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2022/04/13
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
4月13日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

先週の水曜日、W五目やった日のムツ五目が、お客様6名でトップはO達人の8尾、次いで7、6、5、4,4でナントスソで4尾!40cm絡みも何本か出て良型のニベ交じりと絶好調。W五目の方も五目達成で好調、クロダイ、メバルの2種が自己最大記録だったりとなかなか上出来な内容だったのですが、たまにムツ五目やる身分としてはムズムズ感が収まらず、今週は釣友も欠席のためやるなら今でしょ!ということでムツ五目に久々の参戦。小耳に挟んだ情報によると下げ潮の方が食いが立つようで、今日は若潮後の中潮2日目で朝方下げ残りで9時半が干潮、その後、最後まで上げ潮なので、その辺りがどっち目に出るか?まぁ最低型見るの目標で頑張って来ましょう!



お客様5名で右舷はミヨシに私、胴の間氏、トモは常連の名手H氏。左舷ミヨシは初めてお会いするのですが、一日気さくにお相手してくださったお客さん、胴の間に地元の常連H氏。お隣マダイ船は6時に出船済。7時過ぎに出船して港前でスパンカを揚げること定刻7時15分を迎えるといざ発進。アシカ島ラインの上手から回って、いつもより真沖に近いポイントを目指します。航程15分ちょいで減速するとすぐに位置取りが決まって7時26分、開始のアナウンス。場所はアシカ島ラインの下手。南西の微風で海上良いナギ、水色は濁り気味。潮周りは前記の通り。船首南東に向けて右舷で風を受けて下げ潮にバランス取ってる感じ。



水深194mから徐々に深くなる流し。水深は自分の道糸のマーカーで記しますが、仕掛けが捨て糸5mで枝間1.5mの4本針、全長11mなので、実際の水深はプラス11mくらい。下げ潮トロトロで2枚潮も無く素直な流れ。指示ダナは底から3mくらいですが10mくらいまではアタリ出ますので、アタらない時は上まで探って下さい!210mくらいまで落ちた時、お隣胴の間氏に船中初物。続いて左舷胴の間氏にも本命。左舷ミヨシ氏も同時ヒットしましたがハズれちゃった模様。貴重な下げ潮で自分ド潮先なのに今アタらないとヤバイな!と思った8時10分、流しの最後の最後でアタリ出て小振りですが型は出しました。



26cmの小振りですがプリプリ太って旨そうな魚体。コレは形からしてオスですね。直後、220mくらいまで落ちたトコで回収指示が出て危ねぇ危ねぇ。2流し目もほぼ同じく193mから深くなる流しですが、途中8時半頃から流れが止まって来てほぼほぼ船が流れず水深も下がらなくなり、おいおいオレの時間は早くも終わりかよ?その後、何度か210mから、少しアシカ島ラインに近い178mからと、流れないのでモグラ叩き的に数回入れ換えてくださいましたが、完全に潮止まりで船中ナンモアタらず状態が続き、こりゃ上げ潮待ちですかね。なかなか潮時表通りには上げ潮が来てくれませんねぇ。ちなみに先週好調だった日の潮周りは中潮最終日で実釣時間ずっと下げ潮だったんですよね。



少し上げ潮気味になってきたのは10時くらいから。しかし上げっ端ではアタリ出てくれず。上っ側だけで底潮が動いてない模様。10時半、少し走ります!とのことで5、6分南下して東電沖で減速。再開してブッ込み1投目で右舷胴の間氏にヒット。水深は233mから徐々に浅くなる流しで、移動してからは上げ潮トロトロ効き始めてくれました。少し経過して再び左舷胴の間氏にヒット。今日は纏まってバタバタっと食う状況にはならず、単発でポツ〜ンポツ〜ンなので状況イマイチかな?自分は完全に上ダナ狙いで捨て糸5mプラス、1m、3m、5m辺りを探って、上げ潮で潮ケツなのもあって潮先のお客さんより上狙い。



次は243mから。右舷トモ氏にも初物が上がった模様。上げ潮入って案の定、トモ寄りの方がアタリ多い状況。自分的にはアタリ出てくれずなかなかキビシイ。12時20分、本日最深の278mからの流しで左舷胴の間氏とミヨシ氏のダブルヒット。サメとか言ってましたが、その竿の動きアカムツだよ!先に胴の間氏が回収してこれが40cm級のデップリ君。いいなぁ。そして左舷ミヨシ氏も回収、私が玉網構えると濁った海面にオレンジの魚影がボワ〜ッと浮かび上がってデカイ!無事玉網に納まったのは本日船中最大の48cm。お見事!お二方が仕掛け上がってる最中、スキを狙ってタナ+3mでやってたらやっと自分にもアタリ。



