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2023/01/18
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月18日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今年に入って自己都合により週末がダメなので、初釣り以来、水曜日の釣行が続いています。ここんとこの状況はというと、イサキが日によって食ったり食わなかったり、イシダイはポツポツ上がっていますが、昨年同時期と同じパターンで、黒潮の分流の影響で水が暖かく真っ青、南国の海みたいになっちゃったらしいので、魚も調子狂っているみたいです。日曜はイサキが良型交じりでけっこう数上がっていましたが、月曜から下降線。潮周りも良くないので今日はいつも通りの出たとこ勝負。まったく展開が読めませんが、なんかアタリがあればいいかな?程度で海の様子見ながら色々やってみようと思います。



山手線の信号機故障と横須賀線の逗子・久里浜間の工事の遅れが重なり、今朝は久し振りに電車が遅れてバスが間に合わず。JR久里浜駅にはタクシーも居ないので、京急久里浜駅まで移動してようやくタクシーに乗車。なんとか6時40分頃に到着。すると他のお客さんも同じ羽目に合っている方がいらっしゃる模様。本船お客様3名で右舷に私、常連Tさん、左舷に拙ブログをご覧頂いているというお客様。マダイ船は常連Aさん他で3名様、ムツ五目は良く見えませんが常連Sさん含めて2、3名様かな?7時前に出船して港前で成り行き定刻を迎え7時いざ発進。今日も真沖に走って航路下のポイントへ。



航程約15分で減速、浦賀水道航路1番緑ブイと赤白中央1番ブイの間の下手。ほぼほぼいつもの場所に位置取りが決まって7時20分第1投。北北東の弱風で曇り。海上平穏、予想通り水色は真っ青でスケスケ。若潮後の中潮で朝7時25分頃が干潮、その後上げ潮に変わって12時40分頃が満潮の予報。指示ダナ海面から37〜30m。開始早々ウマヅラの気配が濃厚で毎回餌がやられます。今日はハリス2.5号の4本針で先針にオキアミ、その上3本はイカタンでやってます。オキアミだけでなくイカタンもかすめ取るから口が相当器用です。まるでウマヅラの生け簀で釣りしているみたい。



下げ止まりか潮っ気ほとんど無いのですが、何度か入れ替えていると、お隣Tさんにイシダイ、私に懐かしいアタリでイサキ、次にTさんにイシダイ2枚目と上がりますが、イサキのアタリはまったく続かず、これが最初で最後。まともなイシダイのアタリも出てくれず、困った展開。さすがに生け簀で釣りしているだけあって、餌盗り名人でもたまに針掛かりする魚も居て、カワハギ交じりで桶の中、早々にこんな状態。アタリの数はざっと10倍はありそう。だって毎回初回の1シャクリで餌が空っぽですからね。イカタンは盗られるか、削られて回収するごとに小さくなります。



上げ潮が流れずモタ〜ッとした海で、コレといった潮変わりのチャンスも無かったのですが、9時頃から上げ潮がトロッと流れた途端にカワハギの群れが入って来て、コレもほとんど針掛かりしないのですが、連荘でアタリ出て、ウィリーシャクリ的にはかなり珍しいカワハギの一荷も達成。なんやかんや盛り上がったつもりも釣れたの4枚だけ。Tさんはツ抜けたのかな?スゴイ腕前ですね。この時合いに小型のイシダイが2枚混ざったので、最後まで桶で生かしておいて、終わるまでにマトモサイズが釣れたら放流するつもりでキープ。



カワハギの活性が良かったのは3、40分で、その後はポツ〜ンポツ〜ンでほぼ終わった感じ。再びウマヅラの生け簀状態。空は曇って体感気温はかなり寒いですが、ビシを回収するとまるで風呂上がりのように暖かい。水温14度くらいまで下がった後、黒潮の影響で急に17度くらいまで上がって気温との差が10度以上という。お隣Tさんがカゴカキダイ釣ってましたので、やはりこの水、ハギ系とか熱帯魚系が活性上がる水なんでしょうね。上げ潮がチョロッと流れた時間帯はよかったのですが、また淀み気味になってウマヅラの餌盗り地獄。



11時半、1回周り直して今度は海面から35〜28mとの指示。ここも最初は魚っ気無かったものの時間とともにウマヅラ牧場。不思議とこっちの方がウマヅラの針掛かり率が良くて、クソ重たいと思ったらウマヅラの一荷。カワハギの一荷とウマヅラ一荷を同日。にやったのはたぶん自身初。写真の上がメス、下がオスです。ちょうど判りやすいので説明すると、目から口に掛けて直線かやや反り気味なのがメス、目から口に掛けて少し丸みを帯びているのがオスと判断できます。平均するとオスの方が黒っぽいのが多いです。オスは血合いの塊なので食べるには断然メス!



