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2021/09/12
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
9月12日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

ここ2週間ほど、腰痛が重症化したまま、治りが悪くて困っています。しかも、金曜日は健康診断だったので、立ったり座ったり寝たり起きたりの繰り返しで、終わった頃には腰が伸ばせなくなるほどの痛み。健康診断で2歩後退といった状況になりましたが、先週に比べると若干いいかな?今週は凪予報なので、航路からの曳波でドッカンバッカン揺れなければ一日持つでしょうか?先週の釣果がかなり情けない結果でしたので、一応、リベンジのつもりで、なんとかできる範囲で頑張って来ましょう。



今日は釣友とSちゃんの3人で参戦。いつもの時間に到着すると先客1名様が左舷トモに入って居られまして、我々は右舷ミヨシから私、Sちゃん、左舷ミヨシに釣友ともう1名様の計4名。お隣マダイ船は6時に出船済み、その隣のムツ五目は常連様多く5名のお客様。7時前に出船して定刻まで数分、港前で待機すること7時ジャストに発進。まずはお約束で東電前でアジ狙い。たぶんアジ→イサキ→ハナダイ→イサキ、もしくはアジ→イサキ→ハナダイ→アジのどっちかだと思います。序盤戦のアジで20cm台が20匹釣れたら安泰気分なんですけど。



航程約6分で減速、魚探睨みながら2回ほど旋回して位置取りが決まると、やってみましょう!で第1投。北の微風で厚めの曇り、降らない予報だけど危ない空模様。海上ベタ凪で水色はキレイに見えますが、空が暗いので黒い感じ。中潮の初日で朝イチ上げ残りで8時20分頃が満潮、その後、納竿時刻辺りが干潮の予報。水深34、5mで指示ダナ底から3〜8m。道具入れてみると1投目からアジの掛からないアタリが出て気持ちが逸ります。潮っ気が殆んど無いのに加えて風も弱いので船の方向が定まらない感じですね。



早々に左舷の釣友が食べ頃アジを上げましたが、こちらアタリはポツポツ出るもののぜんぜん針に掛からず。タナも低めで相当活性悪い状態。最初バイオワームでやってたのですが、アタリだけで掛かんないのでイカタンに変更すると、程なく1匹釣れましたが、基本激渋でイカタンでも掛かんないの多数。間が空くものの魚っ気はあるんですけどねぇ、如何せんお魚まったくやる気なし。1回周り直しても状況変わらず、諦めて少し入り込んだ水深24m前後。ここも全体にアタリが遠く、アジは居るのか居ないのかアタリ出ません。アタるのはフグとベラばっか。フグはショウサイ、コモン、クサ、サバの4種勢揃い。



あまりに食いが悪いのでイサキの空針仕掛け、ハリス1.7号にイカタンに変更。すぐアタリ出たのが20cm超のイサキ。それもアタリ単発でどうなっちゃってるのか?その後、時季外れのウマヅラが1枚。今だアジの気配はまったく無し。あのアジ20匹目標なんですけど。アジとサバは欲しい時に釣れないというジンクスの通り。釣れれば今のが絶品なんですが、ホント食わないっす。1時間半ほど経過してアジ1匹、イサキ1匹、小振りのウマヅラ1枚というヤバイ序盤戦。コレで2回戦のイサキが食わなかったら先週以下!?



8時40分、回収指示で8時50分過ぎにイサキの部の始まり。指示ダナ海面から12mより上。いい時は1投目でバリバリ飛びついて来るんですが、1投目完全にスカで釣友とこれヤバくね?と顔見合わせます。ところが1投目の3往復目で私にアタリ。20cm級のイサキが顔出してくれました。その後、間が空くもののポツ〜ン、ポツ〜ンとアタリが出てくれて、下げ潮に変わると若干ペースアップ。やっぱここは釣れるの下げ潮なんですよ。開始50分でようやく上の写真の通りツ抜けに到達。いや〜危なかったけど多少釣れてくれました。型は21cm〜22cmがアベレージ。20cm未満は殆ど交ざりません。



東電前でも一発ハリス切れがありましたが、こっちでも一発やられて、仕掛け換えた直後、再び食ったのが43cmのイナダでこれはゲット。このサイズだと1.7号でギリギリ獲れますがこれ以上だと歯が立たないっすね。11時20分、ちょうど30尾まで稼いだところで回収指示。次はハナダイの部。5分ほど走って下浦沖は水深34、5m。こっちは潮が淀んでいて、水色も濁り気味。開始する前にこりゃイカンと思いましたが、案の定、ハナダイの気配無し。偶然カイワリが1枚釣れてラッキー!



