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2022/07/10
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
7月10日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今季のハナダイ夏の部は昨年と比べたらかなり好調で、6月は連日トップ20枚前後で24枚を記録する日も。ところが7月に入って台風崩れの温帯低気圧が停滞したり、風向きと潮向きが噛み合わない日が多く、なかなかシャクるのにキビシイ状況が続いた影響もあってか、6月と比べると釣果も低迷気味。魚のサイズも盛期より小振りが多くなってきたので、そろそろ終了間近というところは否めないかもしれません。先週は激しい横揺れに見舞われてアタリすら出せませんでしたが、今日はどうですかね?まぁ最低限おかず確保でシャクってきましょう!



いつもの時間に単独到着すると本船はお客様4名で右舷ミヨシに私、トモに1名様。左舷ミヨシに常連Tさん、トモには先週もいらしたお客さんで計4名。この人数だったら潮速くてもオマツリは最低限で済みそうです。お隣ムツ五目船はお客様2名?ですかね。常連AさんとY太君だけかもしれません。本来アカムツは最盛期なはずなんですが、今年は冬から春が好調だった反動なのか、この時期イマイチパッとしない日が続いており、お客様も少な目ですね。こういう時期に乗って一発いい日に当たるとウハウハなんですけど、たまに乗ってもなかなかねぇ、やっぱ授業料払って回数やらないとですよ。



7時前に出船し港前で成り行き定刻を迎えるといざ発進。今日も剣崎沖へまっしぐら。剣崎沖は行も帰りも時間があるので、急いで準備したり、急いで帰り支度する必要もないのですが、性格的にどうしても準備と片付けはさっさと終わらせないとダメなタイプなもんで、航行中ボ〜ッと過ごすという形になってしまいます。左側にイサキ船団を見やってさらに南下すること航程35分程で減速。何度か旋回しながら位置取りを決めますが、潮の流れを見ている感じですかね。7時45分、場所が決まって第1投のアナウンス。



南の微風で曇りのち晴れ、海上ややダブつき気味。水色は色の着いた水で薄濁り。水深60m台前半で指示ダナ底から3から10m。道具入れてみたら城ヶ島沖方向へ潮がぶっ飛び。上の方が速いですが底も動いてます。こりゃ1回もシャクれないわ!と思った直後、流し釣りになりました。おかげでようやく80号でなんとかなるようにはなりましたが今日もキビシそうだわ。と思った7時50分過ぎ、久々のアタリで針掛かり成功。潮受けして道具はトモ方向から45度の斜め巻き。スゲェ重い!と思いましたが、魚はそうでもなく29cmの食べ頃サイズ。



左舷のTさんも同時ヒットで同じようなサイズをゲット。間もなく右舷トモのお客さんにもヒット。ところが流し釣りなのですぐに入れ換えても場所がまったく違っちゃってるのでアタリ続かず。コレが流し釣りの難しいところ、しかもスパンカ畳んで船首は東向いて南風を右舷で受けながら西方向への大流し。この人数でもトモ有利は間違い無し。先週ほど酷くないとは言え、けっこうなローリングでシャクり難い状況。2週連続コレだと、腰の具合の下地が出来上がってるので、今週はもっと早い時間にリタイヤになる可能性もあり、流し換えの時間はベンチで仰向けに腰伸ばして休憩。



2流し目は30cm級のアジが2本上がって、見た目が例の黒っぽいデカアジではないので喜んでキープ。ヅケ丼ネタにはなりそう。サバも混ざりますが小振りで細身のゴマサバなので食べられるけど放流。サバタン作ってもいいのですが在庫あるし。そんな最中、ウン?コレは本命でしょうというアタリにアワセが決まって2枚目をゲット。先週アタリも出せなかったのに比べるとけっこう上出来!?レベル低っ!!海面の水の色見ていると開始時は色着いた薄濁りだったのに急に真っ青で澄んだ水になったり、また戻ったりと安定しません。底の水がどうなのかは判断できませんが。



3流し目は左舷Tさんにも2枚目。1流し30分強で周り直して60mから入れてほぼほぼ65mまで落ちると回収という感じが何回か続きますが、アレ以来掛かんないアタリは数回あったものの、アワセは一発も決まらず釣果は伸ばせず時間だけが経過。難易度高過ぎでしょ!!10時を回るとようやく底潮が止まってきて、次第に上っ側も大人しくなってくれて止め釣りに。するとゴマサバが船についてしまって入れアタリ。我慢できずに周り直し。潮が止まると船を風に立てて南向き。ようやく激しい横揺れから解放されて、マジで船の向きひとつで地獄か天国かの違いですよ。



潮が速過ぎてダメだって言ってるのに今度は上も下も何にも動かなくなって、こうなったらなったでダメですから、ちょうどいい塩梅にならないのがこの海域の難点。数年前の方がまだマシだったような気もしますが、よく分かりませんが異常気象と潮の動きが関係でもしているのでしょうかねぇ?同じ釣れないなら横波から解放されただけ身体が楽ではあるのですが、魚っ気まったくナッシング。11時半、もう1回流してダメだったらイサキ行こう!と船長。気持ち上げ潮っぽくなったところ15分ばかりシャクってみましたが状況変わらず11時47分回収。



イサキ船団に合流して、何度も旋回すること慎重に位置取りが決まって12時過ぎ、イサキの部が始まり。指示ダナ海面から18〜12m。こっちは水真っ青で船南向いて上げ潮ぶっ飛び。軟らかめの竿に60号ビシで始めましたが、1投やってすぐ80号ビシに交換。でもあんま変わらずで、2往復できるかできないか川状態。開始2投で20cm級が2尾釣れましたが、その後がアタリ皆無となり、釣れるのトモのお客さんだけ、しかも良型交じり。この人数でもコレだもんも〜降参!自分がマジメにやるとトモでアタリがでるという。13時45分、ラスト10分コールとなり同級5尾まで伸ばすのがやっとで終了!



