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2023/11/09
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
11月9日(木)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

先週はカイワリが大漁で、一週間カイワリ三昧でしたが、フグの被害も多く仕掛け作るのが間に合わない状況。ということで、今週は目下、個人的に絶不調のムツに行ってみることにしました。ここんとこ自分が乗ると船中3匹とか前回は船中1匹とか、自分だけ釣れないというより船ごと撃沈の日に当たってしまいナントカリズム?が最悪。見てるとけっこう釣れる日もあるんですが、私が乗る日は尽くダメダメ。何しろ水曜日が一週間で一番ダメみたいなので、今週は一日ズラして木曜にしてみましたが、表に出るか裏に出るか?昨日が長潮で今日が若潮で若干でも潮が流れてくれればよいのですが。この季節鬼門の上げ潮。



いつもの時間に単独到着すると本船はお客様6名で片舷3名づつ。右舷ミヨシに私で、トモにはお久しぶりのO達人。Oさんが乗ってるから今日は釣れるかな?先日けっこう数上げておられましたもんね。ウィリー五目船は右舷5名、左舷4名の9名様。いつものHさん、Aさんコンビ。Kさん、Tさんコンビのお姿も見られます。本船は7時を回って後から離岸して港前で定刻まで10分程待機。待機している他船は6隻で見たところ3隻はタチウオ、もう3隻はアジかと思われます。アカムツは本船だけ。ちなみにアミコマセとオキアミコマセの船は7時出船。定刻7時15分を迎えて全船一斉に発進。



東電防波堤を大回りして真南に10分ちょっと走ったところで減速。1回右に旋回して船を北向きに立てると7時35分、第1投のアナウンス。北北東の弱風で薄曇り、たまに隙間から陽が差す感じ。海上ナギで水色は澄み気味なんですが緑系の色着いた水。若潮で干潮が朝8時頃、その後、上げ潮に変わって納竿時刻の14時過ぎが満潮の予報。1投目は道糸のマーカーで208mなので、実水深+7.5mで215、6m。下げ残りの潮があって213mくらいまで深くなったところで、潮が止まって水深変わらなくなったので置き竿。すると数秒後、食い上げの激しいアタリ。コレは早々に本命来たか!?



最初は雰囲気あったのですが、巻き上げ中の動きが怪しく、叩き方も違うなぁ。食い上げたからアナゴでないことは確か。仕掛けを手繰るとナント!長くて白い魚。なんだよも〜っ!上がったのはまったく想定外のタチウオ。しかも後の計測で103cmとまずまずサイズ。一応早めにおかずはゲット。一番下の針に食ったので、もしやと思い、捨て糸に歯が当たってキズがついていないか確認したら、案の定、歯が当たる位置がギザギザになってて危ないとこ。糸交換して復旧。いや良かったわ。こういう魚釣れた時には、仕掛けの確認は必要です。8時回ると潮が完全に止まってしまって、ナンモアタリ出ず上げ潮待ち。



30分前後で流し換えが続き、230m台、260m台と探っていきますが、船中、たまにシロムツが上がるのみ。指示ダナはオモリの位置で底から2、3m。魚が浮いてる時があるので、アタリ出ないときは5、6m上まで探ってください!自分は基本的に3mでやってますが、上も下も今日は魚っ気無し。アナゴとドンコがアタらないので、底潮が明るいのでしょうか?日の光が届く水深ではないと思いますが、水色は深場においても魚の機嫌を大きく左右する要素に間違いありません。水温が温いか冷えたか、暗い(濁ってる)か明るいか、釣れる魚である程度想像ができます。アカムツには明る過ぎなのかな?



10時過ぎてタチウオ1本とシロムツ3尾だけ。今日はO達人もまだ赤いの見てないから、またまたキビシイ日に来てしまったようです。この釣りはウデより釣れる日に当たるかどうかが一番のキモなのは間違い無し!どうやったら読めるのでしょうかねぇ。それが判れば名人確定。三流し目の8時半の流し辺りから少し上っ側の潮が上げ潮っぽくなったのですが、その後がいけません。芯の潮が全然来ません。仕掛け降下中、軽くサミングして260m真下に糸フケもほぼ出ずに降りますからね。元々この場所は上げ潮の通しが良くないですが、特にこの秋の潮のパターンだと動きません。この時期の難しさの最大要因はコレでしょうね。



