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2022/05/29
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
5月29(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

前回の釣行が魚のアタリゼロの完全敗北に終わり、見てるとその後も状況イマイチな感じですが、早々にリベンジに行ってきましょう。とりあえずは本命の顔を見ることが目標。本来これから梅雨時期が一年で一番の釣期なはずで、真冬の水深230〜290mに比較して150〜180mくらいと場所も浅く釣り易いのですが、ここんとこデカイのもあんま出ませんし、数も伸びないのはどうなんでしょうねぇ。リベンジにはちょっとハードルが高そうですが、まぁ出たトコ勝負で頑張って来ましょう!そういえば前日W五目に釣行した釣友に聞いた話、ムツ船にO達人がいらしてたそうですが、結果振るわなかった様子で、相当難しいんだと思われます。



いつもの時間に単独到着すると本船お客様6名で右舷ミヨシから私、U達人、Oさんのお父さん。左舷はミヨシとトモに1名づつ居られて、どうやらもう1名ルアーのお客さんが来る模様。餌釣り乗合船の真ん中でルアーはエエエ〜ッと普通は思いますよね。案の定、船宿さんの調整が入って、トモのお客さんが釣り座譲って胴の間に移動。ルアーのお客さんが潮先のトモに入って、これが後でなんだかなぁ、というか切ない結果を生むことになるのですが。基本餌釣り船ですからね、船宿さんがOKというので一客の分際で兎や角言う資格は無いのですが、ルアーのお客さん同船ありなのか!?というのは正直なトコ。



7時過ぎに出船して港前で待機、7時15分定刻を迎えるといざ発進。真沖に走って航程10分弱、すぐに場所が決まって7時25分、第1投。海上ほぼ無風でベタ凪の晴れ。水色は濁りというか水垢とゴミで汚れている感じ。大潮の初日で下げ潮から干潮が10時20分頃、その後、後半上げ潮の予報。船は流れに立てて北向きのトモ流し。指示ダナ2〜5m。第1投は157mで着底。上っ側だけ下げ潮が効いてますが底潮がほぼほぼ流れ無し。先日の海と同じかよ!速いの上から30mくらいまでなので、仕掛け降下中、何度か止めて流れた道糸を手前に寄せながら下ろせば道具は難無く立ちます。これやらないと何十メートル余計に出るか判らないし、たぶんオマツリだらけになるでしょう。



徐々に深くなる流しですが生体反応出ないので頻繁に入れ替え。最初、アシカ島−笠島ラインの上手から入れて、徐々に下手に移動。水深最浅で147mの流しもアタリ出ず。昨日も上げ潮に入ってからアタリ始めたそうですので後半期待ですかね。8時10分、回収指示で6、7分南下して東電沖。2流し目の水深195から入れて215mくらいに落としたトコでドンコのアタリが何度か出て3尾上げましたが、23cm級の小振りなので放流。久し振りに魚のアタリが出たよ。周りもシロムツ、ギンメダイなど外道ばかりではありますが、今日イチの魚の気配。で周り直すと再びアタリ皆無というのは、一体どうなってるんでしょうね。



9時15分、回収指示でさらに下手の下浦寄りの場所に移動。ここでも160〜180m中心に、最深で237mまで入れてみましたが状況好転せず。上っ側の下げ潮も止まり気味でほとんど前回と同じ展開。それにしても水が汚い。濁ってるだけならまだしも細かい水垢が大量に交じっていて、海面は泡と千切れた海藻がガンガン流れてきて、コレが道糸に絡んで鬱陶しいのなんの。灘寄りまでこの水だったらW五目は大苦戦間違い無しでしょうね。今日はY太くんとYちゃん、Oさん息子さんともう1名様で出船してます。昨日は下浦でハナダイの顔見たそうですが、この水じゃ望み薄でしょう。細かいゴミが多いので下手するとアジも食わない水。



10時10分、上手に走って東電沖なんですが、さっきやった場所よりアシカ島が近くに見える位置で再開。水深はだいたい160〜190mくらい。10時40分、左舷ミヨシのお客さんがオマツリしてない!って言いますが誰もしてないみたい。そのまま半信半疑で回収するとコレがナント船中初物のアカムツ。私がタモ入れさせて頂き30cm台前半でしょうか。お客さん曰く、誘い上げて下ろした時に糸がフケちゃったのでオマツリと勘違いして巻き上げて、しかもまったく叩かずに上がってきたので釣った気がしないと。お気持ちはよく分かりますけど、まぁ1尾は1尾ですからおめでとうございます!



時間になってもまったく上げ潮が来ず、11時40分頃、うん!少し上げ潮っぽくなってきたなと思った瞬間、左舷トモのルアーさんに小振りながら1尾。直後、私にアタリが出て、これも小振りですがやっと顔が拝めました。タナ3m切って下から2番目の針。そのまた直後の11時50分、右舷胴のU達人と左舷ミヨシ氏がダブルヒットでどちらも30cm台前半。短時間で4尾上がりましたね。アタリ出た水深は175m前後。仕掛け長があるので、実水深は180mちょいでしょうか。1回周り直しましたが何故かアタリまったく出なくなり。上げっ端の一瞬の時合いなんですかね。



13時、さらに上手に移動してアシカ島−笠島ラインのやや下手。水深160〜190m。潮は完全に上げ潮ガンガンに変わって船首は南向きの再びトモ流し。13時20分、お隣U達人に本日2本目、さっきより一回り良型。続いて左舷ミヨシ氏にも同級で本日3尾目。底潮も行ってるので最後真面目に取り組んで、14時いよいよ最後の流しは207mから浅くなる流し。う〜ん、魚っ気が薄い。この流しでルアーさんに1尾上がって2尾目、他、船中追加ならず。14時20分、時間になっちゃったのでボツボツ上がりましょう!最後までアタリが遠いまま力及ばず終了。辛うじて型は見たけど魚っ気が薄い!!



【本日の釣果】
アカムツ1尾(27cm)、ドンコ4尾(23cm前後は放流)、以上。結果右舷ミヨシ(私)から1、2、0。左舷ミヨシから3、0、2で船中8尾。左舷トモのルアーさんが2尾で、釣り座お譲りした左舷胴の間さんが型見ずとはなんだかなぁですよ。ルアーさん曰く、最後の流し、底から5mくらいの二枚潮の境目で入れアタリとか仰っておられて誇らしげにお見受けしましたが、こちらは8m近い仕掛けで生体反応ゼロ。この水深で底から5mで二枚潮なんて聞いたことありませんけどね。

【船宿釣果情報】
久里浜沖 160〜200m、水温=21.0℃、水色=薄濁り
アカムツ = 24 〜 34 cm ・ 0 〜 3 尾
2尾が2名様で船中8尾、他に*****
竿頭 = 八王子市 ・ Y氏



アカムツの茹でキモポン。なけなしのキモは茹でてポン酢で賞味。あ〜あっと。



アカムツのお造り。3日寝かせて尾頭付きの炙り刺身で頂きました。釣っては小振りで満足は行きませんが、食べるとちゃんとアカムツで脂ノリノリで旨いですから、やっぱり1匹釣れると釣れないでは違いますね。あらは翌朝お味噌汁で頂きました。コレにて今週の食材は終了!

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