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2023/10/03
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
10月3日(火)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週は気分転換にムツ五目に乗ったのはいいのですが、船中9名でアタリが出る場面がほとんど無く、こりゃヤバイぞ〜!と思ったら、だいぶ遅れて上げ潮が来てくれて、その変わりっ端に偶然アタリが出て、38cmのまずまずサイズの顔が拝めました。その後、帰り際まで上げ潮の好タイムが続いたのですが、船中それっきりでお魚のご機嫌上がらず仕舞でタイムオーバー。その後の経過、型はいいのが出ますが、船中1、2本と一時期と比べると低調と言わざるを得ない状態が続いているようです。さて、今週は再びウィリー五目に復活、シーズンに一度くらいツ抜けできればなぁと思うのですが、なかなか難しいのが現実。



本船お客様7名で右舷ミヨシから私、常連Hさん、Aさんコンビの3名。左舷はミヨシに1名、常連Kさん、Tさんとトモに1名の4名様。マダイ船はお休みで、ムツ船は常連Iさんらでこちらも7名様。常連Kさん、京急久里浜駅でタクシーが見つからず、少し遅れて到着。7時7分を回った頃に出船するとそのまま速度を上げて下浦方面へ。航程17分程で減速。現場でスパンカを揚げてから旋回して位置取りが決まると、7時30分、まずはイサキの部から開始。北東の弱風でカラッとした爽やかな秋晴れ。海上ナギで先週ヒドかった汚れは取れています。水色は色着いた水で薄濁り気味。中潮の初日で朝から下げ潮、お昼過ぎ頃が干潮、帰りまでに上げ潮がくるかどうかという状況。



指示ダナ、底まで下ろさないで10〜4m。開始1投目の2往復目で早速アタリ。まずは24、5cmのレギュラーサイズ。その後も入れればダブル交じりで好調。ダブルの時に限って下針の魚が細かいので放流。水深が浅いので竿を引っ手繰るようなアタリが出ても針掛かりしないケースも多く、アタリの割りにヒット率はあまり良くないかも。食いダナは7m、6m中心に浅くて5mでも食いましたね。上で食わせた魚はたぶん今日イチかな?開始15分で写真のような状態でおかずには十分。見た目明らかに20cm無いのはその場で放流。好調だったのですが、25分経過した8時前、パッタリとアタリが途絶えてしまいました。



潮は下げ潮トロトロでトモに流れているので自分はド潮っケツ。急にアタリ出なくなったので、たぶんコマセの撒き過ぎが原因と思います。1回周り直しましたが改善せず。ドバっと縦に撒いて、仮に5尾寄せて1尾釣ったとすると周りの魚もすぐにお腹一杯。コマセ半分以下に絞って2、3尾寄せて1尾掛けたとしても掛からなかった魚はそんなにコマセ食ってないはず(と推測)。魚に餌付けしに来ている訳ではなく、疑似針食わせるための囮なので、1シャクリで針数分+αくらい出ていれば十分だと考えます。それを船中皆さんで協力すると長続きしてくれると思うのですが、潮先のお客さんがドカ撒きすると往々にして短時間で終わっちゃいます。悩ましいトコです。



8時25分まで粘りましたが追加は無し。14尾上げて小振りもカウントしましたが、9尾の持ち帰りでおかずは十分。西南西方向に数分走って8時半、ハナダイの部が始まり。水深41〜43mくらい。イサキの場所と大して変わりませんが、こっちの方が若干水の色がキレイかも。開始2投目くらいで、左舷ミヨシ氏に初物、続いてお隣H氏に1枚、後ろと隣で食ったので、釣れるつもりでシャクったらアタリ出てガッツリヒット。開始15分ほどで顔は拝みました。30cmちょいのアベレージをちょっと下回るサイズ。掛からないアタリが何度か出ましたが、たぶんカイワリですね。カイワリが口使うということは底の水は悪くないのでしょう。



その後、胴の間とトモでパタパタっと出たんですが、こちらは間が空いて1時間でやっと3枚とスローペース。残念ながら1時間経過したところでまったく気配が無くなってしまいました。コレもイサキのトコで書きましたが潮先のコマセの出し方が多分に影響しているのではないかと推測します。最初の場所は沖の赤旗ブイの上手側でしたが、少し入り込んで灘寄りの赤旗ブイの近く水深38mで再開。下げ潮はこっちの方がトロいですが、なかなかハナダイのアタリは出ません。代わってカイワリのアタリが頻繁に出てくれますが、尽くバレちゃいます。口の構造がアジと一緒なので上唇に掛ければバレないんですが、横の薄皮に掛かるとまずNG。



