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2022/04/24
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
4月24日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

ここんとこ水曜日周期で釣行していたのですが、今週は五目やろうと思ったら船宿さんのご都合で休船となったため、週の後半は通院やら何やらルーチンンワークをこなして日曜日にスライド。今週からGW以降、梅雨入り前の中期的予報は雨の確率が高い日が多いようで、菜種梅雨と言うには遅い感じですが、したがって、雨の日釣行が増えそうな予報となっております。本日も前線の北上に伴って途中から確実に雨に降られそう。最近、予報の精度が2日前にならないと定まらない状況で3日前だと180度変わることもあったり、週間予報がまるで当たらないという予報士泣かせの不安定な天候といっていいでしょう。



いつもの時間に単独到着すると本船はお客様私入れて2名で私は右舷ミヨシ、常連Oさんが右舷トモ。最低出船人数に達していませんが、船長のご厚意により船出してくださることになって、本当にありがとうございます。お隣マダイ船は6時に出船済、Oさんのお父様がご乗船。その隣のムツ五目は8名様かな?別のOさんら常連さんのお顔が見られ、左舷トモにはここんとこ乗れば8本、9本と絶好調のO達人。乱獲しちゃダメですよ〜!と一応声お掛けさせて頂きました。今日はOさんが最低5名はいらっしゃるようです。7時前に出船となり、港前でスパンカを揚げること成り行き定刻を迎えて いざ発進。



朝起きて風速見た感じ、北風がやや強いかと思ったらこの時間だいぶ収まっており被ることも無く海は至って平穏。航程10分弱で減速すると位置取りが決まって第1投のアナウンス。北〜北北東の風でナギ、空は雲が厚めで途中で降ってくるのでしょう。水色は海面から濁り気味ですが色自体は悪い色ではありません。小潮の最終日で朝イチはほぼ干満差の無い上げ潮、8時半頃が満潮でその後最後まで下げ潮の予報。水深道糸のマーカーで23、4m。東電前の際寄りの定番ポイント。気持〜ち上げ残りの潮がありますが殆ど止まり気味。



場所のど真ん中に船外機の釣り人がアンカー入れちゃって動かないもんだから、場所が被っちゃって船長も操船し辛い状況。船外機の前に回るとアンカーロープに引っ掛かって4回根掛かり。釣りは放流サイズのカサゴや小振りのメバルが掛かるくらいであんま気配無いですね。船外機の釣り人に声掛けたらアジがポツポツとのこと。釣り方見てるとコマセ振って下の方の決めダナで待ってる釣り。8時前に1回周り直して今度は指示ダナ海面から17mから上。ここは完全にメバル狙いのシャクリに替えてすぐのこと。



タナ12m付近で良いアタリが出て、デカメバルの3点掛け。取り込みで28cm級1尾落ちちゃいましたが2尾ゲット。1尾は本日最大の30cmジャスト。その後もポツポツと良型の黒金主体に白系の26cmも混じって桶は久しぶりにこんな状況。こんなのここ10年来無かったですよ。しかも良型多くウレシイっすねぇ。海上静かで空は暗く水も濁りが入って所謂メバル日和とは今日みたいな日を言うのでしょう。実はココ、詳しくは書けませんが、以前からやってる定番ポイントとはちょっと違うんですよ。船長が今年発掘したマル秘ポイント。他船に見つからないことを願いますが、そもそもこの界隈で根魚五目とかメバル狙う船無いですしね。



8時半回って何度か周り直して、場所によって底からのタナ指示と上からのタナ指示。指示ダナが上から出る場合は底がかなりキツイ根だと思われ、指示通り底まで下ろしていないので水深は定かではありませんが、たぶん同じような水深なのでしょう。アタリダナは上から12〜11mとかなり高め、アジが単発で2尾釣れましたがスイッチ入るような食い気はありません。時間的には満潮をとうに過ぎてますが、場所的に下げ潮が来るのは遅いです。しばらく粘っていましたが、状況上向くことなく、8時40分、回収指示。大きく場所換えて、アシカ島の下手ラインの水深34m前後。



流石にここは潮通しが良く、すでに下げ潮がまともに流れています。再開してすぐトモのOさんがアジを3、4尾連発しますが、自分は掛からないアタリがたまに出るだけで状況イマイチつかめず。なんだコレは!?あぁそうか判ったよ、魚上ずってるのか。タナ底から7、8mに上げたら一発で良いアタリが出て簡単にゲット。とは言えそんなに活性高い感じも無くポッツンポッツン、たまに空回収もあって1時間でツ抜けくらいのスローペース。そのうちまたアタリが遠くなってしまい、なんなんだ?潮は下げ潮トロトロで悪くないのですが。あぁ判ったよ、もっと上ずってるワケね。



タナ取り底から10〜11mでアタリ復活。水深約34mで食いダナは23〜24mくらい。こうなると底まで下ろすのは無駄なので28mで止めて4、5mシャクってやや待ち。このパターンで再びアタリ戻ってポッツンポッツン。相変わらず活性自体は高くないのでダブルはたまにありますが、ガツガツとタナに入った瞬間3尾、4尾というのはありません。タナ高いので18cm超のメバルもたまに交じってコレはもちろんキープ。昼頃には20尾に到達しておかず的には十分確保して安堵。予報通り10時頃から雨が降り始めましたが、小雨で特に問題無し。