【本日の釣果】
ハナダイ2枚(29cm×2枚)、マアジ3尾(32cm×2尾、イサキ場で22cm)、イサキ5尾(21〜20cm)、以上の持ち帰り。その他、ゴマサバ、小ハチビキ、スズメダイ、ムツっ子などは放流。今日は何処行っても潮ぶっ飛びでまともにシャクれず仕舞。流れ速過ぎてコマセと仕掛けの同調は望めず、シャクリは基本的に道具が立たないと無理ですよね。

【船宿釣果情報】
剣崎沖60〜20m前後、水温=24℃、水色=薄濁り / 澄み
ハナダイ = 26 〜 34 cm ・ 1 〜 4 枚
外道にイサキ・アジ・サバ
竿 頭 = 東京都 ・ Y氏

台風等の影響も有って、久々の剣崎沖っと云う感じで出掛けて来ました。 60m前後から開始して、早い段階でアタリが出て本命の顔を見る事は出来ました。 その後は、潮が速くなってしまい流し釣りになって、またまた横波を受けながらの非常に釣り難い状況の中で、シャクって戴く事になってしまいました。10時半頃に下げ潮が淀んだかなっと思ったら、アっと云う間に上げ潮が速くなってしまいましたよっ・・・f^_^;本当に、下げ潮も上げ潮も速過ぎます・・・(;_;)お昼からは、イサキのポイントへ移動してお土産をと思ったんですが、渋チンの時間帯に当たってしまいツ抜けするのが一杯々々で、やっとオカズにはなったかなァ〜っと云う程度でお帰りの時間になってしまいました。



ハナダイの湯引き刺身。あんまりデカイのより実はこのくらいのサイズが絶妙な脂の乗り具合でメチャクチャ旨いんですよ。刺し身には小さいかな?塩焼きにはデカイかな?くらいのヤツが味は絶品。



アジのヅケ丼。翌朝の定番。アジでヅケ丼は約1ヵ月半振りになりますかね。これで32cmのアジ1尾分。量的にはちょうどいいかやや多めってところ。脂は乗ってませんがヅケちゃえば美味しく頂けますね。



イサキのカルパッチョ。5匹しか釣れなかったので全部カルパッチョにしてしまおうと思ったのですが、かみさんが炙りも少し食べたいということで3尾だけ使ってカルパッチョ。味付けはウチのシンプル系の定番。岩塩、粗挽き白コショウ、ライムの絞り汁、オリーブオイル、ピンクペッパー、青みはチャービルでしたか。脂乗ってますし、若干身が塩〆した感じに締まって歯応えもあって旨いっす。ピンクペッパーを噛んで弾けた時の香りが好きでしてねぇ。



イサキの炙り刺し身。ということで残り2尾は炙りになりました。塩で食べましたが脂ノリノリでバカウマです。いわゆるウリンボという17、8cm級より一回り大きいので思ったより身が採れるもんですね。



アジ出汁の蕎麦。久し振りにアジのあら出汁が採れたので、夏ですけど暖かい蕎麦。掻き揚げは生協の冷凍掻き揚げなんですけど、ここはあんま拘らなくても十分旨いです。麺つゆは普通に使って水の代わりにアジのあら出汁を使えばOKといつも書いてますが、アジ出汁で味が濃厚になる分、麺つゆはやや薄目でも大丈夫だと料理人が申しておりました。



ハナダイのソテー。コレも我が家の定番で私の大好物。ハナダイの半身を塩コショウで下味、オリーブオイルでこんがりソテーして、ソースはバルサミコ酢を煮詰めたあと最後にバターで香り付け。コース料理のメインで魚を選んだときにコレが出てきても通用するんじゃないですかね?盛り付けや飾りは色々プロの技があるでしょうけど。今週は何気にケチケチ週間でして、残りのハナダイ半身は鯛飯、アジ1尾はフライにするかもと申しておりました。



ハナダイの鯛飯。予定通り鯛飯になりましたが、さすがに残り1枚の半身では2合炊くのに足りなかったそうで、出汁採ったあとの頭や中骨から身を拝借したとのこと。おかげでおにぎり一食分残せたようです。鯛飯というと骨付きの魚丸ごと炊くイメージが強いですが、食べる前の処理が大変なので、ウチの場合は出汁は先にあらで採って置いて、骨無し状態の身を使って炊き込みます。この方が炊き立てがすぐに食べられますし、子供さんが居られる場合(ウチは今は居ませんが)、採り損ねた骨などの危険が少ないのでオススメです。味は遜色なく大変美味しいです。魚の骨が喉に刺さると「大変なこと」になりますから!



アジフライ。残りのアジはフライで賞味。一尾小振りなのは半身で一切れ。これはもう絶対にハズれないヤツですね。



鯛飯の焼きおにぎり。先日のハナダイの鯛飯の残りで焼きおにぎり。コレもウチでは定番、間違い無いヤツ。味噌汁は映ってませんが、イサキのあら出汁とまつやの「とり野菜みそ」のブレンド。コレが旨いのなんの。もともと金沢発祥の商品ですが、最近ではネットやデパ地下などでも手に入ります。鍋に良し、うどんに良し、味噌汁に良しとなんでも使えちゃう重宝な一品。

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