12時20分、回収指示で南寄りに3、4分走ります。ここは沈船ポイントでしたっけ?水深56m前後で指示ダナ底から3〜10m。金谷の船かな?いつもここで操業しています。ここはアジ狙いと決めてアジシャクリで再開すると、開始早々ドドン!強烈なアタリで2.5号なので慎重に出し入れして上がったのは1.1Kg超のイナダと下針にアジ。次投でアジが食って、しばらくしたらまたスゴイアタリでコレがナントもウレシイショゴ。次にTさんとダブルヒットしましたが、私はイナダ、Tさんは一回り大きいショゴ。最高っすね!!仕掛けの修復に時間を取られて、釣りしてる時間は短いのですが、大物の合間にアジがアタって5尾釣れたからOK!



さっきの場所で8cmくらいのミニイサキが釣れたので、先針に着けて下ろしたら一発でマトウダイがヒット。タナは底から10m上。この水だもん居ると思ったら大当たり。ミニイサキ3尾とミニアジが釣れたので取って置けばよかったかな?でも今季のマトウは30cmちょいの小振りが多いので、あんまり食べるトコ無さそうですけど。でも一応高級魚なのでありがたいです。マトウと反してヒラメはこの水嫌うんですよね。場所が航路下なので大型船の往来が激しく曳波で船が大揺れすることもしばしば。そんな中、ウチの古いお客様の船が通ったので思わず写真撮影。燃料の運搬か鉄の運搬か分かりませんが、アルファベットは旧社名の名残でしょうか。



終盤は潮止まりで下げっ端の流れも特に感じないまま、チャンスタイムは何事も無く過ぎてしまい、アジのアタリも遠くなってしまいました。来週は大寒波襲来でシケそうだし、結局、シマシマはキープさせてもらうことにして、ナントこの季節に8目達成は自己記録かも!?ウマヅラは7枚釣って1枚だけオスだったので海にお帰り頂きました。イナダは2本上げましたがクーラー満タンにつき、左舷のお客様に引き受けて頂きありがとうございました。13時45分、ラスト10分コールが出たので釣果十二分により早々にお片付けに入りました。さて来週は予報が悪いので釣りできるかな?



【本日の釣果】
ショゴ1本(44cm/1.12Kg)、イナダ2本(49cm/1.15Kg、1本の持ち帰り)、イサキ1尾(28cm)、マアジ5尾(30〜27cm)、ウマヅラ7枚(36〜33cm、メス6枚の持ち帰り)、カワハギ4枚(25〜19cm)、イシダイ2枚(23、22cm)、マトウダイ1枚(33cm)、以上。この季節にナント8目達成!今日はイシダイのいいアタリは一度も出ませんでした。

【船宿釣果情報】
久里浜沖40〜60m イサキ・イシダイ・カワハギ・ウマヅラ・マトウダイ・マアジ・イナダ・ショゴ
16〜27匹 19〜46cm

相変わらず水は真っ青で17℃の暖かい水。トップは五目達成で、二番手が23匹で八目達成。他の方も五目達成でした。



黒潮の分流が相模湾および東京湾は千葉県回りで差し込んで、久里浜沖は等温線が混んでいる状況。湾奥との水温差がスゴイです。赤で示したのが当日のおおよその釣り場。(図は神奈川県水産技術センター情報ページより借用)



イナダのキムチ和え。10分ほど塩〆したイナダをぶつ切りにしてキムチの素、キムチと一緒に和えて白ゴマ、ゴマ油、小ネギ、白髪ネギ。当日ですが塩〆することで水っぽさは無くなり歯応え好く、キムチが本当に相性良く、抜群に旨いです。



