K's Fishing Blog

      >>> 最近の5件
      2024/04/11   ムツ五目 久里浜港 五郎丸
      2024/03/27   マダイ 久里浜港 五郎丸
      2024/03/19   マダイ 久里浜港 五郎丸
2023/06/18
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
6月18日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週の水・木辺りに行けないでもなかったのですが、体調不良などもあって、少し間が空きましたが、久し振りの日曜釣行となりました。剣崎沖のイサキの模様は数は何処の船も好調ですが、型がだいぶ小振り主体になってきたようです。開始早々は良型多く楽しみでしたが、少し残念な傾向。あの狭い場所をあんだけの船数で毎日攻めたらまぁ仕方がないとは思いますがねぇ。トップ束釣り連発なんて船も珍しくはありませんが、そんなに釣ってどうすんの?って感じもあり、そろそろ一人当たりの漁獲制限設けてもいいんじゃないかと個人的には思うところです。結局、航路下の絶品イサキも釣り切ってしまった感があって、アレ以降居なくなりましたからね。残念なことです。



今日は久し振りに釣友とSちゃんと3人で釣行。いつもの時間に到着すると、本船は6名様で右舷ミヨシから私、Sちゃん、常連Iさん。左舷ミヨシから釣友、常連Tさん、初めてお会いするお客さんの計6名。お隣ムツ船はお客様3、4名様。そろそろムツやってもいいんですが、状況イマイチ、イマニで釣れると良型も出ていますが、ダメな日の比率が高いので、かなりのギャンブルですね。直近3連続ボーズなので運が回ってくれば型くらいみられるかな?といった状況。本来は今頃からが本番で8月頃にオッペタンコなどの邪魔者が回って来るまでが時期だったような気がしますが、ここ数年の状況を見ると盛期が3か月くらい前倒しになっているような気がします。



7時前に出船して港前で待機すること定刻を迎えていざ発進。東電防波堤を回ってほぼ真南に一直線。やや南からのウネリがあって船を少し叩きながらの走行で航程30分ちょっとで到着。すでに多数の船がひしめいている状態で何処に入るかがなかなか難しいところ。ポイントが狭いですからね。ちょっと外れるともうダメですから。ようやく位置取りが決まって7時40分、はいやっていいですよ〜!で第1投のアナウンス。指示ダナは海面から18〜15m。西の微風で曇り、海上はややウネリあり。水色は緑系の濁りで、強い濁りではないですがまぁ半端な濁り。どうせなら茶濁りの方が活性上がるのですが。大潮の2日目で下げ潮から10時半頃が干潮、後半上げ潮の予報。



前回の釣りを踏襲して枝針にイカタン、先針にオキアミ餌で始めますが、開始早々ナンモ気配無し。船が西向いて、潮が逆潮で西から東へ流れる潮。いきなりトモが潮先になって、他船でも釣れてるのはトモのお客さんばかり。本船も右トモのIさんが良型交じりで型を出しておられます。ミヨシ席はド潮っケツでこの人数でもまったくアタリ出ないのですが、片舷10名乗ってる船ではどうなんでしょう。しかし久し振りに週末に来ましたが、船の数と乗客の数がものすごいですね。水面でガンガンエンジン回して、大量のビシが下りたり上がったりするわけだから、水深浅めなので魚にも何らかのプレッシャーがかかっているような気がしますがどうなんでしょう? ?



アタリが出ないので何度か回り直しますが、大した変化はありません。8時過ぎて横浜の船が到着するとさらに船数と人数増えてスゴ過ぎ!八景I丸2隻、A丸、Y丸、T丸、M丸ほぼ満席で中には片舷12名と大混雑の船もあり。仕掛け吹き流したら2人くらい絡まりそう。潮がそんなにぶっ飛んでいないのが救いでしょうか。8時25分、4回目の周り直しで、ようやく船中同時に3、4名にアタリが出て、私もアタリ出たのですが掛かり損なってヤベェ!そのままもう1回下ろしてシャクリ直すとなんとか間に合ってヒット。これが20cm前半の小振りのダブル。すると次の投入ではすでにアタリが出ないという場所なのかなんなのか紙一重の釣り。



少し経ってもう1回だけアタリ出て1尾追加でやっと3尾。釣友が前回やって激渋、お昼過ぎに松輪の船が撤収するまで3尾と言っていたので、今日もそんなもんかもしれません。9時過ぎると少し南風が出てきましたが特に変化なく、アタリもナンモ魚の気配すらありません。9時半頃、回収指示が出てハナダイの様子見に行くと船長。マジかよ〜!前回も様子見に行くというので竿も仕掛けも換えたら、1回入れて止め〜!になったので、今日は仕掛けだけウィリーに換えて道具はそのまま。やや南西寄りに移動して場所が決まるとハナダイ釣りの開始。と思ったら、1投目の3往復目辺りで、案の定、止め〜っ!イサキに戻るって。仕掛け洗ってもう1回使わなきゃ。



