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2023/07/03
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
7月3日(月)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

ここんとこウィリー五目が好調で、ハナダイはともかく、アジやイサキがよく釣れるので、毎週同じ魚ばかり食べていますが、だいたい現場で22Lクーラーボックス8〜9分目に調整して、帰宅してからも食べ切れないようであればご近所さんに配っちゃいます。なので、釣れた魚を一週間で消費する配分は料理人も慣れてきて、先週の魚もちょうど前日には食べ終わって、また釣ってくるというサイクルになっています。もちろん肉や他のものも食べていますが、この釣り魚中心の食生活が大変充実しています。個人的には朝飯が好きです。今季は剣崎沖のイサキが解禁早々絶好調で、私の知る限り数と型を考慮すると一番の当たり年ではないでしょうか?



今週も土曜がシケで、梅雨の合間の前線が下がったタイミングで月曜日釣行。釣友と2人でいつもの時間に到着すると本日は本船のみの出船でお客様6名。右舷ミヨシから私、常連Tさん、勇太くん。左舷ミヨシから釣友、初めて?お会いしたお客さん、常連Yさんの計6名で純粋にはお客様5名。手前で釣れる小振りのアジが絶品なので、出船前にサブちゃん船長に寄ってもらうようにお願いしておきました。あそこの20cm〜23cmくらいのアジがなにしろバカウマですからね。私の知っている湾奥モノと比べると脂はそこまでギロギロしていませんが十二分な乗り具合で、身の締まりがよく日持ちもします。



7時前に出船して成り行き定刻を迎えると、防波堤下の東電前に向かいます。航程約8分で減速、何度か旋回して位置取りが決まると7時10分過ぎに第1投。海上ほぼ無風で薄曇りのベタ凪。昨日は水がキレイになってアジの食いが渋かったと言ってましたが、最初の投入からアタリが出てくれてかなりイイ感じ。大潮の3日目で朝から下げ潮で10時半頃が干潮、後半上げ潮の予報ですが、剣崎沖はまったく当てにならず。現在は下げ潮がまともに効いており、船はスパンカ降ろしたまま流れに立てて北東向きで安定。水深23、4m中心に21〜25mくらい。指示ダナは底から3〜7、8m。アタリダナは低めで3〜5mくらい。



水色は澄み気味ですが色着いた水で、アジのご機嫌が上がるような色ではないものの、昨日の話よりは食いがよく、ほぼ入れ当たりで小振りの20〜23cmの激ウマアジに交ざって30cm超の良型も顔出します。タナが低めで流れが速いのもあってバラシが多いですが、30分足らずで写真の桶の状態。その後、若干アタリの間が空き始めましたが、目標20尾は難無く達成してアジの部はまず合格。1時間ちょっと8時25分までやって23尾となりました。そのうち30cm超の良型は4尾。明らかに食いが落ち始め、みなさんおかず分は確保したところで剣崎沖に移動となりました。



正味30分走って8時55分に減速。操舵は勇太くんに交代して9時ジャストハナダイの部が開始。水色は真っ青な澄み潮。水深62、3m中心に61〜65mの間。指示ダナ底から3〜10m。開始早々アタリが出ましたがコレがデカアジ。サバもデカイのでキープしようか迷うのですが、サバは氷溶けやすいし、アジも東電前の品物に比べると落ちるのでう〜ん。サブちゃん船長がサバ要るっていうので良型2本引き取ってもらって、アジは結局放流してしまいました。だってこの後イサキ行くので空けておかないと。ミニハチビキが5尾釣れましたが、コレは場所取らないので唐揚げ用にキープ。味があって旨いんです。



9時40分、お隣のTさんに小振りではありますが、本命ハナダイが上がりました。流石ですねぇ。自分も掛からないアタリが何度かありましたが、ハナダイかどうか判別できるには至りません。海上無風で、最初、船の向きが西向いたり東向いたり安定しなかったのですが、常にトモに流れる潮なので潮向きが変わっているのかな?と思っていたら徐々に北東向きの下げ潮で安定。それもけっこう速くて釣り難い状態。10時ジャスト、最初、底から剥がれず叩いたのでハナダイかと思ったら、引きがちょっと違うような。ハナダイは断続的に叩きますけど、途中突っ込んでドラグ滑る引きがあったり、でもタイ系の引き方かな?