チーかまに缶ビールだもんね。立派な釣りオヤジに成長したSちゃん。1時間ちょっとやって諦め。どっちに移動するかと思ったらイサキの場所ですね。12時半過ぎ、指示ダナ同じで再開。開始するとさっきのシャクリじゃぜんぜんアタリ出なくなってて、スズメダイの猛攻。シャクリ方変えてもダメ。代わりに小振りのアジが回って来てチリツモでおかず稼ぎ。終盤、海上ナギもけっこう腰に来ちゃって休み休みの中。13時半頃、再開するとパタパタっと釣れてここで計40尾となったところ、13時40分、ギブアップで自主納竿。皆さん14時5分までやって上がって来ました。



【本日の釣果】
イサキ40尾(24〜19cm)、マアジ9尾(22〜16cm)、カイワリ1枚(24cm)、イナダ1本(43cm)、ウマヅラ1枚(34cm)、以上で久し振りの五目達成。その他、スズメダイ多数、ショウサイフグ5尾、その他のフグ類、ベラ、ネンブツダイ、ミニカサゴ、ミニメバル、オキヒイラギなどは放流。11時過ぎから雨が降って来てカッパ出す羽目に。聞いてねぇよって感じでしたが、海が穏やかだったおかげで腰の具合は終盤まで持ち応えてくれました。

【船宿釣果情報】
東電前〜下浦沖・20〜35m、水温=24.5℃、水色=薄濁り
イ サ キ = 19 〜 27 cm ・ 11 〜 48 尾
イサキ2番手は40尾、他にカイワリ・マハタ・タカベ・カサゴ・イナダ・アジ・ウマヅラ
竿 頭 = ***** ・ I氏



イナダの刺し身。当日の即席塩イナダ。柵取りしてから塩まぶして20分ほど常温で放置すると、余計な水分が出てビショビショになります。コレを一旦水洗いしてよく拭き取ってから刺し身。当日食べたいので最近はこのパターンが多くなりました。



イナダの刺し身(塩〆中)。前から言っている塩イナダは本体丸ごと塩〆して翌日食べる形でしたが、最近は当日食べたいので、簡易塩イナダと言っていますが、柵に下ろしてから塩〆して常温で約10〜15分(大きさ見て)塩〆にし、真水で塩を洗い流して、よく水気を拭き取って刺身に造る方法。あまり長時間〆ると塩分入り過ぎてしまいますので、そこは勘でほどほどに。写真は10分ちょっと経って、余計な水分が表面に浮き出して汗をかいている状態。そろそろOKでしょう。



イナダのキムチ風味ヅケ丼。翌朝です。昨夜、半身をお刺身で賞味したので、残り半分はヅケ丼で賞味。この時期のこのサイズだと当然脂は乗っていませんが、今季初物なので有難く頂きました。味噌汁はイナダのあら出汁。



イサキの刺し身。少し脂が落ちて来たという話も耳にしたのですが、いやいや全然大丈夫。20cm超のマルコロちゃん、脂ノリノリで歯応えも残って最高っすねぇ。



イサキのヅケ丼。前夜の刺し身の時に翌朝のヅケ丼用に準備しておいてもらいました。旨味、甘みと脂があってトロットロ。超絶マイウ〜!一気食いで爆食、ご馳走様でした。味噌汁はイサキのあら出汁。