12時40分、回収指示が出て朝やった際寄りの24mに移動。最初、底からやってアタリ出ず、指示ダナ17mから上に変わってすぐ、良型メバル。食いダナ11m。シャクリ方はアジと違ってコマセ出さなくていいので、シャクった時に穂先に乗る僅かな重みを感じたら止められるくらいのスローシャクリ。この塩梅がここんとこ何度も悩まされましたが、結局止められるようにゆっくりシャクるしか無いですね。それでもアタリの100%は無理。アタリの半分獲れればいいかな程度。食いダナ付近で少し待ちを入れるのも効果的で、待っててアタるのは8割、9割が掛かりますが、それでもたまにバレます。



戻って来てから単発2回とダブルが1回で4尾追加。掛かんないの数回、アワセ入れて巻き始めで逃げたのが2回となかなか簡単じゃないです。数は大漁まではいきませんが、この時期にツ抜けして尺メバルを頭にほぼほぼ良型ですから、釣果的にはかなり満足。アタリは多いのでヒット率上げたら相当釣れるでしょうね。それだけ魚は居るわけですが、メバルは場所に着いていて成長も遅い魚なので、乱獲するとすぐに根絶やしになるため、アタリの半分釣るくらいで釣り過ぎだと思います。終盤、釣果十分、雨も本格的になり始め、Oさんのお父様もマダイ船は既に帰港しているので、13時半に納竿を申し出て上がって来ました。



【本日の釣果】
メバル15尾(30、29、28、26×3、24×3、22〜18cm、18cmあるかないかの1尾は放流、いつもだと持ち帰るサイズなのでカウント)、マアジ25尾(34〜23cm)、以上。その他、ミニカサゴ、ベラ、スズメダイ、ネンブツダイ、コモンフグなど外道は多数放流。しっかし潮濁って上ダナでデカメバル出ますねぇ〜!魚種は2目でしたがメバル良型多くおかず十分。これでまた一週間色んな料理で楽しめそうです。

【船宿釣果情報】
久里浜沖20〜35m、水温=15.0℃、水色=薄濁り / 濁り
18 〜 37 cm ・ 38 〜 40 尾
マアジ・メバル(30cm前後の良型もポっツ・ポっツ・・・)
竿 頭 = 横浜市 ・ 小峰俊之氏

雨も降りだして、お客様のご要望も有って13:30で仕舞って来ました。そろそろ、ハナちゃんの様子も見に行かないとなァ〜・・・



メバルの茹でキモポン。チリツモで集めたメバルのキモで茹でキモポン。実はメバルでやったのは初めてなんですが、いやぁ旨いっすねぇ!コレだけで1杯はイケちゃいます。



アジの叩き。当日なので叩いて賞味。時期的に予想通り全部子持ちでしたが、不思議と脂あるんですよ。小振りから選んだのもあるのかな?



アジのヅケ丼。アジが釣れたら翌朝はお決まりのコレ。やっぱ脂ありますよね。子持ちとは思えないくらい身質は良いです。味噌汁はアジのあら出汁。どちらももう慣れ親しんだお味で間違い無し。



アジ出汁の蕎麦。もはやヅケ丼とアジ出汁の蕎麦は主食と言っていいほどの登場回数。蕎麦は出汁があればあるだけ、多い週で4回は食べてます。先日、出汁の採り方を掲載しましたが、慣れちゃえばメンドくさいことも無く、細かいことは気にしなくても大丈夫。アレをあらが出る度に毎日のようにやるわけで、ウチの場合は冷凍保存するまでも無くバンバン消費してしまいます。おかげで夫婦ともにお肌の状態は良くて、下手なサプリ飲むより効果あるんじゃない?というくらいの実感があります。



アジのなめろう。脂乗ってるので叩くと粘りと旨味が出てきます。抱卵している時期にこんなに脂乗ってましたっけ?って思っちゃいますね。



メバルの湯引き刺身。メバルがけっこうあるので早めですが小振りの魚を2尾使って湯引き刺身。小振りでこんだけ良質な刺身が採れますから、18cmくらいのも侮れないんですよ。きめ細かく甘みがあって上品。小振りでも血抜きした方が身の色は良いです。



アジのなめろう茶漬け。昨夜のなめろうを使ってお約束の茶漬け。なめろうをハンバーグ状に丸めてラップに包んで一晩寝かしたら、直前にバーナーで全体に焦げ目を着けてご飯に載せて、沸騰寸前の熱々のあら出汁を掛けます。出汁は塩で調味してあります。よく見るとやっぱ脂スゴいですよね。



このように速攻で全部崩して混ぜちゃいます、中まで半生状態になったところで、飯となめろうと出汁を同時に掻き込む。コレがサイコー!何度食べても飽きません。この状態になってもなめろうの時に加えた青唐の香りが立って良いアクセントになっています。



