K's Fishing Blog

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2022/03/30
マダイ 久里浜港 五郎丸
3月30日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からマダイに出撃してきました。

本日はW五目船も出るそうなのですが、釣り友と最近予定が合わず3月中に1回マダイやろうと言ったままになっていたので、2名でマダイ船を予約。先週は潮が一日下げ潮でヤバイと思いながらも、結果的にはイサキ、クロダイ交じりで好調、今日は大潮前の中潮最後で朝から下げ潮、10時過ぎが干潮、後半上げ潮なので、先週よりもチャンスありそうに予想されるのですが、さてどうなることか。今シーズン8回やっていずれもボーズ無しなので、最低顔だけは拝みたいところですが、まぁいつも通り出たとこ勝負で頑張ってきます。



いつもの時間に2名で到着すると本船はお客様6名で右舷ミヨシから私、先週お隣で竿頭だったお客様、常連M氏。左舷ミヨシから釣友、久し振りのSさん、常連Aさんの6名。W五目船は久しぶりにお会いするK名人ら5名様、ムツ五目船は8名様かな?と本日は全船出船。7時15分前に離岸してしばらく港前で待機すること、定刻7時を迎えていざ発進。アシカ島の際を通過したので、下手の場所から攻めるようです。航程13分で減速、位置取りが決まって、はいやっていいですよ〜!と早速第1投のアナウンス。



北東の微風で曇り、海上ベタ凪。水色は薄濁り。潮周りは先に書いた通り。潮っ気はほぼ無し。指示ダナ上から40m。先着してすでに操業開始している船が5、6隻いて、マダイが上がっているが2回見えました。おっ!今日は良さ気かな?と思った第1投目の7時20分、釣友にアタリ、コレが800g級のマダイで早くも船中1枚目。気持ち乗っ込み色が出て色が濃い目の魚体。ヨッシャ続いて行くぞ〜!と思ったら後続の船がわんさか集まって、中には松輪のN銀丸までこっちに来ちゃって、ざっと30隻の大船団に囲まれてしまいました。あらら・・・。



全船一斉にドバドバコマセ撒くもんだからタイが口使わなくなるわ、イナダが回って来て邪魔だわで、ダメだこりゃ!アタリは全員に回るのですが、最初のタイの後は全部イナダ、イナダ、イナダ。タナ少し変えても全然無駄。オマツリで道糸高切れするお客さんも出てしまいお気の毒ですが、入れれば誰かに食っちゃうので避けようがありません。イナダ自体は先週のモノより一回り大きく太っていて旨そうなんですが、2本あれば十分ですし。しかも気付いてみれば位置取りがサイテーになってしまい、360度囲まれて包囲網状態。こりゃどう考えても釣れないでしょ。



広範囲にコマセがドバドバ撒かれているので、一瞬抜けてくれたかと思っても、またすぐ回って来てしまいイナダにとっては朝飯天国。指示ダナが43mに降りて、しばらくすると41mに上がりますが、マタイのシグナルは出る気配も無し。イナダはすっぽ抜けやハリス切れがありながらも4本上がってしまって2本キープ。1本釣友に引き受けてもらって、もう1本はも〜持て余してリリースしちゃいました。早く移動しないかなぁと思ったら、9時前に回収指示が出てようやく場所換え。5、6分、北上してここはいつもやる場所。航路の出口、1番緑ブイと中央1番ブイの間の下手。指示ダナ35mで再開。



程なくW五目船もこちらに来て、玉網が入っていたので後で訊いたらジャンボイサキとイラが出た模様。15分程やってアタリ無しで周り直すと指示ダナ25m。こっちはイサキ狙いですがアタリ皆無。如何せんアタリが出ないので短いサイクルで35mと25mのどちらかを入れ替え。上げっ端に期待しましたが、潮がナンモ無い状態。10時20分、本日初のタイっぽいアタリが出て針掛かりしたのですがなんだか怪しい。回収すると薄々思っていた通り正体はクロダイ。同時にトモのM氏にもクロダイ。やっと時合い来たか?



その10分後に再びタイらしきアタリが出たものの置き竿でアタってしまい、手に持つと重さは乗ったが小振り、巻き上げ始めにスポッ!抜けちゃいました、トホホ〜ッ!ダメなんだよ、置き竿で小振りの場合、追いアワセしないと掛かりが甘いことが多いんですが、そこまで気が回らず失敗した!やっと出た貴重なアタリはモノにできませんでした。上げ潮がなかなか流れてくれず、その後は延々と生体反応ゼロ状態。25mで釣友が中羽イサキ単発で2尾、船向き変わってトモ氏に1尾出ましたが自分はアタリナッシング。たまに竿先にウマヅラの気配が出ますが偶然小振りが1枚だけ針掛かり。



上げ潮が少し流れ始めると魚っ気出ないので流し釣りに。ならばステン缶持ってくればよかったと後悔。南向きのトモ先で南から北へ大流しも結局アタリゼロ。釣友がキロ級のウマヅラを上げましたが、自分も皆さんも餌盗り以外の掛かるようなアタリ皆無。あぁ最悪の日に当たってしまった。13時20分、朝やった下手に走るも止まれずのまま、久里浜方面へ進むと指示ダナ60mで再開。反応出てるそうですが正体は23〜25cm級のアジ。アタる人はけっこう獲れていましたが、終盤南風でド潮ケツのためアタリ悪く型見ただけ。13時50分、諦めて一足お先にお片付けに入りました。



【本日の釣果】
クロダイ1枚(40cm/1.13Kg)、イナダ2本(50cm/1.25Kg、49cm/1.15Kg、4本釣って2本の持ち帰り)、ウマヅラ1枚(30cm)、以上。マダイらしきは唯一小振りを一発掛けましたがバラシ!他アタリ無く激渋〜っ!ボーズ無し記録は8回で終わりました。普通こういう日が挟まるので、今までが出来過ぎだったのだと思います。さ〜て、来週からは五目だ〜っ!

