K's Fishing Blog

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2023/04/13
ムツ五目 久里浜港 五郎丸
4月13日(木)、定宿、久里浜港の五郎丸からムツ五目に出撃してきました。

低気圧が頻繁に通過して、それに伴う寒冷前線の影響で荒天の日が多く、週にほぼ2回、1回で2、3日シケて船が出られないような状況。今週は土曜がダメ、日、月は出船したものの、火、水と大シケ、金曜は定休日ですが風向きは早くも南西に変わり、週末は再び荒天予報。まともに釣り出来るの本日木曜日しかないので選ぶ余地がありません。そろそろ再開しようかという話もありますが、今んとこ事実上休船状態のW五目。狙う魚が無いという困った状態。剣崎沖のハナダイにはまだちょっと早いですしね。よって釣りモノ的にもムツしか選択肢がありません。まぁ釣れれば最高ですが、そろそろドツボにハマってもおかしくない周期。型見るの目標で行ってきます。



いつもの時間に単独到着すると本船お客様5名で右舷ミヨシから私、常連Sさん、Nさん。左舷胴の間からKさん、U達人。やはり釣り出来る日が無いので仕事休んで来たという方も数名。マダイ船は既に出船済みで、乗合と仕立の2杯出しとのこと。皆さん常連さんで顔馴染み、乗合で事前にメンバー知らずに乗ってるのに仕立船のような雰囲気。のどかな出船前を談笑しながら過ごします。7時過ぎに出船すると港前でスパンカを揚げてしばらく待機。定刻7時15分を迎えていざ発進。アシカ島の北側を通過し南東方向に航程10分で減速。最近の定位置です。



アシカ島ラインの下手。位置取りが決まると7時28分、第1投。北東の弱風で晴れ、海上ナギで水色は濁り。少し汚れが交ざってたまに赤クラゲが浮遊する春に多い潮。道糸のマークで水深156m、指示ダナは底から1、2m。仕掛けはハリス6号75cm、胴付4本針で幹糸8号、上糸、枝間、捨て糸、オール1.5mで全長7.5mちょっと。小潮の2日目で満潮が朝7時45分頃なので間もなく潮止まりか。その後帰りまでダラ下げの予報。道具下ろすと幾分上げ残りの潮があってだんだん浅くなる流し。関東は2年振りの黄砂襲来で4月の観測は16年振りとのこと。千葉方面が黄色く霞んで視程がぼやけています。口も何だか苦い感じがするので、マスクした方がいいかな?



船の動き鈍く、150mほどまで昇ったところで周り直し。2流目は173mから徐々に浅くなる流し。8時過ぎてますがまだ上げ残り。船中コレと言ったアタリ出ずに小振りのドンコとアナゴくらい。本命のアタリ無くなんだか怪しい気配。8時半から3流し目で、水深143mからようやく下げっ端で今度は徐々に深くなる流しに変わりました。チャンスタイムと思いますが今日は何にも気配無し。下げ潮もトロくて船の動きが良くないです。たまにドンコらしきが突っつきますが、なるべく掛けないように避けちゃいます。自前のサバタン追加して着けエサデカくしているので、多少は効果あります。



流し始めて約30分経過の9時少し前、強烈なアタリに見舞われ、最初は根掛かりかと思うほどの重量。激しい引き込みでアカムツだったら5Kg級!?有り得ん!ドラグかなり締めてもスプールが滑っちゃって、シーボーグ300Jですが、途中パワー足りず巻き上がらない時間もあり、我慢して我慢してようやく回収すると、コレがなんとデカクロアナゴ。パッと見で120cm、5Kg超?いやいや変なモン釣っちゃったなぁ。さっきもアナゴ釣れてたし、今日海が変じゃない?逃がそうと思いましたが、左舷のKさんが引き取ってくださいました。



この流しはかなり長い流しとなり、ほぼ1時間経過した9時半、165mくらいまで落ちたところ、右舷トモのNさんに船中初物。遠目でまずまずサイズ。どうやらスゴイ高めで食わせたらしく、船長から10mより上で食ったとのアナウンス。マジかよ。こうなると確証が持てずにタナに悩まされて、あんまり良くないパターン。高めを試し始める方も居られますが、アタリが連発することも無くどうなんだか。それにしても今日はシロムツが船中1匹も上がらず、小振りのドンコと長物系なので、底潮がかなり冷えてしまって魚が嫌っている感じは受けます。



4流し目は不発、5流し目、10時30分、再びトモのNさんにアタリが出て船中お一人で2尾目をゲット。やっぱり10mだそうで、魚浮いているようです。10m前後を探りますが、この高ダナでもドンコが突っついて来るので、魚がみんな底潮を嫌って浮いちゃってると判断。活性が高くて浮いているのではなく、底潮を嫌って浮いているのでアタリは単発で続くことはありません。10分後、左舷トモのU達人に初物。これも高ダナだそうです。私も思い切って10m切って置き竿。捨て糸5m延長して5mタナ取り。都合、下の枝素の出位置は底から11.5m。



すると11時前、置き竿にアタリが出て、ホゲホゲキュキュキュン!最後食い上げて糸がフケちゃうアタリ。コレはアカムツでしょ。引き具合もまさにアカムツの引きで確信。あんま大きくはありませんが。何せアタリが少ないので大事に巻き上げるとコレが32cmの本命。10mに合わせて下る潮なので明らかに10mより上でした。一番下の針を食い上げちゃうアタリ。型見るの目標でしたので、一応は目標達成。コレでようやく船中4尾と今日は数が伸びません。まだアタリに恵まれない方も居られますが、本命のアタリ続かないし、ドンコもアタリ減ったのでヤバイですよ。



その後も160〜170m中心に最深で200mまで落としてみますが、ドンコの突っつきのみでイイアタリまったく出ず。お昼には風が止んでしまい、船が横向き始めてピンチ。13時、風が南に変わると船首が東向きで道具が払い出してタナボケ状態。終盤、南風がまともに吹いてくると船首が南向きになって、急に潮が流れ始めましたが、魚の活性まったく上がらず仕舞。13時50分、とうとうラスト10分コールとなり、13時55分、諦めてお片付け開始。結果、船中3流し目に1尾、5流し目に3尾のみで、右舷ミヨシから1、0、2、左舷が0、1とキビシイ一日となりました。

【本日の釣果】
アカムツ1尾(32cm)。その他、クロアナゴ、小振りのドンコ数尾は左舷Kさんが引き取ってくださいました、以上。

【船宿釣果情報】
久里浜沖150〜210m
アカムツ0〜2匹 30〜37cm
その他 ドンコ・ニベ

一日中ドンコの猛攻で、底から10mあたりでもドンコがアタってしまう状況。アカムツのタナも高めでどこを狙っていいか分からず難しい釣りでした。



アカムツのお造り。3日寝かせて唯一の魚は炙って尾頭付きにしてみました。脂スゴイので炙ってもまったく反ったり縮んだりしません。お味の方はもう間違い無し。もう1日置いたらもっと脂出てきそうな感じもしましたがコレくらいで十分。あとはあら出汁採って何かに使うくらいですね。



アカムツ出汁のリゾット。出汁を使ってリゾットにしました。味付けは塩と粉チーズのみ。アカムツの旨味と脂に粉チーズのコクが加わって優しいお味。朝ごはんにはピッタリですが、腹持ち悪そうなのでお昼までにお腹空きそうです。食いが悪い中、型見られただけ良いのですが、食材的にはもうちょっと欲しいところです。

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