メバルの煮付け。24cm級のメバルで煮付け。最近、食べるものが多い週には早々に煮ておいて、タッパー系の容器に仕舞って冷蔵保存。コレで一週間近く日持ちするので重宝していましたが、今回は煮た直後に頂きました。新しいのは新しいので美味しいですねぇ。身がゴロっと取れて味も良く、流石メバルの代表的料理だなぁと実感。付け合わせはホウレンソウのおひたし、竹の子、船宿さんの昆布と季節感満載。久里浜の昆布が羅臼産のモノとかとまったくタイプが違って、あんなに分厚く硬くないのですが、味と香りが大変良くて適度に柔らかく煮上がっていて絶品。ちなみにこの昆布は生で頂いたものをウチで干して保存後戻したもの。



アジのタルタル。昨日、なめろうをやりましたが、今日は所謂洋風なめろうのタルタル。玉ネギの微塵切りを水でさらして絞ったものは和風と同じく混ぜますが、洋風の場合バジル風味なので青唐は使いません。味付けは市販のジェノベーゼソース(バジルソースをベースに塩やニンニクで調味済のもの)と最後にオリーブオイル。これバカウマで、この量、夫婦二人で平らげてしまいました。しっかし今回のアジの脂の乗り具合には驚愕しますわ、パンパンに子持ちなのにですよ。



メバル出汁のうどん。小振りのヤツを刺し身にしたり、良型を昆布〆にしたりであらが纏まったので大変良質な出汁が採れました。黄色いんですが、イサキ出汁が山吹色としたらもっと落ち着いた黄色ですかね。味付けは白出汁少々のみ。やはり白身魚の出汁には細麺の乾麺が相性抜群。大変上品で優しいお味でした。



メバルのアクアパッツァ。メバルがこんだけ釣れたら絶対やりますよ。まずまずサイズ3尾使いましたが、身質がしっかりしていて煮ても崩れず、硬めの食感が残っていて魚本来の味が十分に感じられます。アクアパッツァはいろんな魚でできますけど、メバルは魚の個性が際立ってとりわけ美味ですね。



メバルのアクアパッツァスパゲティ。アクアパッツァやった翌朝は定番のコレ。普通に考えたら朝から贅沢ですが、ホントお金払っても食べたいくらい旨いっす。



メバルと竹の子の炊き込みご飯。メバルは炊き込んでも香りがちゃんとあって旨いっすね。言われなくてもメバルって判ると思います。しかも竹の子との相性もバッチリ。季節感満点の炊き込みご飯でした。



アジフライ。残りのアジ数匹は全部アジフライに。お味はもう100%間違い無し。自分の場合、まず塩から行って次にソース、そしてタルタル(無ければマヨネーズ)、最後に塩で締めるパターンが定着。ちゃんと翌日用に3切れ残してあります。



メバルと竹の子ご飯の焼きおにぎり。メバルと竹の子の炊き込みご飯の残りは全部おにぎりにしてあって、一回で食べ切れなくても後日小出しにしてこのように焼きおにぎりにしたり、焼きおにぎり茶漬けにしたりで二度、三度と楽しめるがいいです。海苔巻いて食べるのがサイコー。



アジフライサンド。残り3切れと言いましたが4切れあったようです。パンが小さいのでこれで腹八分目って感じ。これもフライやった後のお約束で間違い無し。アジはこれで終わりですかね・・・。



メバルのお造り。今回も一番デカいヤツを尾頭付きに造ってみました。上段が炙り、下段が湯引きです。皮硬いの覚悟ですが、皮岸の旨味が削がれずコレが旨いんです。しっかしこのサイズですと皮は噛み切れる硬さではないです。



メバルのパエリア。アクアパッツァもやりましたがパエリアもやっちゃいました。実はアクアパッツァの残り汁を出汁に使って、その上に新たにメバルやらアサリやら加えているので旨味濃厚。



アジのカツ閉じ。まだフライが2切れ残っていたそうで、つまみに玉子で閉じて所謂カシラってヤツですね。カシラっていうのはカツ丼の上物だけっていう意味でしょう。



メバルと竹の子ご飯の焼きおにぎり茶漬け。まだ残っていた分はメバルのあら出汁で焼きおにぎり茶漬け。炊き込みご飯は多少多めに炊いておいて、最初食べた残り分はおにぎりにしておくと色々使えますね。コレはもうウチの定番といいやつ。今朝も替え玉1個付き。昨日釣り行ったんですがまだ先週分を周回遅れで消費中。



メバルのパエリア目玉焼き乗せ。メバルのパエリアの残りを後日目玉焼きを乗せてお昼ご飯。アクアパッツァの残り汁を出汁に使ったおかげかコクの深さが違いますね。



メバルの昆布〆。良型を2尾分、昆布〆にして、2、3日〆た後に冷凍保存。今日は5月3日なので釣って10日以上経ちますが、それを感じさせない上質なお味。適度に昆布の風味が染み込んでメバル固有の味も残って、とにかく魚が良型なので歯応え良く旨いっす。

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