【船宿釣果情報】
マ ダ イ = 撃沈・・・0.8Kg・船中 1 枚、外道にイサキ・クロダイ・イナダ
金曜日は、只今4名様で出船の予定ですが、予報が悪いので検討中です!



イナダの刺し身。当日簡易塩イナダで賞味。前回より一回り大きかった分、脂はそこそこありましたね。かなり旨いです。



イナダのキムチ入りヅケ丼。翌朝はお決まりのコレ。とにかく旨いんです。イナダの切身を普通のヅケダレと市販のキムチの素で一晩ヅケて、朝食べる前に、ヅケを刻んだキムチとゴマ油で和えてご飯に盛るだけ。アジなどでやってもハズレないと思いますがイナダにはコレがドンピシャ。



イナダのタルタル。先日、イサキでやって美味しかったので今回はイナダでやってみました。イナダはイナダでもポイントは3枚に下ろして縦割りにしたお腹側の柵を2枚使うトコ。背中側の2枚の柵はトマトなどの野菜とポトフ風に煮込んだとのことなので、次回以降出てきます。ジェノベーゼソースとクリームチーズの実力はイナダのような青物すら脂の乗った高級白身魚のごとく仕上げてしまう包容力があります。思わずワイン開けてしまいました。コレは使えますわ。



イナダ出汁の蕎麦。毎度のヤツです。もう何十回出てきたか数え切れませんが、今週も相変わらず食べますよ〜!今回、イナダ2本のあら出汁採ったので蕎麦にして4回分あります。具は掻き揚げ、船宿さんから頂いたワカメ、刻みネギ。これだけ毎回出てくるってことは旨いから以外に理由はありません。蕎麦好きな方は絶対やってみてください。麺つゆは普通に使って水の代わりに出汁使うだけですから。



ウマヅラの薄造り。小振りだったのでオスだかメスだかよく分からなかったのですが、捌いたらメスでラッキー。しかもキモパン。オスだったら唐揚げにでもしちゃおうかと思いましたが、おかげで薄造り1回分採れました。キモはこれで1/3くらいですか。



イナダと野菜の洋風煮。イナ大根にでもしちゃったら!と言っていたのですが変わりました。イナダの背中側の柵を切り身にして野菜と一緒に煮たもので、お惣菜としてかなり美味しいです。トマトの酸味がよく合っていて魚の臭みはまったく感じません。



クロダイの炙り刺身。航路下の魚ですが、乗っ込みでお腹パンパン。この時期ここに居るクロダイはこの辺りで産卵するのか、もっと浅場で産卵するのか分かりませんが、5月頃、下浦の浅場で釣れる乗っ込みクロダイよりは見た目がキレイですし、身がしっかりしており脂も乗っています。たぶん違う系群だと思います。



イナダ出汁の蕎麦。今週2回目になります。具は味付きの揚げ、かにかま、とろろ昆布、船宿さんから頂いたワカメ、揚げ玉、刻みネギ。一般的にいうときつねうどんてトコですか。お味はもー間違い無し。



ウマヅラのキモ煮。キモの残りはマイタケと一緒に甘辛く煮て賞味。毎月血液検査やってて、いろいろ数値が気になるので、このくらいの量がいい塩梅ですね。



クロダイのカルパッチョ。先日テレビでやってた紀ノ国屋の「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」を買ってきてオリーブオイルの代わりに使ってみたのですが、う〜ん、不味くないけどビミョー!?なんだろう、トリュフの香りがして豪華っぽいのですが、洋とも和ともつかず何だか中途半端なお味でしたね。コレ掛けるときにライムの絞り汁と混ぜてから掛けたんですが、もっと思い切り柑橘系にしてしまった方がさっぱりキレが出て美味しいのかな?きっと使い方なんでしょう。しょうゆというだけにけっこう塩分あるので、最初の塩は控えめで正解でしたが・・・。



クロダイの皮焼き。上のカルパッチョで皮剥いたので、皮は皮で塩焼きで賞味。皮岸の脂があって香ばしくてとても美味しいです。



イナダと野菜のカレー煮。先日のイナダと野菜の洋風煮が残っていたのいたので、カレー味でリメイク。グラタンにしようかとも言っていたのですが、結果的にコレになったようです。いい意味では一回火を通しておけばどうにでも流用可能だし、それが案外美味しいという例でしょうか。味変して二度楽しめるという。



ふろふき大根のメカブ明太のせ。コレは釣り魚では無いので番外編になりますが、美味しかったので載せておきます。ふろふき大根のあんに、味付けした刻みメカブと明太子を乗せたらかなり旨かった。コレは料理人のスマッシュヒット!よく思い付いた!



イナダと野菜のカレー。イナダと野菜のカレー煮だったのですが、ホントにカレーになってしまいました。まだ具もけっこう残っており普通に旨かったっす。コレで今回の魚は出汁以外は完食。イナダ出汁の蕎麦が2回出てきましたが、実際はもう1回食べていて、あと1回分出汁が残っています。



茎ワカメの炒め物。コレも番外編なのですが、頂いたワカメの茎の部分は煮るのが定番かと思われますが、炒めて賞味するのがオススメ。和風、洋風どっちでもいいです。塩、コショウ、ニンニク、鷹の爪、オリーブオイルでいわゆるペペロンチーノにするのは超オススメ。

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