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2022/04/06
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
4月6日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今季はW五目船が一旦休船した関係もあって、マダイ船にけっこう回数乗ってこれはこれで面白く、釣果も思った以上に上げることができました。結果、9回乗って8連続ボーズ無しでしたが、流石の9回目は船中1枚と激渋日に当たり久々のボーズ。でもクロダイはゲットしてただでは終わらず。まぁダメな日が普通は挟まるので出来過ぎだと考えています。4月から出船が6時に変わって間に合わないのと、タイがアレ以来、本格的に産卵体制に入った模様で食いが渋いというのもあり、今週からはW五目中心にたまにムツ五目という釣行になりそうです。ということで本日は久々のW五目に出撃。



釣友と2人でいつもの時間に到着。ちなみに我々は電車釣行なんですが、3月19日から京急がダイヤ改正した影響で、京急久里浜駅下車後のバスの乗り換えが困難になってしまったため、ここ何回かは家を10分ちょい早く出て横浜からJR横須賀線に乗って久里浜という経路に変更。こっちだと時間掛かる反面、バスの乗り換えが余裕で、電車が遅れない限りはまったくOK。ここ3、4回でだいぶ慣れました。さて、本日は全船出船で本船はお客様4名で右舷ミヨシに私、トモに1名様、左舷ミヨシに釣友、トモに常連Kさん。マダイ船は既に出船済。ムツ五目は6名様で達人Oさん始め知り合いが数名様。



7時前に出船して港前でスパンカ揚げること数分、定刻を迎えていざ発進。東電防波堤を面舵に回ってまずは定番の手前寄りの場所からやる模様。中潮の最終日で朝から下げ潮、干潮が納竿間際の予報なので、途中、潮がぶっ飛ぶと釣りにならない可能性大。しかも今日は南風なので逆潮必至。潮が大人しいうちにおかず稼いでしまわないとキビシイ展開が予想されます。航程7分ほどで減速、何度か旋回して位置取りが決まると7時10分、第1投のアナウンス。南の弱風で曇り、海は今んとこ平穏。水色は薄濁り。水深24m前後で指示ダナ底から3〜9m。入れてみるとまだ速い潮は無くやり易い状況。



1投目からアジがアタってくれて、20cm台後半〜30cmちょいの食べ頃サイズ。ダブルで掛かると1匹途中で居なくなるいつものパターンですが空回収は無く1尾づつの地味釣りもおかず的には至って順調。途中でメバルが2回食って、開始14連続空回収無しでアジが12尾。最低これだけでもいいおかずになるほど。8時頃に1回周り直して、今度は根がキツいので上から16〜8、9mの指示。再開1投目、16mまで下ろしてシャクりながら12mで止めた瞬間、メバルのアタリでここぞと多点掛け狙いで待ち。回収すると2尾着いてて、1尾は後の計測で31cmと自己最大記録モノ。デカッ!!



メバルはその場所に着いてる魚が最初にババッと食ってくるので、同じ場所に入れても後が続かず。船がズレて別の筋に入るとまたアタリが出てという具合で、2投目以降はそうそうは釣れないです。何尾か追加できましたが15、6cmの小振りは放流。9時過ぎて周り直し、再び24mで底からの釣り。ここでアジを2、3尾追加で徐々に下げ潮が効いてくるとアタリ遠くなり。9時20分、少し沖目の水深34、5mに移動するも、南風がやや強くなって、下げ潮も速く逆潮。道具も毎回どっちに飛んでいくのか不安定でほぼほぼ釣りにならず。船が横太になってコントロール不能になってしまって早々に回収。こうなりそうな予想通りの海でダメだこりゃ!