カイワリも頭良くて針掛かりするとわざと横向いて水の抵抗を掛けるので尚更。なので小振りでもかなり巻きが重たいですし、多点掛けした日にはなんじゃコレ!と思うほど重いです。アタリの数は10回以上ありましたが、上がったの3枚だけ。5、6枚あると一回分豪華なお刺身が採れるのですがねぇ。そして23cm級が釣れたら塩焼きが抜群。アタリの出が悪いので何か所か移動して、中間辺りの水深32〜35mまで下がるポイントでソコイトヨリの食いがよく、いきなり下の写真の31cmの良型をゲット。20cm級のトリプルなどもありましたが、おかず十分により6尾上がって上位2尾だけ持ち帰り。本イトヨリはデカくなりますが、ソコイトヨリで尺超えは最大級でしょう。



11時頃に朝やった場所に近い水深41、2mで再開すると、1投目に右舷全員巻きでハナダイゲット。ここもコマセが効くまでの勝負かな?左舷でも後ろの方では上がっている様子。右舷はトモと胴の間氏が好調で私は1回やり取り中にハズれてあ痛たたっ!ガッツリ掛かったかのように思いましたが、ゴリっいう感触でハズれたので臼歯に当たっていたかも。12時15分、アワセを入れたものの引きがスゴくてハナダイじゃないぞ!?最近ジャンボイサキが顔出しますが雰囲気違うなぁ。イシダイでも食ったか?それにしちゃ重量感あり過ぎるし、なんだか変だぞ。ドラグ滑っちゃうほどのやり取りでようやく浮上したのはナナナント!



ハナダイのダブル+カイワリの3点掛け。これまでハナダイのダブルはやったことあるのですが、これにカイワリが着いているのは初めて。なるほどコレは重いし引きも強いわけだ。後から考えるとそれぞれの引き味の複合だよなぁと納得。12時半頃から上げ潮に変わるとお魚のご機嫌が悪くなってカイワリもまったく気配出さず。13時過ぎたところ低めでアタリ出たので最初カイワリかと思たったら引きがハナダイ。上がったのは30cm弱のハナダイでコレで本日7枚目。水色はだんだん良くなってきたのですが、その後、何も追加できずのまま13時45分、ラスト10分コールが出たのでお片付けに入りました。



【本日の釣果】
ハナダイ7枚(35〜25cm)、イサキ14尾(20cm以下の5尾は放流して27〜21cmの9尾の持ち帰り)、カイワリ4枚(22〜20cm)、ワカシ1本(40cm)、ソコイトヨリ6尾(31cmと24cmの2尾だけキープ。他も20cmくらいあったので、半身で天ぷらが頭を過ぎりましたが、釣果十分により放流)、以上。その他、マアジ1尾(44cmはお裾分け)、マルアジ数本、ネンブツダイ、スズメダイなどは放流。マアジのお裾分けを含めキープだけで六目達成!ハナダイ船中47枚って書いてあったので、右舷ミヨシから7、8、11。左舷ミヨシから4、3、11、3ですかね?間違ってたらスミマセン。

【船宿釣果情報】
下浦沖15〜40m
ハナダイ3〜11枚 27〜38cm
その他 イサキ・カイワリ・イナダ・アジ・イトヨリ

今日はイサキから開始。開始早々はポツポツアタったんですが、すぐに口を使わなくなって2〜14匹といまいち。8:30過ぎからハナダイへ。開始10分ほどで型が出て、その後は平均してアタリが出ていました。徐々に活性が落ちてしまったので何か所か周って戻ったらポツポツとアタってくれましたがバラシが多かったです。今日はカイワリが顔を出してくれて船中30匹超。ハナダイはツ抜け2名、8枚、7枚と続いて船中47枚でした。



船宿HPから借用。私の桶。ツ抜けした辺りですかね?この中から後で厳選して放流した魚も入ってます。



船宿HPから借用。左がお隣Hさん、右が私のクーラーボックス。



船宿HPから借用。35cmのハナダイと44cmのマアジ。マアジの44cmは今年2本目。自己記録は東電前で47cm。



ワカシのキムチヅケ丼。釣った時からコレをやろうと思っていました。ワカシ、イナダとキムチは鉄壁の相性。切り身にしたワカシをいつものヅケダレ(醤油、味醂、煮切った酒を各適量)に市販のキムチの素を加えたものに一晩ヅケて、朝、食べる前に刻んだキムチとゴマ油で和えて飯に好きなだけ盛ります。白ゴマと小ネギ、白髪ネギでフィニッシュ。もう最高っす!味噌汁はアカムツのあら出汁でコレも旨い!