イサキ船団に戻って10時10分頃、複数人に同時アタリで、コレは本物かもしれない。再開したら船が風に立てて南向きで潮がさっきと変わって南西方向へ。私がド潮先に。アタリがポツポツ続いて10時半にはツ抜け。型は20cm台前半主体で相変わらず。アタリが出ると言ってもシャクリに反応せず、タナ決め打ちで待ちの釣り。22mくらいからシャクり上げてきて18mくらいで少し待つとビビビン!待ち釣りでこのサイズだもんね、まったくも〜ですよ。なので、真面目にシャクってもアタリ出ないので、シャクリ方で差が出る釣りでも無く、それがまったく面白くも無し。コマセ振ってタナで待ってるだけだもん、魚居れば誰でも釣れるでしょ。



11時くらいからウネリが大きくなってきて、しかも斜め右から来るので船がグラインドしてまともに立って居られず。アタリ出ている時は船が密集していたんですが、海悪くなって船団がバラけたら再びアタリ無しの世界。狭いところに魚が固まっているんですよね。なので海面から見ててもわかんないのですが、少し場所が外れるとアタリもナンモ出ない。気配アリアリ状態は1時間も続かず20尾止まり。活性良くないのでタナも上がって来ません。その後、忘れた頃にタナ待ちの竿先にビリビリビリっと来て単発でゲット。お昼までに23匹。前回より数は多いですがサイズがぜんぜん小さいので嵩は半分以下。



お昼過ぎ、松輪の船が撤収すると、ここから良くなるケースも多いのですが今日はどうしたことか、サクラダイが連発したり、マルアジばっかアタったりとイサキの気配がまったく出ず。左舷の釣友はピンポイントにハマって多点掛けなどもあるようですが、右舷はまったくダメ。最後スパンカ畳むと船が東向いて潮が西に流れて再びド潮っケツ。水深も6、7mくらい浅くなってイサキのタナがまったく判んなくなって釣れる気せず。横からのウネリで船が激しくローリングして腰が限界。結局、お昼からゼロのまま13時40分、諦めて自主早上がりさせて頂きました。その流れで他のお客さんも片付け初めて少し早めに沖上がりとなりました。



【本日の釣果】
イサキ23尾(27〜19cm)。その他、サクラダイ多数、マルアジ多数は放流、以上。左舷のTさんが良型コショウダイを上げておられました。他船でも何度か見ましたし、前回もけっこう見たので、今年はコショウダイが多いようす。

【船宿釣果情報】
剣崎沖25m
イサキ6〜30匹 19〜31cm
その他 アジ・コショウダイ



イサキの皮焼き。翌朝のヅケ丼用に何匹か下ろしたので、皮を先に焼いて食べました。塩は焼けてから振れば十分。脂スゴイので噛めばジュワ〜っと味が出てきます。



イサキのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。前回より平均サイズは小さいのですが脂はスゴイ乗り具合。色は濃く見えますが味はそれほど濃くありません。トロっとした舌触りで朝から爆食い。味噌汁はイサキのあら出汁。



イサキの刺し身。まずは普通にお刺身で賞味。いや〜脂ノリノリでスゴイですねぇ。一言ウマイっす。脂の乗り方は春に航路下で釣れたイサキと比べると、所謂夏の乗り方といったらいいのでしょうか、悪く言うとギロギロでこれでもか!と言わんばかりの乗り具合。ですが、甘みもあってお刺身としては極上品。



イサキのヅケ茶漬け。ヅケ丼の次はヅケ茶漬け。丼や茶漬けシリーズはいくつかありますが、毎朝一週間続いても飽きないくらい美味しいです。熱々のイサキ出汁でヅケが半生状態になって、ご飯と一緒に口に入れると溶けちゃいます。



イサキの棒寿司。この前は炙って握り寿司にしたので、今回は棒寿司にしてお昼ご飯。小振りの魚は脂の乗りがとにかくスゲェ!って感じですが、中羽クラスだと3日寝かせてしっとり平均に脂が回って、これはこれでまた美味です。



イサキの炙り刺し身。今晩は皮付きで炙ってみました。もはや定番ですが、改めて旨いっすねぇ。表面脂浮いてスゴイです。



イサキの炙り茶漬け。イサキを炙って調味したあら出汁で茶漬け。コレも定番ですが何回食べても飽きません。



イサキのマリネ。4日目になりますがまだ生でぜんぜんOK。アジなんかでもよくやるヤツですが、10分酢締めにしてからマリネ。コレは爽やかでいくらでも入っちゃいます。これで出汁以外は完食ですかね。今回はほぼほぼ生でいっちゃいました。



イサキ出汁のうどん。掻き揚げはいつもの生協の冷凍モノ。上品な出汁でやはりうどんがよく合います。

- Topics Board -