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2023/04/27
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
4月27日(木)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

本来、週末釣行のはずだったのですが、この時期、お天気の変わり様が激しく、週末は土日両方、もしくはどちらかは毎週荒れ模様といった状態。昨日の水曜日も寒冷前線の通過で南西大シケ、GW始まりの今週末も土曜まではナントか持ちそうですが、日曜は再び寒冷前線の通過で大シケ予報。結局、まともに釣り出来る日が一週間の中で2、3日しかないということもあって3週連続で木曜釣行。釣りモノも悩ましいトコでマダイが6時出船になり電車だと間に合わず、W五目も人数揃わず変則的な出船。安定して出ているのはムツなので、今週もムツに行ってきましょう。潮周りも悪いしそろそろボーズに当たる周期だと思いますけどね。



いつもの時間に単独到着すると、本船、お客様7名で、平日としては多い方ですが、皆さん釣りやる日が無いってことでしょう。右舷4名、左舷3名で皆さん常連さん。私は右舷ミヨシでお隣はここんとこ毎週お隣同士のSさん。マダイ船は4名様ですでに出船済み。W五目は本日お休みのため、店主が昆布採りに行って下さるとのこと。ありがたいことです。この船の右舷ミヨシは足場の板がテーブル代わりになるし、船べりにもたれなくても安定して立てるので、大変居心地が良いお気に入りの釣り座。縁が浅いので海が悪いと怖いですけどね。7時過ぎに出船して港前でスパンカを揚げてしばらく待機すること、定刻7時15分を迎えていざ発進。



笠島の黄色ブイの上手を通過して南東方向に航程約10分で減速。旋回して風に立てると位置取りが決まって7時28分、第1投のアナウンス。北の風、体感で6、7mで晴れ、海上多少の風波程度。風は徐々に止む予報。水色は濁り。小潮の2日目で満潮が朝7時10分でその後、一日下げ潮の予報。最初の流しは156mから。下ろしてみると少し上げ残りの潮かな?と思ったのですが、下げ潮が少し動き出してトモ流し。一流し30分前後で水深135m〜145mくらいから深くなる流しが中心。最初の流しでクロムツがポツポツ上がってましたが赤いのがまったく出ませんね。



たまに派手なアタリが出るんですが針掛かりせず。そんなのが数回あって、ようやく掛かったけどコレぜんぜん違うわ。上がったのは25cm級の小振りのクロムツ。さっきから突っつくけど針に掛かんないのコイツか。四流し目、145mから下る流し。9時10分、アタリ方はアカムツと同じだったのですが、途中の動きが怪しい。アタリがデカイ割りに重さが無く、叩き方が断続的で少し細かい。半分巻いた辺りでコレ色が違うでしょ。上がったのは案の定37cmのまずまずサイズのクロムツでした。クロムツもコレくらいあるといいですよね。炙り刺し身一回分確保。



前回はドンコの猛攻でアカムツのタナが10mより上という異常な海でしたが、今日は船中クロムツがよく顔出して、ドンコはほとんどアタらず、ユメカサゴの方が多い感じ。何が違うのかちょっとした塩梅で傾向が様変わり。10時半頃、船長に訊きに行ったら左舷トモ氏がさっきアカムツ1尾上げられたそうですが、まだ船中1尾という激渋状態。この流しの後、南南西方向に4、5分走って場所替え。緯度的には三浦海岸の駅と同じ。11時前、170mからの流しでシロムツが2枚顔出しましたが、本命のアタリは出ず。その後、235mから255mまで深くなる流し、225m〜と三流ししましたが深場は外道もなんも生体反応ナッシング。



12時半、朝やった場所に戻ります。水深はだいたい140〜150m中心。特にコレといったアタリは出ず、シロムツとユメカサゴが1尾づつ。13時、風が南西に変わると船が西向いたり東向いたりし始めてしまい、タナが安定しなくなりました。船を北向きに立てようと捻じると舷同士のオマツリも増えて、もはや釣れる気まったくせず。最後の最後、左舷ミヨシ氏と気が遠くなるほどのオマツリ。下手すると道糸切る羽目になりそうなところ、最後なので仕掛けは全部バラしてナントか解けてお互いに道糸切らずに済み、そのまま時間切れ強制終了となりました。

【本日の釣果】
クロムツ2尾(37cm、25cm)、シロムツ3尾(25〜22cm)、以上の持ち帰り。その他、小振りのドンコ、ユメカサゴ数匹は放流。アカムツのアタリはゼロ。トップ2尾と記載されていますが、確認できたのは1尾だけ。同じお客様がもう1尾上げられたのですかね?たぶん7名中6名はゼロだと思います。ダメな日はこんなモンです。

【船宿釣果情報】
久里浜沖140〜230m
アカムツ0〜2匹 25〜28cm
その他
クロムツ・シロムツ・ドンコ

今日は朝から良型のクロムツがよくアタっていました。外道のアタリは多いですが肝心のアカムツはなかなか顔を出してくれませんでした。



クロムツの塩焼き。小振りのクロムツは塩焼きで賞味。意外と塩焼きにしたのは初めてかもしれません。アカムツほどの脂はありませんが、身放れよく上品な白身で美味しく頂きました。



クロムツのお造り。まずまずサイズだったので尾頭付きに造ってみました。GW初日、開けたい日本酒があったので、マルイカの刺し身も買って来てクロムツと一緒に賞味。まだちょっと早いかな?と思いましたが、ぜんぜん大丈夫。脂ノリノリで最高でしたね。アカムツとは違うけどこっちも旨い。



シロムツの掻き揚げ。シロムツはタマネギと干しエビと一緒に掻き揚げで賞味。シロムツ単体だと味も香りも薄いのですが、干しエビは絶大な効果で大変香りのよい掻き揚げになりました。噛めば魚の存在感もしっかりあります。



シロムツの掻き揚げ蕎麦。翌朝は昨夜の掻き揚げを使って蕎麦。出汁はクロムツのあら出汁、アジやイナダの出汁程はガッツリ来ませんが、魚の風味はよく出ていて、やはりただの麺つゆとは一味二味差が出ます。これで今回の食材は完食、残りはシロムツ出汁は少しあるかなくらい。

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