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2023/07/26
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
7月26日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今週に入って九州北部を最後に全国で梅雨明けの発表となりました。体感的には7月の一週目くらいに明けたんじゃないの?という感じでしたが、前線が完全に消えた今週、全体的には例年よりやや遅めとなりました。不思議なもので梅雨明け宣言した当日から合わせたようにセミが鳴き始めましたので、セミの方がよく判っているのかもしれません。この夏は長期予報通りの猛暑で、梅雨明け前から最高気温34〜37度は当たり前、明けても連日34〜37度で雨の予報がまったく見られません。この状況で釣りに行くのもかなりの覚悟が要りますが、毎日エアコンの効いた部屋で過ごして外出も最低限の中、運動不足解消と食材確保のために出かけてきましょう。



いつもの時間に単独到着すると、本船お客様5名で右舷ミヨシから私、勇太君、常連Aさん。左舷はお久しぶりのKさん、Tさんコンビ。店主の船がまた不具合に見舞われて本日修理予定のため、サブちゃん船で出船。港も無風で蒸し風呂状態。暑いので早めに離岸して、港前で待機すること定刻7時を迎えいざ発進。猛暑のせいか釣り過ぎのせいか、今朝はムツ六さんも平作丸さんも見られず、同港のイサキ船は本船のみ。タチウオがだいぶ良くなってきているので、タチオウ船が主流なのかもしれません。東電防波堤を通過してほぼ真南に一直線。



途中、曳波を避けながら徐行したりもあって、航程35分で減速。松輪の船も今朝は船数少なくパット見、10隻くらい。しかも乗合船はジャンボ船にお客さん4名〜6名くらいでガラガラ状態。今年は6月の解禁当初から良型も多く絶好調でしたので、猛暑と釣り過ぎでお客さん少ないものと想像します。松輪港は来週8月からはマグロ釣りが解禁になりますしね。船団の中を何度か旋回して場所が決まると、はいやっていいですよ〜!7時40分、イサキの部が開始。この後、たぶん横浜の船が4隻くらい来るだけと思うので、ホント船少ないです。



無風で快晴、海上ベタナギで朝イチからキビシイ日差し。水色はナントスケスケに澄んでしまって真っ青。ビシが7mくらいまで視認できるほど。小潮の最終日で上げ潮から10時半頃が干潮、後半は下げ潮の予報ですが、グラフ上は潮位差がほとんどありません。現場は南東もしくは南南東からの上げ潮が速めで、船は流れに立てて、ミヨシ席は何時通りのド潮っケツ。指示ダナ18〜15mで始めて、第1投目、15mで早々にアタリが出て連荘で4尾上がったところで急に気配無くなり。水が澄んでいるので低め狙うように指示。色々タナを探ってみますかねぇ。



魚は居るようですがだいぶ小振りになってしまい、20cm台前半が大半。その後、タナが下がって18m前後、次第にさらに深くなって23〜20m、高くて18mとコロコロ変わって、掛からないアタリ多く、活性が悪いというより、食い付きが悪い感じ。水澄み過ぎ!最初ウィリーで始めたんですけど、途中からカラー針に換えたら少し良くなったかな?ここ何回かでは一番苦労しましたが、10時50分、40尾に到達したところ、魚はもう要らないのでイサキは自主早上がりとして、暑さ凌ぎの休憩。勇太君に11時になったらアジに行こうよ!って言って置いたら、11時5分、回収指示となりイサキの部は終了。北上して東電前へ移動。



25分程走って減速。東電前の浅い方のポイント。すぐ反応に乗ったようで早速アジの部が再開。指示ダナ底から3〜7m。水色はこっちは濁ってアジには悪く無さそう。1投目からアタリ出てポンポンと1、2、1と4尾出たところで魚抜けたか?気配無くなり、周り直し。ここも最初の1投で上がっただけですぐ抜けちゃって、また周り直し。アジのサイズは20〜23cmの極上品。コレが20〜30尾釣れたらお宝モノ。3回目の流しでも最初型出してすぐ抜けちゃったのですが、少し粘っていたら、また回って来てアタリポツポツ。今日は何なんでしょうね?イサキもそうでしたがアジも食いダナがバラバラで同じタナでアタリ続かず、ビミョーにムズい。



勇太君が好調なのでタナ訊いたら7、8mの上の方というので、マネしたら早速アタリ出るも次投ではもうアタリ出ずと不安定極まりない状態。今日は魚が落ち着かない日なんでしょうかね?低い時はビシが底に着いたらもう食ってることもありますし、高い時は7、8mでダブルとか、ぜんぜん判らないので、いつものようにタナ決め打ちで待ちの釣りが通用せず、下から上までシャクっているとどこかでアタリが出ますが、シャクリ中にアタると引っ掛からないのも多く、数伸ばすのがかなり難しい状態。掛け損ないやバレが多いので、自分ばかり空回りして魚が増えない感じ。1時間でやっとツ抜けですよ。