カワハギの薄造り。身が大変キレイで上質なキモも入っていたので、キモ添えの薄造りで賞味。翌日ですが、身はまだ硬くてカワハギ固有の臭みはまったく無し。4枚全部下ろして、乗り切れない切れっ端の部分などはかみさんがうどんに入れて食べてました。東京湾の色んな場所のカワハギを食べましたが、経験上、久里浜・鴨居沖〜竹岡・金谷沖のカワハギが一案旨いと思います。ちなみに美味しくないのはダントツで第二海堡。カラス貝の稚貝を食いまくってましたから、防波堤のクロダイなどカラス貝食ってる魚は味はまずダメですね。



アジのヅケ茶漬け。いつもだと最初はヅケ丼なんですが、気分的に茶漬けが食べたくてお願いしました。実は昨日の朝は先週のイシダイの炙り茶漬け食べたので、2日連続で朝は茶漬けになりましたが、まったく飽きが来ないどころかバカウマでした。

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イサキとマトウダイの握り寿司。イサキはお腹の中ラードだったので、2日後でまだ硬さを残しながらもスゴイ脂。マトウはクセの無い大変上品な身質で酢飯とも相性抜群。この組み合わせはお寿司屋さんでもなかなか有り得ないでしょう。かみさんは身の切れ端など集めて手巻き寿司にしてました。これでカワハギに続いてイサキとマトウも終了。写ってませんが、汁はカワハギ、マトウ、イサキのあらのブレンド出汁を使った溶き玉汁。



ショゴの刺し身。コレで半身の2/3くらいですか。2日でまだ早いかな?と思いましたが、身質がきめ細かくて歯応え好く旨かったですよ。脂はもう数日寝かせた方が出てくるポテンシャルを感じます。



イナダのコンフィ(煮込む前)。コンフィというのはオイル煮のことだそうで、塩で下味つけたイナダの切身を香草やニンニク、鷹の爪と一緒にオリーブオイルで煮込みます。オーブン使って100度で1時間と低温長時間煮込み。コレは煮る前の生の状態。出来上がりが楽しみです。一回作っておくと日持ちする料理です。毎晩一切れづつつまみにする感じですかね。



ショゴのヅケ丼。茶漬けが2日続いたので今朝はヅケ丼。しかもショゴでやったのはたぶん初めて。あぁ贅沢。文句無しに旨いっす。味噌汁はイナダとアジとショゴのあらのブレンド出汁。



イナダのコンフィ。香草やニンニクの香り程好く、まったく臭みもなく大変美味しいです。塩気もちょうど良し。コレがオイルに漬けとくことによって日持ちするのだから有難いです。



ウマヅラのカルパッチョ。3日寝かせて着手。多過ぎるので3枚はお裾分けしてウチは3枚。料理人の発案で、カルパッチョとフライにしようということで、3枚全部下ろしてしまって、部位や切り身の形によってカルパッチョ用とフライ用に分別。味付けはウチのアッサリ系の定番。身は透き通るような白。血抜きは完ぺきですね。味の主張は強くはありませんが、歯応え程好く臭みは皆無で大変美味しく戴きました。



青物出汁の掻き揚げ蕎麦。イナダ、ショゴ、アジのあらのブレンド出汁で蕎麦。掻き揚げはウチの定番、生協の冷凍モノ。魚が交ざっているので何の魚の味かは当然判かりませんが、イナダのみの時よりマイルドで深みがある感じですかね。あら出汁を混合で採る場合、青物同士、または白身同士で採るのが定石。何だか判らなくても美味しいです。



ショゴの刺し身。ヅケ丼を挟んで2回目の刺し身になります。前回は2日。今回は4日寝かせましたが、やっぱり脂は今回の方が出てきて歯応えは衰えず、さすがイナダとはまったく違いますね。たまたま横浜駅の地下にある魚屋さんで、ちょうど同じサイズのショゴが丸で売ってまして、小田原漁港直送とのことでしたが、お値段がナント6千円台とビックリ。マトウもあって今回釣ったモノより2回りくらい大きかったのですが、コレも6千円台とまたまたビックリ!