11時過ぎに180m台の浅場に移動したら、シロムツの猛攻で降ろせばすぐ2枚着いちゃって、巻き上げると仕掛けがチリチリパーマ。復旧に手間が掛かるし、仕掛けが傷んでどうしようも無いので、釣りはお休みで昼飯タイム。そしたらこの流しはお昼前まで続いて、余儀なく30分超の休憩になってしまいました。再び260m台の深場に入れると派手な食い上げアタリ。おっ!と思いましたが、巻き上げ中に本物ではないことが明白。コレが80cmちょいの小振りタチウオ。下から2番目に食ってましたが、案の定、幹糸にキズが入っており糸を交換。昔はモドキが多かったんですが、最近釣れるのは本タチばっか。



12時半頃から北北東に10分程走って久里浜沖で探索。203mの後、157mの浅場に入れるとアジっぽいアタリが2回出たんですが餌盗られて正体判らず。シロムツはなるべく掛けないように避けてるんですが、ここでも釣れてツ抜け。シロムツ1匹でいちいち入れ替えてたら時間のロスが激しいですから、できれば食わせないのがベストなんですが、避けられないことが多いです。今日は船中6名でアカムツの型は見られずのまま、13時55分、ラスト10分コールとなり、沈〜っ!ここ3回やって自分はゼロ、船中3、1、0と悪化の一途。ダメ過ぎるので、もうちょっと追いかけるか年明けまで休むか悩むところ。

【本日の釣果】
タチウオ2本(103cm、82cm)、シロムツ10尾(26〜20cm)、以上。何か変えようと思って、最近発売になったシーボーグ400(3号500m)を新調したのですが、自然には太刀打ちできず。

【船宿釣果情報】
久里浜〜下浦沖140〜270m
アカムツ船中型見ず。
その他、シロムツ・タチウオ

今日も相変わらずの絶不調でお手上げの状態でした。どこに行ってもアタるのはシロムツ、タチウオばかりでアカムツは顔を出してくれませんでした。本命の顔が見れない日が続いていて、魚の機嫌が良くなるまで待つしかないという感じでしょうか。



タチウオの叩き。翌晩です。まだ早いので、叩いて賞味しましたが、脂が出てきて旨いっす。夏以来、思わぬ味にありつけました。小さいの1本じゃ物足りなかったのでデカイ方の尻尾の部分も追加。



タチウオの塩焼き。大きい方の釜下一番を塩焼きで賞味。下処理する際に塩焼きの頭が無かったので、釜下で落としちゃいましたが、焼くんだったら釜付きにしておけばもうちょっと採れたのになぁ。水深200m超で釣れた魚ですが、味的には大きな違いは無く、脂もほどほどに乗っていて美味しいです。



シロムツの掻き揚げ。シロムツを玉ネギと大葉と一緒に掻き揚げで賞味。やや水っぽい魚なので、揚げ物は合いますね。ちなみにシロムツの旬は7月頃で、その時期には水っぽさが抑えられて、薄っすら脂を感じる上品な身質になります。



シロムツ出汁の掻き揚げうどん。シロムツのあら出汁はそんなに濃厚なものではありませんので、圧倒的に蕎麦よりうどんの方が合います。昨晩の掻き揚げと一緒に揚げたちくわの磯辺揚げをトッピング。少量の柚子胡椒が味を引き締めてくれます。



タチウオの炙り刺し身。デカイ方の残りの真ん中と上半分でちょうど刺し身一回分。削ぎ切りにして炙って賞味。やっぱ脂あって旨いっすねぇ。ムツ釣り的にはあんまり歓迎しない魚ではありますが、釣れたら釣れたでおかずにはなります。こんだけでもデパ地下価格ではかなり行きますよ。



シロムツの南蛮漬け。掻き揚げ作った際に南蛮漬けを仕込んでおきました。数日経って味が染みた頃が美味しいです。南蛮漬けにすると身がカチカチに硬くなるので、元々柔らかめのシロムツにはとっておきの料理だと思います。3、4回分あるので小分けに出して酒の肴にしましょう。



タチウオ出汁の天ぷら蕎麦。タチウオの出汁で温か蕎麦。タチウオだったら蕎麦でもイケますよ。天ぷらはスーパーで売ってるセットモノ。

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