1回周り直しましたが状況まったく同じですぐに回収指示。春の下げ潮は川のようにぶっ飛びますからね。釣友はビシを80号に換えてましたが、自分はそもそも無駄っぽいので60号のまま。お客さん少なく迷惑かけることも無いだろうし、どうせこの状況じゃ食わないし。10時10分、釣れないと思うけどイサキ行きましょうか!と船長。道具回収して一路航路下までひとっ走り。10時25分、航路1番緑ブイと中央1番ブイの間の下手で何度か旋回して位置取りが決まって再開。今日も下手の方にマダイ船団ができています。まだ今日は船数少な目ですが、先週のような大船団になるとダメダメですよ。後で訊いた話、食ったの朝イチだけだそうでキビシイっすね。



潮速いので水深38〜42mくらいの間を流し釣り。流し釣りのイサキ釣りも相当の難易度でして、コマセと仕掛けの同調はかなり困難。1流し10分程で大流し。流し中道具は入れ替えずに3、4往復やる感じ。餌盗りは居るのですが、本命らしきアタリは出てくれず。4流し目の最後、ちょっと重量感のあるアタリが初めて出たのですが、イサキのようにチョチョチョン!では無かったのでたぶんウマヅラの掛かり損ね。11時15分、約45分で4流しやりましたが、結果出ないので戻りましょう!再び東電前まで走ります。今日は時間が遅くなるほど風が吹いてくる予報ですが、まだまだ行けそうな海象。だいぶダボダボしては来ましたが、早上がりにはならなそうかな!?



11時30分、朝やった近辺、水深23、4mで再開。まだ潮が速いので船が横向いちゃってけっこうな横揺れのため、コレ一番腰に堪える様態。潮の緩み待ちで空の入れ替えが続きます。途中から指示ダナが上から18m〜11mに変更になって、いざメバル!と思いましたが、柳の下のどじょうは留守みたいで、しばらくやり替えていると18cm級のメバルがポッツンポッツン。けっこうアタリが出始めましたが、シャクリ途中で押さえるアタリが尽く針掛かりせず地団駄。止めてる時にアタれば掛けられるんですが、シャクリ中にアタると瞬時に止められず、全部弾いちゃうんですよ。コレ、カイワリの時にもよくあったヤツで今後の課題。



中にはちょっと良さ気なメバルっぽいのもありましたがゲットならず。1回周り直して水深24m。現場はそんな吹いていないのですが、昼過ぎからけっこう海が悪くなってきたので、たぶん湾口部の方では10mを超える風速になって来たと思われます。立って居るのもやっと。そんな中、潮が大人しくなってくると正直なもので再びアジがポツポツ回って来て12時20分、最初アジかと思ったら糸がビュービュー出されて、なんだこりゃ。合間は素直に上がって、再びビュービューとあまり憶えのない引き。ようやく海面に浮上したのはクロダイ。しかも51cm、2.1Kgと船釣りでは自己最大。乗っ込みでお腹パンパンのオス。



さっきも書いた通りで、シャクリ中に掛けられないメバルのアタリ多数でコレがかなり悔しい、シャクリの一番スピードが出る時にウッとモタれるので止められず、止めて待ってても食わないしどうすりゃいいのかな?かなりの数損したわ。13時過ぎに沖目の水深33、4mに移動しますが、こちらも下げ潮落ち着いてくれて、最後は中羽アジがポッツンポッツンとシマシマ君が2枚。シマシマは20cm超の1枚はキープ、もう1枚は放流。アジはなんやかんやで23尾とちょうど良し。メバルキープ8尾、クロダイ、ウマヅラでナンちゃって五目達成。13時55分、ラスト10分コールが出て、1回入れましたがアタリ出ずのまま、揺れがスゴいし早めにお片付けに入りました。



【本日の釣果】
クロダイ1枚(51cm/2.1Kg)、メバル8尾(31、26、22〜17cm)、マアジ23尾(36〜23cm)、ウマヅラ1枚(35cm、オスで残念!)、シマシマ君1枚(21cm)、以上のキープ。メバル小型3、4尾、シマシマ1枚20cm未満、ミニカサゴ、ウミタナゴ、ベラなど多数放流。クロダイは船釣りでは自己最大、メバルも自己最大記録を更新!以前、釣友の32cmを見ましたが、さすがに尺超えるとデカイっすね〜っ!!シマシマ含めれば辛うじて五目達成。