アジの握り寿司。2日経って握り寿司で賞味。コレが食べたかったんですよ!しっとりとした脂の乗り具合と歯応えの両立。まさにコレだよコレ!っていうヤツ。しかし思ったように釣れないんだよね〜!!汁はイサキの澄まし汁。コレがまた旨い。



アジの散らし寿司。握りで6匹使っちゃったので、残り3匹でかみさんは散らし寿司にして食べてました。アジは半身6枚で寿司酢に潜らせて簡易〆アジにしてました。ヅケ丼を考慮するとやっぱ中羽20尾ほどは欲しいですね。



イサキのなめろう。前に誰かになめろう好きだねぇ!って言ったことがありましたが、斯くいうウチも相当好きみたいです。脂ノリノリなのでネットリ感が出て、青唐辛子の香りもアクセントになって、想像を裏切らない味。ウチはなめろうと言ったら玉ネギが定番なんですよね。



イサキのなめろう茶漬け。昨夜のなめろうを翌朝用に取り分けておいて、満を持して出汁茶漬け。ハンバーグ状のなめろうはバーナーで炙って香りを立て、イサキのあら出汁は塩と薄口醤油でお味を調整。出汁が冷めないうちに全部崩して混ぜて掻き込む!ヅケ丼に並んで茶漬け系も大好物でして。コレ食べられるだけで朝から幸せ度がアップ。



イナダ出汁の天ぷら蕎麦。天ぷらはスーパーの天ぷらセットを夫婦で半分こ。イナダのあら出汁が出汁のベースを下支えしている感じで、力強くしっかりした味わいです。天ぷらから油が出るのでこれが麺に絡んで口当たりがまろやかになりますね。



カイワリの刺し身。3日寝かせて水曜日の夜。今日しか無いという程、食べ頃ドンピシャ!歯応えしっかり残っていて脂がMAX。この時期のカイワリはどうかな?と思いましたが脂ノリノリで超絶マイウ〜でしたね。



イサキの3色和え。最近、我が家でブームのコレ。イサキの身を軽く昆布〆した後、それぞれ和えています。左から明太子、とろろ昆布、梅肉。それぞれ調味料で味を調えているそうです。味がしっかり着いてるので案外バクバク行けちゃいます。他に何か無いかな?5色和えとか楽しそう。



イサキの炊き込みご飯。素焼きにしたイサキの身をイサキのあら出汁と調味料で炊き込んでいます。今回は炊き上がった後に白ゴマと刻んだ梅肉を混ぜ込んであって、梅の香りが鼻に抜けて大変さっぱりした味わいになっています。イサキと梅肉は相性鉄壁ですね。味噌汁はイサキ、カイワリ、ウマヅラの混合あら出汁で、カイワリとウマヅラは頭も使っているのでガッツリ旨いです。



イサキのソテー。コレも私の大好物のひとつ。塩、コショウ、ガーリックパウダーで下味を着けた身をオリーブオイルでソテーして仕上げにバターで香り付け。このシンプルな料理が素材の旨味を引き立ててくれます。



イサキの炙り刺身。炙りだったら皮剥かなくても良かったんですけど、剥いた後に思い付いたのかな?残りの一匹、かみさんは皮無し炙りで食べてました。



イサキご飯の焼きおにぎり。イサキの炊き込みご飯やったらお約束の焼きおにぎり。今回、刻んだ梅を混ぜたんですけど、焼いても風味が残っていていい仕事してます。そのままでも海苔巻いても旨い。味噌汁は先日からの混合あら出汁。



ウマヅラのフライ。キモパンだったのですが、時期的にまだ水温高いので部難にフライにして頂きました。塩よし、ソースよし、タルタルよしでもっとあったら翌日パンに挟んで食べたいところでしたが。



イサキご飯の焼きおにぎり茶漬け。土曜日の朝です。イサキの炊き込みご飯やったら焼きおにぎり、焼きおにぎり茶漬けというのがウチの主流。なめろう茶漬けに似てますが、コレも熱々のイサキ出汁をぶっ掛けて、崩しながら頂くと出汁の旨味と焼きおにぎりの香ばしさが相まって旨いんです。

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