アジのつみれ汁。コレは何度も書いてきましたが、我が家にとっては思いで深い料理。ゴボウは必須、豆板醤で少しピリ辛にすると味が締まるんです。デフォオルトでお代わりですね。



アジのつみれ汁の蕎麦。昨夜のつみれ汁を蕎麦を入れることを考慮して少し調味して温か蕎麦。今朝は家の中もけっこう寒かったので芯から暖まります。



白身出汁のピラフ。魚の身は入っていませんが、白身系のブレンド出汁が余っていたので、それを使って海鮮ピラフ。具は冷凍ホタテと冷凍ボイルアサリ、微塵切りにした野菜類。ピラフっていうのは洋風炊き込みご飯なんですが、もともとの魚出汁に貝類の出汁や野菜類の出汁も合わさって、塩分は控えめながら目玉焼き乗せたこともあり、食べ応えのある一品でした。まだ余ってるそうなので、後日、ドリアにでもなるかもしれません。



ウマヅラとアジのフライ。フライにして美味しい魚のワン・ツーくらいですもんね。間違い無いです。まぁ逆にフライにして美味しくない魚はどうしようもないとも言えますが。塩、ソース、タルタルで一巡するのが最近のパターン。いくらでも入ってしまうので適量で止めないといけません。



ウマヅラフライサンド。いつものことですが、フライは残しておいて翌日再利用。朝からスゴイ食べるな!と思われるかもしれませんが、パンが小さいので大したことないんです。



白身出汁ピラフのドリア。朝はまた青物出汁の蕎麦を食べましたが飛ばしますね。先日のピラフの残りでお昼ご飯。ドリアといいますとホワイトソース掛けてチーズ乗せてオーブンで焼くと思うのですが、ホワイトソース作るのメンドくさいので、チーズ乗せてレンジでチンするだけのチョー手抜きドリア。オーブンで焼くとパサつきそうなのであえてレンジ加熱。チーズがご飯の隙間に溶け込んで非常に旨い。コレはコレでありなんです。



イシダイの刺し身。7日寝かせてお刺身で賞味。当日下処理してから一度も触らず、冷蔵庫の奥にしまったまま一週間熟成。コレで小さいの2枚分なので、イシダイは歩留まりが良く小振りでもけっこう身が採れます。脂乗ってますがまだ硬いっす。10日寝かせてもいいくらい。小型でもコレだもんイシダイ恐るべし。



イシダイの皮焼き。ホイルの上に切った皮乗せてグリルで焼いたら最後に塩振ってそんだけ。ウチはポン酢で食べるか塩で食べるかどっちかが主流ですね。皮が旨い魚なのでこれで一品つまみになっちゃいます。



アジフライのチーズ焼き。先日のアジフライが2つ残っていたそうで、どうせ温めるのでチーズ乗せてみたらナントも美味しい!残り物でもいろいろできるもんです。これで出汁以外は完食だと思います。

今週は10年に一度レベルの大寒波が日本列島に襲来して、地元横浜でも水・木と2日連続で氷点下となり水曜は日中も3度前後止まりと気温も低過ぎ。基本北風か北西風ですが南西風に変わる日もあって西っ気は釣り的には最悪。一日通してまともに釣り出来そうな日がほとんど無いので、予想はしてましたが釣りに行けませんねぇ。金曜日(定休日)に一旦お天気くずれて、土・日も冬型が強まりそうだし、行っても週明けになるかもしれません。また水温下がっちゃって魚の活性も悪そうですしね。2月になるとメバル狙いが解禁になります。ここ1、2年やや復調気味で尺オーバーの大型もでますので、超難易度高いシャクリですが今年も楽しみです。



白身出汁のリゾット。今回、魚種が多かったので青物系と白身系は分けてますが、どちらかの混合出汁になっているケースが多いです。コレは白身の混合出汁ですがウマヅラがメインかもしれません。味付けは塩と粉チーズのみとシンプルながら出汁の旨味がよく感じられる食べ方。カワハギとかウマヅラは思ったよりまろやかで優しい味がしっかり出てくれます。



イナダのコンフィ。だいぶ前に作って日持ちするので、少しづつ賞味して4切れのうちこれで3切れ目。料理人の思い付きで茹で牡蠣と一緒にオイル煮にしてみたら、コレがバカウマだったので載せてみました。



イシダイ出汁のうどん。最後に食べたイシダイのあら出汁でうどん。うどんは定番の細麺の乾麺。味付けはほぼ塩と薄口醤油程度だと思いますが、いい出汁出てますよ。上に乗ってる舞茸が炙ってあって香りがいいです。

平日縛りが本日解けましたので、明日、日曜日に久々の週末釣行で五目に行ってきますね!激渋模様だそうですが、そこは何とか引き出し開け閉めしておかず確保でがんばってきます!

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