ようやく魚影が海面に浮上すると赤い!すかさずTさんにタモ入れして頂いたのはナント!後の計測で38cm、720gの食べ頃サイズのマダイ。ウィリーの先針383に食って上唇貫通。ハナダイ狙いなんですけど、ある意味こっちの方がウレシイかも。ただ、この時期にあんま釣ったこと無いのでお味の方はどうでしょうか?肉厚で色も良く見た目はいいですけどね。4回ほど周り直しましたが、ハナダイは船中1枚だけに終わり、10時45分、操舵はサブちゃん船長に交代すると、一周してダメだからイサキいくから!ハナダイの場所から北東方向に船団が見えていて場所まで5分も掛からず。



今日は定休日でもないのに船数が少ないですねぇ。今年釣れ過ぎなので、みなさんもう飽きてしまったのかもしれませんね。船団の間を一回スルーしてもう一回下手から違う筋に入れると位置取りが決まって、11時前、イサキの部が開始。指示ダナ海面から18〜15m。水色はこっちの方は濁りが入っており流れが川の如くぶっ飛び状態。こりゃスゲェなと思ったのですが、ナント1投目からアタリが出て難無く1尾目をゲット。18mからシャクリ上げて15mで止めた瞬間、バリバリバリズドドドン!型は平均するとやや小振りになったかな?でも全部20cm以上はあります。



早々に桶の中はこんな状態となり、川のような流れの中、ほぼほぼ入れアタリ。しかしここのイサキって何なんでしょうね。釣っても釣っても減らないですよね。このペースでキープするとヤバいので、小振りは釣ってすぐ放流。12時を回って潮が若干緩くなるとタナ待ちでアタリ出なくなり17〜10mくらいでシャクリに反応。しかも型がデカくなってきて30cm超が連発。ハリス切れ数回。釣友には39cmのジャンボが上がりました。ほとんど釣り堀状態で13時、40尾をカウントしたところで自主早上がり。横浜勢の船も13時で早上がりし始めて、本船も畳むお客さんが出始め、13時半を回ったところで沖上がりとなりました。



【本日の釣果】
マダイ1枚(38cm/720g)、イサキ40尾(34、31、30×2、29・・・23cmの30尾の持ち帰り、小振り10尾ほどは放流)、マアジ26尾(手前で釣れた36〜20cm、23尾の持ち帰り、沖で釣れた3尾は放流)、ミニハチビキ5尾(20〜18cm)、ゴマサバ2本(40〜38cm程はサブちゃん船長が引き受けてくださいました)。その他、ネンブツダイ、マルアジなどは放流、以上。

【船宿釣果情報】
久里浜・剣崎沖25〜65m
イサキ22〜52匹 21〜39cm
アジ12〜33匹 20〜37cm
ハナダイ船中1枚 26cm
その他 マダイ・カイワリ

久里浜沖25mから開始。アジは良型混じりで好調に釣れてくれました。その後はハナダイのポイントへ移動しましたが相変わらずアジ・サバが多く本命は顔が出ただけでした。最後は11時頃からイサキのポイントへ。イサキも良型混じりで良くアタってくれました。



写真は船宿HPより借用。



アジのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。今回はあえて良型のアジ2本使ってやってみました。漬けた時間が遅かったのもあり、ちょっと漬かりが浅い感じですね。アジはまだ早いので脂はまったく出ていないんですが、逆にコリコリ感が凄くて、こんなに硬いアジっていうのも普段食べられないでしょう。同じアジのヅケ丼でも魚のサイズや食べ時で色んなパターンが楽しめます。味噌汁は先週のイサキ出汁。



アジ刺し。小振りのアジを翌日にお刺身で賞味。毎回同じことばかり言いますが。ここのこのサイズのアジがバカウマなんですよ。湾奥モノですと翌日までで翌々日には臭みが出てくるケースが多いのですが、ここのアジはもう1、2日は生で行けます。



ハチビキの唐揚げ。今回のハチビキはミニとは言ってもいつも釣れるものよりワンサイズ大きいので、無理せず三枚に下ろして唐揚げにしました。固有の旨味があって大変美味です。



イサキのヅケ丼。ヅケ丼続きになりますが今朝はイサキ。2日目の朝なのでだいぶ脂回ってきて旨いっすね〜。毎朝これでいいですよホント。味噌汁は先週のアジ出汁。



イサキのカルパッチョ。アジで醤油味が続いたので、この辺で順番的にカルパッチョになるケースが多いと思います。イサキの刺し身は後日良型使って炙りで頂く予定。



イサキの皮焼き。毎回出てきますが、皮がある程度まとまったらグリルで焼いて塩振ればコレでつまみが一品増えます。噛んだらジュワァ、脂スゴイです。皮が旨い魚ですからね。



イサキのヅケ茶漬け。ヅケ丼が続いたのでこの辺で茶漬けに行くのが定番。熱々のイサキ出汁ぶっ掛けてヅケがトロっとした食感になります。もうバカウマ!



