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2022/05/08
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
5月8日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

GW最後の日曜日。ここんとこ天気予報が当たってるのかハズれてるのかけっこうビミョーな状況で、本日は雨マークに挟まった晴れ予報。天気図的にもナライで穏やかな海が予想されますが午前中風強めの予報もあってどうなんでしょう。W五目船は5日(木)に初めて剣崎沖のハナダイの試し釣りに行って1枚型は見られ、その他数回それらしきアタリがあった模様。今日も天気と乗客数次第で行くかもしれないのでソレ用の道具も一応持参。ソレ用ってのは80号ビシとウィリー2.5号仕掛け、アジ、メバルやるよりワンランク硬い竿。水深が63m前後と深いし、場所的にも潮が暴れることも多くタフな釣りを強いられますのでね。



釣友と2人でいつもの時間に到着すると本船はお客様8名様。右舷ミヨシから私、シャクリ初めてと仰るお客さん、Yちゃんの3名。左舷ミヨシから釣友、その隣からトモまで4名様のグループで5名。マダイ船は6時に出船済、ムツ五目は本日休船。7時前に出船して成り行き港前で定刻を迎えることいざ発進。東電防波堤を面舵に回って南西方向に航程約10分で減速。旋回して場所が決まると第1投のアナウンス。北の風で海上ナギ、空は薄曇り。水色は濁りで所謂典型的なGWの水。水深24m前後で指示ダナは底から3〜9m。小潮の2日目で満潮が7時20分で今頃、その後一日下げ潮の予報。



1投目からアタリ出て難無くアジゲット。今日はいいかな?と思ったのも束の間、アタリはあるけど掛かんないバレるの連続。上ダナではデカメバルのアタリも出ましたが針掛かり困難。魚は居るけど食い込みがイマイチかな?潮っ気ぜんぜんありませんしね。アタリの割りに船に魚が上がらず少々焦りはじめたら、いきなり北風が強風になって来て船がドッタンバッタン。追い打ちをかけるように釣りが難しくなって、メバルのアタリなんて出てもほぼほぼ針に乗らず、アジは海が悪いので途中で居なくなるわで、先週に続き序盤戦はドツボ。3、4発デカメバルのアタリ逃してクヤシイっすねぇ。1回は竿に乗って弾いちゃった。



20分〜10分置きに周り直して水深はほぼ変わらずで底からの指示ダナの場合と海面からの指示ダナのどっちか。海面からの場合は17m〜9m。メバルのアタリは11mくらいが中心なので、アジの気配が出ないときは15mくらいで止めて、そこからゆっくりとシャクリの途中で押さえるアタリに止められるくらいのスローシャクリ。アジは釣友はもうツ抜けしたそうですが、私は絶不調でまだ2尾、メバルも狙ってようやく4尾ですがデカイのが獲れません。海上穏やかならばもうちょっと獲れると思うのですが、潮が無いのに強風で船もけっこう前後左右に暴れる感じもあって、道具がまったく立たない投入もしばしばで苦戦。



しばらく周り直しながら周辺で粘ってみましたが、下げ潮がトロトロ効き始めると逆に魚っ気薄くなりさらにキビシイ状況。今日はお客様多めなのも関係あるのかも。コマセを撒く総量が増えるとメバルは口使わなくなりますからね。イシダイなんかも典型的ですが、青物などと違って胃袋が小さい魚はコマセでお腹一杯になっちゃうと針に見向きもしなくなります。場所が狭いのもあるでしょうし。この辺で見切りをつけて9時半を回った頃に移動。東寄りに進路を取ってここも定番、アシカ島の南ラインの水深34m前後。指示ダナ底から3〜8m。こっちはワンランク下げ潮が速めですが60号のままナントカなる程度。



再開早々にアジがポツポツアタリますが、食い自体はイマイチ。単発で何匹か上がってようやく8尾と相変わらずの不調。釣友は20超えたそうで、なんなんだこの違いは!10時回った頃から幾分風が弱まって来て、船長がどっち行こうか?基本お任せしますなんですが、剣崎は遠いし海悪そうなのもあって、航路の下でイサキとハナダイ狙おうかってことで10時25分回収。さらに東寄りに航程10分ちょい。航路下のマダイ船が操業するポイント。10時40分、指示ダナ海面から43〜35mで開始すると下げ潮ブッ飛びで指示ダナまで降りない状況。80号ビシに替えてみますが焼け石に水。こりゃいかん!



マダイ船はお客様5名ですか、右舷ミヨシO達人、トモにT達人、左舷も常連さんのお姿。手で〇印出てたので釣れてるのかな!?潮速過ぎで早々に回収となり、今度は底から3〜10mで開始。水深40m前後の流し釣り。イサキが一番釣れるパターンは水深38mでタナ30mなので、底まで下ろさずに35mで止めてシャクリ上げて30m固定で待つ釣り。本来上げ潮の方がイサキの活性が上がりますし、水の色が良くないので今日はなかなか気配が出てくれません。回収する度にベラやエソなどが着いて来る程度で本命はアタリ出ず。深い場所は53mくらいまで落としてみますがダメっぽい。



アメリカの空母が通過するので航路空けてください!と海上保安庁。この船、舵効きが良くありませんので!えぇそんなのあるんだ。確かにデカイ!!航路空けてくださいと言った割には航路の西側を通過して行きましたので空けた意味なかったですね。その後、下浦沖近辺で停泊していましたが、何やっているのでしょうね?この船、この時代、北海道の北東方面にでも行ったら大変なことになりそうですし。さて、何度も筋を変えて流し換えてくださいましたが、本命アタリ出せずのまま。ウマヅラの気配があったので言ったら、釣友が小針ですぐに型出してました。自分は沖のポイントでは釣果無しに終わりました。