カイワリの刺し身。4枚全部やったのですが、乗り切らずこれで3枚半分。翌日ですが脂回って旨いっす。下浦沖のカイワリは食べ頃が早めなので、今度、当日も試してみようかな。



イサキのヅケ丼。魚体は細身でしたが意外や意外と脂乗ってます。最近、ヅケ丼にメカブも一緒に盛るのがマイブーム。味噌汁はイサキのあらとカイワリのあらの混合出汁。カイワリは分類的には青物ですが、クセが無いので白身出汁と合わせてもケンカしません。



ハナダイの骨無し一口干物(漬け中)。デカイの2枚は一口干物に。下ろして柵取りしてから、なるべく同じ大きさになるように乱切りにして漬けます。水と酒が9:1、塩7%。500mlだとしたら水450ml、酒50ml。塩35gになります。水がまだ冷たくないので氷を少し追加。今回、量りに乗せて塩1回入れた瞬間、どこかに触ったみたいで表示が0に!ヤベェ、塩の量が判んなくなっちゃった。捨ててやり直すのももったいないので、勘で塩追加したので、塩分がどうだか。漬け時間は少し長めの1時間。



ワカシ出汁の蕎麦。ワカシ(イナダ)のあら出汁は蕎麦にバッチリ。蕎麦の出汁としてはアジと並んでトップ2だと思います。



ハナダイの骨無し一口干物(干し上がり)。部屋で扇風機干し。今日は気温は低めでしたが曇って湿度があったせいかけっこう時間掛かりました。身が厚いのもあるのですが、ちゃんと干さないとダメなので8時間くらい掛かりました。おかげで完ぺきな干し具合。



ソコイトヨリの湯引き刺身。アカイサキなどと同じで、この魚も皮剥いちゃうと台無しの代表魚。身が淡白で旨味が少ないので、皮岸の脂分と旨味は捨てがたいのです。コリコリと身が締まって、ほんのり脂が乗って上品で美味しかったです。



ハナダイの炙り丼。酢飯に炙ったハナダイとイクラを盛って、山葵醤油を回しかけて掻き込む。イクラが効くんですよ。味噌汁はハナダイのあら出汁。丼が3日続きましたが、も〜朝から爆食い。



ハナダイの塩焼き。久し振りに塩焼きサイズが釣れたのでやってみました。脂ノリノリでふっくらジューシー。サイズは選んで釣れないので、かえって小振りの塩焼きサイズは貴重だったりするんです。



イサキのなめろう。かみさんがなめろう好きでねぇ。残りのイサキ、翌朝使う分もあるので全部叩いちゃいました。脂あるので粘りが出ますね。味噌を入れ過ぎないのがポイントでしょうか。最後、青唐の香りが鼻に抜けて旨いっす。



イサキのなめろう茶漬け。昨夜のなめろうをハンバーグ状にしてまとめておいて、翌朝、バーナーで炙って熱々のイサキ出汁をぶっ掛ける。冷めないうちに崩しておいて、半生状態にしておいてバラしながら飯と一緒に掻き込む。コレが最高なんです。



ハナダイの骨無し一口干物。ちょっと早いんですが、味見に少し炙ってみました。塩分が正確にできなかったので心配していましたが、まぁ大丈夫かな?まだ早いせいもあって塩気が表面だけ効いてる感じですが、出来は悪くないです。3日ほど寝かせてからが塩分も全体にまろやかになって、熟成が進んで美味しくなります。



ハナダイの焦がしニンニクオイル掛け。最近よくやるヤツです。油をオリーブオイルにするかゴマ油にするかという判断はありますが、まぁどっちにしても旨いです。今回は上品な白身なのでオリーブオイルを選択。刺し身をオイルと焦がしニンニクに絡めながら食べるといくらでも入っちゃいます。



ハナダイの焼き鳥風。長ネギとシイタケを挟んで串焼き。グリルで焼くので竹串だと焦げてボロボロになってしまうため金串を使っています。いつも塩でやりますが、今度タレにも挑戦してみたいところ。



ハナダイ出汁のリゾット。ハナダイのあら出汁をベースに味付けは塩と粉チーズだけとシンプルなんですが、なかなか侮れないコクの深さがあって旨いっす。朝ごはんにピッタリ。



ハナダイの燻製。骨無し一口干物ができて3日経過したところで燻製。ちょっと味見してOKだったら、船長のおつまみに持って行きますかね。味付けはけっこう濃い目で良いみたいなので、最初からそのように作っています。

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