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2023/09/27
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
9月27日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

5月に連続ボーズを喰らってしまって萎えたまま4ヶ月以上が経ちました。8月後半くらいから状況上向きとなって、9月前半は絶好調、数も型も出て、最大は55cmのモンスター、数ではトップ11尾、9尾などもあったように記憶しています。そろそろやる時期だなと思ってはいたのですが、今季のハナダイ、全体では釣果が上がっているのですが、自分の釣りがハマらず低迷。というか毎回コマセ負けしてアタリ少なく不調。一回、納得の釣りをしてからムツかな〜なんて思っていたら、納得のいく釣りなんて全然できず仕舞なので、ここは気分転換の意味もあって久し振りにムツ船に乗ってみることにしました。



いつもの時間に釣友と到着すると、釣友の乗るウィリー五目船は10名の満船で、右舷ミヨシから釣友の友人Wさん、常連Aさん、Hさんコンビ他で5名様、左舷ミヨシから釣友、常連Tさん他で5名様。アカムツ船は右舷ミヨシに私で他4名の5名様、左舷は4名様で計9名。すでに出船済みのマダイ船は8名様で出船したそうです。だいぶ涼しくなって今日も良い釣り日和なのでどの船も盛況です。今日は南風で日中はそこそこ暑くなりそうですが、流石に真夏の空気とは違い、日が出ている時間が短くなってきたのもあってか朝晩は爽やかに感じます。7時前にウィリー五目船が出た後、本船は7時を回ってから出船。



港前で待機して定刻7時15分を迎えるといざ発進。東電防波堤を面舵に回ってほぼ真南に進んで航程20分弱で減速。すぐさま位置取りが決まって7時35分、第1投。南南西の微風で雲多めの晴れ。海上ベタナギ。水色は濁りで海面は水苔のような汚れがヒドく道糸に付着してマーカーも見えないくらい。この水、イサキやハナダイの場所も同じだったらかなり苦戦する水。濁って細かい浮遊物があるとウィリーに反応しなくなります。大潮前の中潮最終日で朝イチ下げ残りで9時半頃が干潮、後半、上げ潮の予報。水深は260m前後とかなり深め。最初二枚潮っぽくてオマツリ多発。シャクリがやたら重く感じて底潮がなんか変。



潮がほとんど動いていないので一流し40分〜60分で周り直し。一流し目、20分ほど経ったところで左舷ミヨシ氏に25cm級が上がって船中初物。魚釣れたのは認識できたのですが、玉網入れなかったので、後からアカムツだったことが判りました。船中、たまにドンコとアナゴが上がる程度で本命のアタリが出ませんね。一昨日の月曜日、久々の撃沈で船中ゼロ、昨日の火曜日、常連Aさんが良型5本と復活を匂わせる結果でしたが、今日はまた撃沈ですかね?潮っ気がまったく無くて釣れる気しないもん。この人数乗ってて誰もアタリ出ないってヤバいっすよ!



指示ダナはオモリの位置で底から1、2m。アタリ出なければ5mくらいまでは探ってください!8時半、二流し目も260mから入れて270m台まで落ちる流し。ブッ込みで左舷ミヨシ氏が巻き上げ開始。上がったのは先程と同級のアカムツ。小振りではありますが、今んとこお一人で2尾目。タナ10mから降ろしている途中で食わせたそうです。魚浮いてるのかな?二流し目の終盤、タナを取り直した瞬間、はっきり認識できるアタリが出ましたが、重いだけで引きがぜんぜん違います。上がったのは案の定のアナゴ。計り忘れましたが60cm超え?の良型。マアナゴなのでこれはもちろんキープ。



アナゴ巻き上げ中に回収指示となり三流し目。水深は260〜270m中心に浅くて240m、深くて290mくらい。潮が流れないですし、大移動はせずに近い場所をピンポイントに入れ直しますが、上げ潮の時間になってもまったく潮が来ず、南風で船が東〜南東向いてしまってあんまり良くないパターン。この形で釣れたことあんまり無いです。まともに上げ潮が流れるのを期待しましょう。10時前に、右舷トモ2番氏と3番氏(胴の間氏)に連続でアカムツが釣れてこれが両方とも30cmくらいで今ひとつ。2番氏、タナ20mと仰っておられました。自分も3〜10mまで探ってますがナンモ無し。



