れた瞬間、身がホロっと溶けて後からイシダイの風味と脂が口に残ります。もうサイコー!今日、マダイ船に乗って来たので結果は新しいブログで!



アカヤガラ出汁のリゾット。アカヤガラのくちばしから中骨までほぼ全体のあらで採った出汁。濃厚!というほど濃くはないのですが、独特の旨味といいますか香りと言いますか、品のいい出汁が採れます。味付けは塩と粉チーズのみで具はジャガイモやニンジンなのどの野菜とシメジで、朝ごはんにはピッタリのお腹に優しい一品。



イシダイ鍋の玉子雑炊。鍋は2回食べてまだ一人前ほど残っていたので、玉子雑炊で〆。冷めては火を入れてを繰り返すごとに色んな具材から旨味が出てきて最後が一番旨いのでは!?と思うほど。今週のマダイ釣りでキロ級のイシダイ1枚掛けたんですけど水面でハズレちゃったのが悔やまれます。

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