イサキ出汁の素麺。かみさんはこっちを食べてました。イサキのあら出汁で素麺も美味しいんですよ。イサキ素麺というのは昔から定番のようで、確か焼いた身が入っていたような記憶がありますが。



アジの握り寿司。20cm級を半身で1貫。血合いの色見て頂ければお判りかと思いますがキレイなピンク色でまったく劣化無し。3日目で十分に脂が回って最高の食べ頃です。劣化が始まると血合いがぼけた茶色に変化して臭みが出てきます。今日がピークでしょう。



アジの散らし寿司。昨日、冷やし中華をやった残りの金糸玉子や煮たシイタケなどが残っていたので、かみさんは散らし寿司で食べてました。コレも文句無しに旨いでしょう。



マダイの刺し身。半身づつ湯引きと炙りにしてみました。この時期のマダイはどうかな?と思いましたが、見た目も良かったですし、期待通りの極上品でした。3日寝かせて脂が回って最高の食べ頃でした。ハナダイ狙いの外道ですが、流石マダイ、食べたらこっちの方が上なんですよね。



アジのヅケ茶漬け。アジとイサキでヅケ丼、ヅケ丼、茶漬け、茶漬けと続きましたが、どれも美味しくて大好物。毎日食べても飽きが来ません。青唐を効かせて少しピリ辛にしてみました。



マダイ素麺。私とかみさんでヅケ茶漬けと素麺の組み合わせが2日連続となりましたが、昨夜のマダイの炙り刺身を1回分残しておいて、マダイの出汁を採って素麺。味見してませんが不味いワケがないですよね。



イサキの炙り刺し身。一番デカかったヤツで炙り刺し身。バーナーで皮目を炙ってるとジュワァ〜っと脂が浮いてきます。口に入れた瞬間、皮目の炙った香ばしさと皮岸の脂と旨味が広がって、身はゴリゴリとまだ硬さをキープしており食感スゴイです。やっぱイサキはイサキでもウリンボとこのクラスでは魚が違います。



アジのヅケ茶漬け。アジは2回目になりますかね、ヅケ茶漬けだけで3日連続。毎日食べても飽きないと言っていますが、ホントに毎日食べても飽きません。それくらい旨いんです。



イサキの炊き込みご飯。久し振りにやったかもしれませんが、炊き込みご飯はマダイ、ハナダイ、イサキ、アジ、ワラサなどなどいろんな魚でできるんです。多めに炊いておいて、残った分は冷めないうちにおにぎりにしておいて、後日、温め直したり、焼きおにぎりにしたり、焼きおにぎりを出汁で茶漬けにしたりと応用が利くので、魚の嵩が多い週などは日持ちもするし、けっこうはけちゃいます。映ってませんが、汁はイサキ出汁にクロメという海藻を使った澄まし汁。



イサキの三色和え。イサキを糸造りにして、梅肉と白ゴマ、とろろ昆布、明太子でそれぞれ和えたもの。昔からたまにやる料理で当初はシロギスなどでやることが多かったのですが、最近はキス釣りも行かないし、クセの無い白身魚だったらなんでも美味しくできます。



イサキの皮焼き。たまに合間に挟まって登場しますが、皮がある程度纏まったらグリルで焼いて塩振っておつまみが一品。カリジュワァ〜という感じです。



イサキの炙り茶漬け。釣り行って6日目ですが、朝ご飯がヅケ丼×2、茶漬け×4になりました。コレで締めですかね。ホントに毎日食べられますし、まったく飽きないです。



イサキの炙り素麺。かみさんはこっちを食べてました。私が茶漬けの時は素麺という具合で、うどんと素麺が大好物。これが所謂正真正銘のイサキ素麺なのかもしれません。イサキが口に入れると溶けると申しておりました。



イサキご飯の焼きおにぎり。炊き込みご飯をやる時は必ず多めに炊くので、残りはおにぎりや焼きおにぎりにして昼飯などに流用するのが我が家の常道。まだ残っていそうなので、出汁があれば焼きおにぎり茶漬けまで回るかもしれません。



アジ出汁の蕎麦。これもいつものヤツですが、出汁があればやらずには居られない。掻き揚げは定番の生協の冷凍もの。夏場は冷たい蕎麦も良く食べるのですが、アジ出汁だったら温かくないとね。朝からエアコン入れて汗かきながら食べてます。



イサキのソテー。アジとイサキで10匹くらい配っちゃったので、これで最後ですかね。コレも大好物のソテー。バルサミコ酢を煮詰めたソースが若干酸味が残って味が締まります。



イサキご飯の焼きおにぎり茶漬け。おにぎりもコレで最後。お約束の茶漬けで終了。今朝も替え玉1個付き。熱々の出汁を注いで全部崩しちゃって出汁と一緒にすするのが最高。ご飯が減った頃、替え玉を追加して、これもすぐに崩してしまいます。炊き込みの時に生姜を少し使っているのですが、すする段階で生姜の香りが鼻を抜けます。この8日間の朝飯はヅケ丼×2、茶漬け×5、蕎麦×1ですかね。ホント好きです。

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