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2023/06/26
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
6月26日(月)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

関東も梅雨入りしてだいぶ経ちますが、ここんとこ梅雨の合間で穏やかなお天気が続いています。梅雨というと昔はシトシトジメジメした雨が続くというイメージでしたが、近年はゲリラ豪雨とか線状降水帯とかで降る時は激しい大雨になるケースが多く、一度に降る雨量が多過ぎて各地で災害が発生するような降り方が増えた感じが強いです。海も年々熱帯化している印象を受けますが、お天気そのものも同じ傾向を感じます。コレが温暖化だけの影響なのか何らかの複合要因なのか定かではないところだとは思います。さて今週は最初、日曜日に予約入れていたのですが、釣友が都合で月曜と言うので、私も合わせて月曜にスライドしました。



いつもの時間に到着すると本船お客様6名で右舷ミヨシに私、常連Tさんのお仲間とTさん。左舷ミヨシから釣友、何度かお見掛けしたことのあるお客様、トモに新ちゃんなので、純粋なお客は5名といったところ。お隣ムツ船は最近の釣況を反映してかガラガラで常連Aさんともう一方だけ。7時前に出船して港前で定刻となりいざ発進。出船前にサブちゃんに手前でアジやらないの?と訊いたらやらないと言っていたのでイサキの仕掛結んだら、最初ウチの前でアジやるからとのこと。お客様のリクエストでしょうか、急な方針変更となってアジの仕掛に交換。アジは2号の空針仕掛けにイカタンでまず間違い無し。



航程10分弱で減速すると位置取りが決まって7時13分、釣り開始。北の微風で曇り、海上ベタ凪。水色は緑系の濁り。小潮の最終日で朝イチ上げ潮から9時20分頃が満潮。その後下げ潮に変わる予報。道具入れてみたら上げ潮が北東方向にぶっ飛んでいて、一旦回収して船の着け直し。水深23、4mで指示ダナ底から3〜8でゆっくりシャクって!ナント1投目からアタリ出て、これが20cm級の食べたら極上アジ。コレが釣りたいんですよ!船は流れに立てて南西向きなので、自席はド潮っケツなんですが、それでもアタリ途切れず、あっという間にツ抜け達成。ウレシイですねぇ、コレほんと旨いんですよ。



食いダナは低めで3〜5mくらい。速い潮も手伝って上目で食わせて反転させてガッツリ針掛かりの形にならないので、掛かり損ないやバラシはかなり多いです。アタリ3回で2尾上がればいい方。たまにデカ目のアジがアタるのですが、いずれも水面間近で居なくなり。後半、少し食いが落ちてきましたが、8時10分までの1時間弱で20尾釣れたのでおかず的には合格。アタリの数は3、40発。回収指示となり南に走るのでイサキかと思ったら、途中でコースが違うよね?確認したらハナダイやるそうで、急いで道具と仕掛けの交換。ハナダイはウィリー4本針一択。航程約35分で減速すると操舵は新ちゃんに交代。



8時45分、場所が決まると開始のアナウンス。こちらは水色真っ青で上げ潮ぶっ飛び。ナニこの潮!?小潮の最終日なのにまったく関係無いですね。水深はだいたい62〜66mの間。道具がまっすぐ立たないので正確には判りません。1投目で左右胴の間氏がオマツリして左舷氏にマダイが上がったのですが、どうやら食ったのは右舷氏だった模様。如何せん潮が速過ぎて1投もできず入れ替えはしょっちゅう。だいぶ左に振り込んでも20m辺りでもう後ろに行っちゃうので、そのまま下ろしたら仕掛けが着底するのトモ席辺りになっちゃうので全然ダメ。運がいいと2、3往復できるときもありますが、5回連続下ろせず途中で回収とか、まともな釣りにならずもうドツボ。



9時を回ったところで左舷胴の間氏に初ハナダイ。しかし後が続かず、こちらはデカアジやゴマサバがポツンポツンと釣れてキープ。掛からないアタリがたまにあってコレがハナダイなのか違うのかの判別がつかずナントも言えないところ。掛かればすぐ判るのですが。2回ばかり周り直してみましたが、明確にハナダイと判るアタリは出すことができず、10時40分回収指示。日を空けないで短い間隔でコマセ撒いているとハナダイも集まってくると思いますが、この調子だと今季の夏の部はかなり難しい状況と言えそうです。操舵はサブちゃんに交代して次はイサキ釣り。前半無風で地獄でしたが走ってくれると助かります。