それ以降もお魚のスイッチ入ってくれず。船中ほぼほぼ沈〜ん!!結局、午前中は左舷ミヨシ氏の小振り2尾と、右舷トモ2番、3番さんの2尾で計4尾だけ?船中何事も起きずのまま、12時半頃になってようやく上げ潮っぽい感じになって来て、船が真南に向いて上げ潮の流し釣りになりました。ようやく芯の上げ潮が来たかな?と思った12時50分。置き竿にして飲み物を飲んでいたら、穂先がダダダン!と暴れてドスっと入ってしまいました。すぐに手持ちで対応するとガッツリ掛かっていそうな手応え。動きはアカムツっぽいけど!?潮先のトモで食わずにド潮っケツの私にアタリが出るとはまったく分かんないものです。



深いので焦らず時間を掛けて等速で巻き上げると水が濁っているせいか、残り15mくらいまで来てようやく激しい叩き込み。回収すると赤い!!お隣のお客様がタモ入れして下さり無事取り込み成功。クーラーの蓋に貼ってあるメジャーで計ったら38cmのまずまずサイズ。いやいやこのキビシイ中、型出しました!タナは3m切って4本針の一番上。その後、上げ潮が本格的に流れてかなりイイ状態。柳の下を狙ってみましたが、如何せんアタリがまったく出てくれません。本日最高の時合い、この潮で食わないとなるとど〜しよ〜もないっすね。13時55分、ラスト10分コールとなり、船中誰も上がらずのまま終了。

【本日の釣果】
アカムツ1尾(38cm)、マアナゴ1本(良型60cmちょっと?捌くのに頭一杯で計るの忘れました。)、その他、小型のドンコ数尾は放流。船中9名で2尾がお一人様、1尾が4名で船中6尾、ゼロが4名様というキビシイ結果となりました。今日は序盤戦から諦めモードでしたが、最後上げ潮が来てくれて、偶然一尾だけ船中最大をゲットで気分的には大違い。2回ボーズの後で久し振りでしたし、この人数でこの食い渋りの中、結果オーライ。

【船宿釣果情報】
下浦沖260m前後
アカムツ0〜2匹 24〜38cm
その他 シロムツ・ドンコ・アナゴ

1日通してポツリポツリとたまにアタリは出ますが、いまいち調子が上がらないという感じでトップ2匹、1匹が4名で船中6匹と微妙な釣果になりました。



アカムツの茹でキモポン。良質なキモが入っていましたので茹でてポン酢。茹で加減がややレアでしたが、表面だけ火が入れば殺菌されるので大丈夫。生でもイケちゃうくらいですから。いや〜旨いっすよ。



アカムツの胃袋の茹でポン。このくらいのサイズになると胃袋も食べられる大きさだったので、茹でてポン酢にしてみました。コリコリと歯応えよく珍味ですよ。



アナゴ出汁の蕎麦。アナゴ1本でしたが、サイズがデカかったので、頭も割ってけっこういいあら出汁が採れました。うどんか蕎麦か迷いましたが、やっぱ蕎麦かな?ということで、いつもの生協の冷凍掻き揚げを乗せて温か蕎麦。やや甘みを感じる良い出汁が出ています。蕎麦で良かったかもしれません。



アカムツのお造り。3日寝かせてそろそろ食べ頃。炙り刺身を尾頭付きに造ってみました。まずまずサイズだったので2回に分けようかとケチな考えもありましたが、中途半端なので全部やっちゃいました。結果的には夫婦二人でペロっと平らげてしまいました。お味の方は言うまでも無し、コレはもうヤバイっすよ。



アナゴ天。アナゴは釜下を煮付け、その下は天ぷらで賞味。煮付けは作って置いてまた後日に登場予定。やっぱ釣りモノのアナゴですからね、旨いですよ。一般的にはホクホクという感じだと思いますが、身質がしっかりしていて味が濃いです。良型でしたので身厚なのもあると思います。麺つゆに大根おろし、おろし生姜を入れて海老天と一緒に頂きました。



アカムツ出汁の天ぷらうどん。アカムツのあら出汁を使って、残しておいた昨晩の天ぷらでうどん。アナゴ一切れと海老2本。何とも言えないコクのある出汁で最高でした。



アナゴの山椒煮。頭に近い釜下を山椒で煮てみました。魚がけっこうデカかったので、大味なのかな?という心配は杞憂に終わりました。天ぷらも旨かったけど、王道の煮アナゴも最高でした。売っているものと比べると、身質が締まって歯応えがありつつアナゴの持つ本来の味が十分感じられます。ウチの味付けなので売り物の煮アナゴよりは甘さ控えめなのもいいです。

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