【船宿釣果情報】
久里浜沖18〜40m、水温=14.0℃、水色=薄濁り
17 〜 51 cm ・ 23 〜 41 尾
クロダイ(51cm)・メバル(17〜31cm)・マアジ(23〜37cm)・ウマヅラ
竿 頭 = 東京都 ・ I氏

東電前〜航路下のポイントを周遊して来ましたが、マトモにシャクれたのは朝の2時間半と12時半を過ぎてからお帰りまでの時間帯で、9時半過ぎから12時半頃までどこへ行っても潮がブっ飛びで、「バンザァ〜イっ・・・」お手上げ状態で、当然、魚の喰いも渋っ・・・航路下のポイントでも潮は超速で、4回ほど流して早々に退散して東電前に戻りました。(T_T)・・・(;_;)・・・(X_X)・・・(>_<)・・・その後も、根気良くシャクって戴き、お土産は確保出来ました f^_^;



2022,4,6 ウィリー五目船 31cm・30cmの良型メバルをゲット! 51cmのクロダイもゲットの小峰さん (写真は船宿HPから借用。遠近法マジックちょっとやり過ぎでサイズが逆転!?)



アジの叩き。当日は叩いて賞味。時期的にほとんど子持ちかな?と思ったんですが、半分強が子持ちでしたが、まだ成熟していない状態でしたね。脂もまったく無いことも無く、美味しいですよ。



アジのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。ヅケるとトロ味が出てきて口当たりが脂乗ってるっぽい感じになります。これは何度やっても間違い無しです。味噌汁は先週のクロダイのあら出汁。今週の蕎麦はアジのあら出汁になりそうです。



クロダイの兜焼き。頭は二つ割りにして片方は塩焼きで賞味。皮がめくれて見た目が良くないですが左側が口。魚がデカいので頭だけで身がゴロゴロ採れて、しかも思ったより脂乗ってて旨い。コンディション的にお味の方はあんまり期待していませんでしたが案外イケますね。



アジのなめろう。朝にヅケ丼食べてるので、夜は刺し身よりはなめろうに行ってしまいますね。青唐はもう欠かせぬ存在で、ピリっといいアクセントになってます。



アジのなめろう茶漬け。なめろうの翌朝はお決まりのコレ。なめろうをハンバーグ状に丸めて食べる直前にバーナーで焦げ目を入れて香ばしさアップ。熱々のアジのあら出汁を掛けたら、速攻で全部崩して半生状態にして飯と一緒に掻き込む。コレがもうサイコー!茶漬けにしてもなお生きる青唐の香りがまた秀逸。



メバルと竹の子の炊き込みご飯。春の風物詩ともいえるメバルと竹の子、どっちかひとつでも美味しいのに両方入っちゃてる贅沢炊き込みご飯。しかもメバルは久里浜産、竹の子は地元横浜産ですからねぇ。残りはおにぎりになっているようなのでまだ楽しめそうです。



メバルの煮付け。2番目のメバルを煮付けで賞味。やっぱりメバルは煮付けがよく合いますね。なかなかの型なので身がボッコリ採れて食べ応えありました。付け合わせの竹の子は横浜産の極上品が手に入ってこれまた香り高く歯応えサックリ旨い!



クロダイの刺し身。兜焼きが旨かったので、もしや刺し身旨いんじゃない?ってことで、お腹側の身を切ってもらったら、これがマイウ〜。けっこう脂乗ってて歯応えもあって臭みも無し。乗っ込みとは言ってもまだ水温低いしハタく前だからかな?