第4月曜日なので、松輪が定休日で仕立船以外は出ていないおかげで船数は普段の1/3程度でポイントガラガラ。難無く場所が決まって10時50分、イサキの部が始まり。指示ダナ海面から18〜15m。水は前回と変わってキレイな澄み潮。聞くと昨日から急に水色変わって、昨日は殆ど口使ってくれなかったそうですが、今日は1投目からアタリ出て気配アリアリ。イサキは水色変わった当日は口使わなくなりますが、慣れると元に戻る習性があります。濁り→澄み、澄み→濁り、両方同じことが言えます。どうやら今日はご機嫌回復のようで、15mくらいの上目でアタリが出ます。船長のアナウンスでも反応が上ずっている模様。



桶があっという間にこんな感じで30分くらいで余裕のツ抜け達成。サイズがまともで平均25cm超えています。自分には良型は出ませんでしたが、船中30cm超もチラホラ。ここも上げ潮ぶっ飛びで南向きのため自席がド潮っケツとなり、潮先には敵わず、アタリが続いたと思ったら間が空いたりと不安定ではありますが、このサイズが入れ食いになられても到底持って帰れないので、個人的には食いが渋いくらいでちょうどいいと思います。食いダナ変わらずほぼほぼ15m〜16m。今日はシャクリに反応するアタリもあるのでシャクってて面白いっす。釣友はウィリー+先針オキアミのようですが、私はグレ7号の空針にイカタン、先はマダイ8号でオキアミの餌仕掛け。



外道も多いのですが、今日はシラコダイやサンノジ、ミニシマアジなども釣れました。たまにウメイロなども見ますし完全に南国化してますよ。パターンは20mまで下ろして18mからやや速めにシャクって16m辺りでややゆっくり目の待ち気味に誘うとビリビリビリドドド〜ンか15mで止めてやや待ちでアタる感じが多いですね。潮が左の後ろに行ってるので左右ミヨシ席も圧倒的にアタリの数自体が左舷優勢で私の2倍ペース!?サイズ良く25匹超えたらクーラー満タンになって来たので、とりあえずキープしていた23cm以下の小振り君は9尾放流。少し南風が出てきたおかげで地獄から天国。



釣れているだけあって八景の船は平日でも満席近いですね。しかし、やっているとやっているだけどんどん増えて切りがなくウレシイ悲鳴。35尾釣ったところで26尾キープで打ち止め。13時過ぎに自主早上がり。頑張れば50尾超えそうな勢いですが、氷もだいぶ溶けてきて危ないですし止めた〜っ!13時20分、完全に撤収モードに入りお片付け開始。しかし昨日と今日では大違い、松輪が休みなのも手伝ってか一日で様変わり。釣友に合わせて月曜にスライドしたのが大成功。まだやっているお客様も居られましたが、数名が止めちゃったので少し早めの13時50分に沖上がり。



【本日の釣果】
イサキ35尾(28〜23cmの26尾の持ち帰り、小振り9尾は放流。平均26cm級のデップリ君主体なのでコレとアジでクーラー満タン)、マアジ23尾(沖で釣れた36〜32cmの良型3尾、手前で釣れた25〜18cmの超美味なアジ20尾の持ち帰り)、ゴマサバ2本(ハナダイの外道で40〜37cm)。その他、ネンブツダイ、シラコダイ、サンノジ、ミニシマアアジなどは放流、以上。今年多いコショウダイを釣ってみたいんですけど、水色が変わったせいか今日は見なかったですね。瞬殺ハリス切れが1回ありましたが・・・。

【船宿釣果情報】
剣崎沖25〜60m
イサキ22〜62匹 23〜36cm
マアジ18〜30匹 22〜39cm
その他 ハナダイ・マダイ

東電前で小一時間ほどシャクって剣崎沖へ移動。ハナダイのポイントから開始してすぐにマダイ、続けてハナダイが釣れましたがあとはアジとサバに引っ?き回されてしまいました。11時頃にイサキのポイントに移動。昨日とは雲泥の差で上は62匹、53匹、43匹と続いて好調に釣れてくれました。



アジ刺し。当日ですが、なるべく細かいの5尾ほどお刺身で賞味。口に入れた瞬間、まず甘い!が来て、噛んでると脂出てきます。ここのこのアジは最高に旨いですね。明日以降もっと脂が前面に出てくると思います。