12時ジャスト、諦めて東電前に戻ります。風は完全に止んで海上は穏やか。10分強、西に走って減速。位置取りが決まると指示ダナ海面から17〜9mで再開。何度か入れ替えているとアジが回ってきて、せっかくなのでもうちょっと釣らないとねぇ。型は平均34cm級とデカイ。下げ潮がありますが、沖程は速いことはなく釣りに支障は無し。食いダナは12m。12mでアタリ出なければ、その上9mくらいまでメバルシャクリに切り替えますが、この時間、メバルがほとんどアタリ出なくなりました。釣友が24cm級と小振り何尾か上げてたかな?こっちには魚回ってこず。



30分くらいで一回気配が抜けたっぽいのですが、やり替えているともう1回周って来てくれて、ナントか21尾まで到達。一日ド潮ケツでこの食いだったら20尾釣れば合格点でしょ。ちなみに釣友は31尾釣ったそうで相変わらずですね。ここんとこ毎週アジ食べていて、夫婦二人ですと10〜12尾あれば食材的には十分で、それ以上持って帰っても配ることになるので、釣果満足により13時45分、ちょっと早めにお片付け開始。GW最後で配り先が留守の可能性があるので、Yちゃんに7尾程引き受けてもらって、クーラーボックスの軽量化と帰ってからの仕事減らして来ました。13時50分、ラスト10分コールとなり、14時に納竿。



【本日の釣果】
メバル4尾(24〜18cm)、カワハギ1枚(23cm)、マアジ21尾(36〜24cm、7尾、船上でお裾分けして14尾の持ち帰り)、以上。他、ベラ、ミニカサゴ、スズメダイ、ネンブツダイ、ショウサイフグなど小型外道は放流。今日は午前中思わぬ強風に襲われた影響もあって、メバルはアタリの2割、アジはアタリの4割ほどの低ヒット率で調子上がらず、おかず十分も釣りの内容は良くありませんでした。

【船宿釣果情報】
久里浜沖20〜45m、水温=18℃、水色=薄濁り
17 〜 44 cm ・ 4 〜 40 尾
カワハギ・マアジ・メバル・カサゴ・クロダイ・ウマヅラ
竿 頭 = 台東区 ・ I氏



アジのヅケ丼。翌朝は毎度お約束のコレ。前から書いている通りで、今年の子持ちアジは何故か脂乗ってて旨いんです。美味しい分には大歓迎ですが理由がまったく判らずですね。小振りのヤツ皮剥いたら血合いの色がピンク色してますもん。味噌汁はアジのあら出汁。



アジのカルパッチョ。最近なめろうやることが多かったので久し振りかもしれません。まぁ両方やればやれるんですけど。身質がよいので自信をもって味わえます。血合いの色で判ると思いますが何故か脂ノリノリなんです。今回は生バジルを手で千切って散らしてみました。ピンクペッパーの噛んだ時に弾ける香りは好きですねぇ。先に塩とコショウを振って10分ほど間を空けるのですが、少し早めにライムを絞ろうとしたら、キッチンから見ていた料理人に「まだ早いっ!」と怒られました。



アジ出汁の蕎麦。とにかくアジのあらが出たら出汁採ってコレ。アジが釣れた週は2、3回ペースで食べてますがまったく飽きませんよ。ホントに旨いんです。



メバルの煮付け。一番大きかったヤツを煮付けで賞味。メバルといえば真っ先に煮付けをイメージするほど定番ですが、身離れよく薄っすら脂と固有の香りがあって、やっぱり旨いっすねぇ。



アジのタルタル。要はイタリア風なめろうって感じです。市販のパスタ用のジェノベーゼソース(バジルソース)が使えるんです。オリーブオイル要らないんじゃない?ってほそ脂乗ってます。



アジのタルタルのチーズ焼き。タルタルがコレ二人で食べるの?っていう程のボリュームだったので、少し取り分けてチーズ乗せて焼いてもらいました。サンガ焼きのイタリア風みたいな。これはこれで立派な一品として成り立ってます。



カワハギの薄造り。時期的にどうかな?と思いましたが、まだ抱卵しておらずセーフ。さすがにキモは縮んで色も茶色っぽくなっていたのでダメでしたが、身は良さそうなので薄造りにしたら、まったく問題なく旨かったです。



スパゲティペペロンチーノ メバルのソテー乗せ。市販のパスタソースでペペロンチーノ味。野菜は生トマト、玉ネギ、ルッコラ。メバルの身をオリーブオイルでソテーしたものを乗っけて完成。まぁ、メバルはオマケ的な存在ですが、合わないワケもなく美味しいです。炊き込みにするのに全部も要らないので1尾使ったようです。



アジのマヨチーズ焼き。コレもよくやるヤツで、魚がデカイときにはペロっと行けちゃいます。出汁醤油に潜らせてからマヨネーズ塗ってと粉チーズ振ってグリルで焼くだけ。マヨチーズなんですが出汁醤油のおかげで和風色が強いかな。



アジのグラタン。コレは久しぶりにやりましたね。サバでも旨いし、白身系でももちろん美味しいです。お味はもう見た目通りと言っていいでしょう。



メバルのビスク。ビスクというと海老の頭や殻を煮込んで出汁採った料理だと記憶していますが、コレは「無印良品のビスクの素」をベースにメバルのあら出汁、野菜、メバルの身で煮込んだ料理。朝ごはんにパンや目玉焼きと一緒に頂きました。炊き込みにするとか言ってたんですが、けっこう気が変わるウチの料理人。



アジ出汁の掻き揚げ蕎麦。今週2回目になりますが、あと1回分ほど出汁が残っているそうです。魚本体は完食したので、あとは出汁でもう1回蕎麦やるかどうかってとこです。掻き揚げは生協の冷凍もの。

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