メバルと竹の子ご飯の焼きおにぎり。先日の炊き込みご飯の残りは全部おにぎりしてあり、まずは焼きおにぎりで賞味。海苔巻いて食べたらもうサイコーっす。まだ余ってたら茶漬けもできそう。



クロダイの刺し身。兜焼きが旨かったので、腹側の身を刺身にしたら想像以上に旨かったので、今度は背中側の身で刺身にしてみました。脂あって十二分に美味しいです。乗っ込みの浅場の魚だったので期待していなかったのですが、良い方に裏切られました。



クロダイの皮焼き。刺し身で引いた皮はホイルに乗せて塩焼き。これくらいのサイズになると皮も厚みがあって、皮目の脂や旨味もたっぷり。



天ぷら盛り合わせ。お皿左からクロダイ(尻尾寄りの身)、メバル(小振りの半身)、竹の子。天ぷらは塩でも美味しいのですが、ネタが良い時はウチの場合、あえて天つゆに下ろし生姜、大根おろしで頂きます。魚はどちらも美味しいですし、竹の子は今が旬、どうやって食べてもいいですね。



ウマヅラの唐揚げ。塩コショウ、ガーリックパウダーで下味を着けて唐揚げ。メスだったら刺身でいただくところなんですが、オスだったので血合い除去すると大して身が採れませんしね。天ぷらでも良かったのですが、ネタが十分だったので唐揚げで賞味。



アジ出汁の天ぷら蕎麦。昨夜のうちに一緒に揚げて置いたゴボウと竹の子の天ぷらを乗せて、つゆは鉄板アジのあら出汁。



メバルのお造り。一番デカかったヤツは尾頭付きに造ったら立派でしたよ。皮を剥ぐかどうか迷ったのですが、あえて硬いの覚悟の上で皮付きに。見た目よく分かりませんが上段が湯引き、下段が炙りです。思った通り魚がデカいので皮は硬いんですが、4日寝かせた身もまだ相当硬くて歯が悪いとキビシイかな?ってくらいの噛み応え。ですが、噛んでいると皮岸の旨味と脂が感じられてクセになる食感と食味。いつまでも嚙んで居たい、そう思わせられる逸品でしたよ。それこそお店ではまずありえないでしょう。なかなかこのクラスの魚体には巡り合えないので釣るのも食べるのも希少な一尾でした。



アジフライ。大きいの2尾分でアジフライ。36cm級の切身でけっこう量採れます。最初は塩で、次はソース、その次は?っていうのがいつもの流れです。お味は言うこと無し!いくらでも入っちゃいますので抑えるのが大変。



アジ出汁の蕎麦。昨日のアジフライのあら出汁で蕎麦。揚げが入って玉子も入って最高っすねぇ。イナダ出汁でも旨いんですが、アジ出汁は定石といっていいでしょう。間違いなく無いっす。



イシダイの刺し身。シマシマ21cm1枚でしたが、こんだけ採れるんです。頭が小さく歩留まりがいいので、あえて1枚でも持ち帰るという。夫婦二人で刺身的には十分味わえますからね。小振りの1枚は放流しましたが、このサイズはけっこう侮れないんですよ。



イシダイの皮ポン。皮は指いてポン酢で賞味。定番ですがいつも旨いっすねぇ。



クロダイの味噌漬け。片側の釜下1番2番を味噌漬けにして賞味。西京漬けと迷ったんですが、料理人は勘でコレは味噌でしょうとのこと。蓋を開けてみれば味噌漬け最高じゃん!て出来具合。



アジ出汁の蕎麦。もう3、4回目になりますが、まだ出汁が残っているので蕎麦。ホントにコレが好きでねぇ。しかも、昨日釣りに行ったら船宿さんからワカメ、メカブ、コンブを沢山頂戴して、早速ワカメたっぷりの掻き揚げ蕎麦。新鮮ワカメの香りとシャキシャキ感が堪りません。



アジカツ丼。アジフライを3枚残しておいての確信犯。もう言うことナッシング、量もピッタリ。味噌汁はシマシマなどの小物の合わせ出汁で、昨日、釣りに行って頂いたワカメタップリと竹の子でこちらもおいしゅうございました。

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