ホゲホゲキョキョキョン!と100%アカムツ。水深260m超なので巻き上げに時間掛かりましたが、五郎船長に玉網入れて頂き、コレが37cmとまずまずサイズ。形がメスっぽいですね。直後、左舷ミヨシ氏にもヒットで2尾目。しかし、その後が続かず、右舷トモ氏が上げに入ってから好調で4尾、14時、ラスト10分コールの後、左舷胴の間氏が1尾追加で4尾、右舷胴の間氏が3尾、私と左舷ミヨシ氏が2尾と、船中5名で4、4、3、2、2。最初小振りが目立ったものの、深場で大型も出ましたし、良かったのか良くなかったのかよく分からずの一日。ですが、全員2尾以上釣れたのは結果オーライでしょう。

【本日の釣果】
アカムツ2尾(37cm、26cm)、シロムツ2尾(左舷ミヨシ氏からの頂きモノ)、以上。

【船宿釣果情報】
久里浜沖〜下浦沖・180〜260m、水温=14℃、水色=薄濁り
アカムツ = 25 〜 48 cm ・ 2 〜 4 尾
4尾が2名様、次いで3尾で船中15尾、他にシロムツ・ドンコ
竿頭 = 横浜市 ・ S氏 & 横須賀市 ・ H氏 



48cmの大物、本日船中最大をゲットの左舷ミヨシ氏。デカイっすね〜。



40cm超の船中2番をゲットで計4本、竿頭は地元のH氏。



アカムツの焼きキモポン。良質なキモが入っていましたので、ホイルに乗せて軽く焼いてからポン酢で賞味。も〜ヤバウマ!



アカムツの開き(漬け中)。小振りの方は干物にしました。只今漬け中です。立て塩(水:日本酒=9:1、塩7%)に55分。漬け時間は魚のサイズ、脂の乗り具合を見て経験上の勘で決めるしかありません。たぶんこれで大丈夫と思いますが、ただ、天気が今日、明日と雨模様で、部屋の湿度も高いので、毎度の扇風機干しもかなり時間が掛かりそうな気がします。ダメなら一旦冷蔵庫に仕舞って、翌日また干します。



シロムツの炙り刺し身。シロムツの旬は7月頃で薄っすら脂乗って美味なのですが、まだちょっと早いかな?脂はありませんが、皮付きで炙ると香ばしくて食感モチモチしてけっこういけるんですよ。味が濃い魚ではありませんが、クセも何にもないので無難に美味しく頂けますね。皮剥かないのがキモでしょう。



アカムツのお造り。大きい方は尾頭付きで上側は炙り、下側は湯引きで賞味。いや〜旨いのは分かっていますが、実際に食べると唸りますね。4日寝かせて脂が回って最高の食べ頃、脂はスゴイのですが、噛んだ瞬間グチャっとしないんですよ。あえて渡りで切って一切れが長めですが、それもあって食べ応え満点、最初からずっと塩で食べ続けました。あらは後日味噌汁で頂きました。脂はもちろん甘みのある濃厚な出汁でしたね。



アカムツの開き。干して4日目でそろそろ食べ頃。いい具合に焼けました。全体に油塗ったような状態で、身も脂ノリノリでジューシーな食感。皮は香ばしくて干物的には極上品。塩気は若干薄目ですが、味はちゃんと入っているのでまぁ合格といっていいでしょう。今回漬け時間55分で上げちゃいましたが、脂あるのでもうちょっと時間漬けても大丈夫かもしれません。



茎ワカメのきんぴらとコンブの佃煮。釣果じゃないので番外編となりますが、船宿さんからお土産に頂いたワカメとコンブ。ワカメはすべて湯掻いてから調理するのが鉄則ですが、最初に葉っぱと茎とメカブにハサミで切り離してから処理するのがポイント。葉っぱと茎は茹でやすい大きさに切ってください。葉っぱとメカブの食べ方は言うまでも無いと思いますが、茎の部分がけっこう歯応え良く美味しいんです。煮るのが定番かと思いますが、今回は所謂きんぴら、脂と相性が良いので洋風にペペロンチーノもイチオシ。コンブはすぐに食べる分はさっと湯掻いてそのまま使いますが、すぐに消費できない分はテキトーなサイズに切り分けてサラサラになるまで干して保存。干すのは洗濯物干すのと同様に洗濯ハサミでぶら下げて、天気が良ければ一日くらい。食べ方はおでんとか大根や揚げと煮たりが定番。写真は佃煮ですが、最後に粉山椒を加えると相性良く香りが出てオススメ。ちょっともったいないですが魚の昆布〆にも使えます。昆布〆に使った後は出汁に再利用しています。

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