船南向きで下げ潮なので、ミヨシ潮先のはずなんですが調子上がらず。比較的左舷側のお客さんが好調に見えます。右舷は勇太君はマシンのように釣っていますが、ミヨシの私とトモのAさんはかなりイマイチ。アジの気配が無くなるとショウサイフグが3回ほど引っ掛かって来てウザイ。バケツの水がすぐお湯になっちゃうので、釣って即血抜きして、小まめに水の交換。早めにクーラーボックスへ。13時半を回るとアタリが遠くなってしまったので、13時50分、一足早めにお片付けに入りると、14時ジャスト、全員竿上げてしまったのでそのまま自然終了となりました。アジは極上品が24尾と苦戦しながらも一応仕事はしました。



【本日の釣果】
イサキ40尾(11時前に40尾に達して自己終了。24〜20cm、30尾の持ち帰り。その他、20cm未満4尾放流、6尾はお裾分け)、マアジ24尾(23〜20cm)、その他、ベラ、マルアジ、ネンブツダイ、ショウサイフグなど外道多数は放流。

【船宿釣果情報】
剣崎・久里浜沖20〜25m
イサキ20〜90匹 18〜28cm
アジ19〜36匹 20〜35cm

剣崎沖のイサキから開始。イサキは小ぶりなものが多くはなりましたが、朝からよくアタって11時頃にはトップ90匹になったので久里浜沖へ移動しました。こちらでは20cmほどのアジがそこそこ釣れて良型も混じりました。



イサキの手毬寿司。翌朝はいつもだとヅケ丼を食べるのですが、先週のイサキご飯のおにぎりがまだ残っていたので、焼きおにぎり茶漬けを食べました。これはお昼です。イサキの半身を2切れにして手毬寿司。イサキは脂スゴイですし、贅沢にイクラも乗せちゃってバカウマ。海鮮丼でも酢飯と魚とイクラはケンカしませんからね。



イサキのヅケ丼。一日ズレましたが、今朝はヅケ丼。翌朝でも美味しいのですが、翌々朝でもまったく変わらぬ美味しさ。自分的には、やっぱ釣ってきたらまずはコレ食べないとって感じです。味噌汁はイサキのあら出汁で、こちらも脂スゴイです。



アジ刺し。まずは普通にお刺身で賞味。この脂と甘み、そしてコクが残るこの味わい。最高の逸品だと思います。この時期のこの場所のこのサイズのアジはマジで最高!!コレが食べたいから五目船に乗ると言っていいほど、今やウチではイサキよりアジが温存される存在となっています。



アジ刺しのニンニクオイル掛け。最近よくやるヤツなんですが、どんな魚でも合いそうな万能料理。焦がしニンニクオイルにするとき使う脂がゴマ油かオリーブオイルかなんですが、今回のように質の良いアジなどの場合は、あまり香りが強調されないオリーブオイルが合うと思います。イナダなんかにはゴマ油がいいかも。



アジのヅケ茶漬け。アジで丼やっていなかったので、ヅケ茶漬けで頂きました。いつもの通りでまったく文句の言いようもなく美味しい。



バジルスパゲティのイサキのソテー乗せ。市販のパスタ用バジルソース(ジェノベーゼソースとも言います)のスパゲティにイサキのソテーを乗せただけなんですが、イサキはバジルとも相性抜群。バターで香りづけしてあるので、香ばしくて美味しいです。



アジ出汁の蕎麦。毎日暑いのですが、出汁が採れたら蕎麦はやらないとです。天ぷらはスーパーの天ぷらセット。レンコン、ナス、カボチャ、掻き揚げ。



イサキの香草焼き。イサキの身は塩、コショウ、タイム、オリーブオイルを掛けてしばらく寝かせて味をなじませてからソテー。塩焼きも旨いですが、洋風も好きですねぇ。香草が相性バッチリ。



イサキの一口干物。小振りを10尾、半身を2つに切って40枚を干物にして、4日くらい寝かせた時点で燻製にした残りが7、8枚出たので、それはそのまま干物で炙って賞味。半身を2つ切りで干したら縮んでしまいましたが、焼いたら脂出てきて超旨い。脂あるので、漬け時間50分と長めで正解でした。



イサキ出汁のリゾット。イサキのあら出汁でリゾット。味付けは塩と粉チーズのみ。先日の香草焼きの残りをトッピングしました。お腹に優しく朝ごはんにはピッタリ。



イサキの燻製。一口干物を燻製。試食した後、残りは船長のお土産に。

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