アジのヅケ丼。今回イサキでもできるんですが、まずは小振りの絶品アジでヅケ丼。いや〜旨い!一晩ヅケて脂出てきましたね。中羽アジも美味しいんですが、今の季節は子持ちで、子持ちでありながら脂はそこそこあるんですが、この小振りのアジは他魚の追随を許さずダントツ鉄壁で旨いです。味噌汁はアジのあら出汁。



サバカレー。その場で頭と内臓除去して別袋で持って帰ったんですが、やっぱりゴマサバは身割れが多くてそのままじゃダメでした。下ろしたらけっこう脂乗っていたのですが、結局、皮は餌用に引いて、残りの身はカレーにしてしまいました。コレがけっこう美味しくて個人的にはかなり好きなんです。まずまずサイズ2本と野菜たっぷりで4人前くらいの量が作れました。



イサキの刺し身。まずは普通にお刺身で賞味。数年前まではウリンボが脂ギロギロで中羽はノンオイルっていうケースが多かったのですが、今季は中羽もメタボ体形で脂スゴイです。釣って魚持った時の厚みが違います。



イサキの皮焼き。皮引いて多少纏まればホイルの上に載せてグリルで焼いて塩振ってコレでつまみが一品。量が纏まらない場合は出汁にしてしまいます。



イサキのヅケ丼。アジの次はイサキでヅケ丼。こちらも文句無しに旨いですね。脂ノリノリで舌触りがトロっとしてます。朝からバクバク一気食い。



アジの握り寿司。小振りのアジ半身で一貫。血合いの色見て頂ければお判りかと思いますが、コレはもう絶品、非の打ちどころ無し。映ってませんが、汁はイサキ出汁のお澄ましでした。



イサキの炙り刺身。今週はイサキとアジの並行消費なので、鮮度や寝かせ具合などで多少は気を遣う週ではありますが、2日目の晩はイサキを炙り刺身で賞味。今季は中羽でもマルコロちゃんで脂ノリノリでバカウマです!



アジのヅケ茶漬け。小振りの絶品アジでヅケ茶漬け。コレはどう転んでも間違い無いヤツ。脂乗ってるのでヅケは口に入れた瞬間溶けます。



イサキの炙り茶漬け。かみさんはこっちを食べてました。昨夜の炙りが少し残ったので、それを使って茶漬け。もちろんこっちはイサキ出汁。



イサキのカルパッチョ。3日目の夜なので、まだ十分生で行けます。味付けはウチの定番で岩塩、粗挽きコショウ、ライムの絞り汁、オリーブオイル、ピンクペッパーに青み。あっさりしててバクバクいけます。



イサキの皮焼き。2回目の登場ですかね。量が多少纏まれば、これだけでいい肴になっちゃいます。



イサキの炙り茶漬け。これも2回目の登場ですが、前回は炙り刺身の残りをかみさんが食べてましたが、今回は自分用。コレで1尾半使ってます。



イサキのアクアパッツァ。イサキはけっこう配っちゃったので、最後半端な数だったものをアクアパッツァにしました。量が多くないので明日のスパゲティまでは回りそうにありません。最近、良質なアサリの入手が困難で、産地偽装問題が絡んでいるせいなのかどうなのか、北海道産のバカデカイものか小粒のものが多くて、ちょどいい大きさで身入りのアサリがあまり出回っていません。今日も何か所も回ってやっと探しました。おかげでお値段も高めです。



アジ出汁の蕎麦。掻き揚げはいつもの生協の冷凍モノ。コレはもう朝ごはんにはバッチリで、蕎麦とヅケ丼と茶漬け系、あとはたまに炊き込みご飯、焼きおにぎり、それにアクアパッツァの残りでスパゲティ、アジフライサンドがあれば朝ご飯は毎週これで飽きません。



アジフライ。デカイアジ3尾は全部フライで賞味。手前の小振りのアジと比べたら、沖のデカアジは比べ物になりませんので、そういう場合はフライにするのが常道。塩、ソース、タルタルで爆食い。



アクアパッツァソースでリゾット。先日のアクアパッツァは翌朝スパゲティにするほど残らなかったので、スープだけ使ってリゾット。味付けは粉チーズのみ。イサキのほかアサリやオリーブなど色々な具材の旨味が出ていて、そこにチーズのコクが加わってけっこう濃厚な味わい。消化も良さそうで朝ごはんには最適。



アジフライサンド。昨夜のアジフライを残しておいてパンで挟む。いつものパターンですが、これがシンプルで美味しいんです。

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