K's Fishing Blog

３月８日（月）、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今週は都合により月曜日の出撃となりました。天気予報がメチャクチャで３日先の予報がまったく当たらない。昨日まで日曜日が雨風強く月曜日には風も穏やか良い釣り日和になるはずが、土日凪で月曜が雨風の予報に前日いきなり変わったもんね。まったく信用できない。しかも想像より悪くて、朝起きたら音たてて降ってるから勘弁しろよ。最新の予報は雨時々止むだって。つうことで雨対策、最高防備で出発。



いつもの時間に到着するとお客様４名で皆さん常連さん。私はいつも通り右舷ミヨシに入らせて頂きました。こんな日に釣り来るなんてよほどのモノ好きだよねと苦笑しながら談笑。７時少し前に離岸して、港前で成り行き定刻を迎えるとエンジンの回転数が上がっていざ発進。航路のポイントが最近船数多くてダメみたいで今日は行かないそうです。ピンポイントだからね。東電防波堤を面舵に入り込んで浅場に向かっています。



航程約８分で減速。慎重に位置取りが決まって第１投のアナウンス。北東の風やや強く雨。海上ややポチャポチャ、釣りに支障は無し。水色は空が暗くて見難いですが、明るめの薄濁りなのかもしれません。長潮で前半ダラ上げで１０時半頃から下げ潮に変わる予報。水深２４ｍ前後で最初はアタリ出ず、何度か入れ替えていると最近よくあるアタリ方。７時３０分、２０ｃｍ超のメバルゲット。コレくらいあれば文句なくキープ。



その後もポッツンポッツンとアタリが出て、７時５０分の回収指示まで４尾とまずまずのスタート。次の投入も水深ほぼ同じですが、ここではアタリ出ません。船中まともなマアジが何尾か出てます。この場所でアジ見るの数ヶ月振りじゃないかな。戻って来てくれると航路まで行く必要無いので助かります。今日は空が暗いし水も気持ち濁ってるのでご機嫌がいいのかも。流れは上げ潮の時間ですがやや下げ潮気味。くしくも２カ所目では追加できず、８時１０分、回り直し。



メバル狙いで同じくらいの水深をモグラ叩きしていきますが、どう見ても湧いてる感はまったくなく、密度薄く点在している状態。仕掛けが魚の居る場所に入ればポツンといった状況。しかも掛かんないのやすっぽ抜けもけっこうあるので余計に数が伸びません。タナは低めでアタることもありますが、低めは早く上げちゃわないと大概ベラに捕まります。メバルは底から平均６ｍ程度でしょうか。食いダナに入ったら間を取りながらゆっくり目のシャクリ。



浅いところは１７ｍで入れましたが魚っ気出ず１０分で回収、次は２２ｍ前後。左舷ミヨシの常連さんに２８ｃｍ級の良型がヒット。自分は掛かり損ないと１回バレた後、ナントカ２尾追加。下の写真の上のが本日最大で２６ｃｍ。今年は不思議とウミタナゴがまったく居ませんね。水温高かったのとか影響してるのかな。この釣りやってて煩いのがベラとウミタナゴ。特にウミタナゴはメバルの２倍はアタるはずなんですけど。邪魔者が居ない方が釣り易いですが、まったく居ないのも心配になります。ベラは場所によっては猛攻なくらい居ますけどね。ベラは針飲むのが最大の難点。



９時３０分、少し沖に走って３４ｍの定番ポイントで再開。すると１投目からアタリ出てこれが久々のマアジ。ここでこのサイズのアジが食わなきゃ！１、１、３、３で開始４投で８尾。少し間が空いてダブルでツ抜け。う〜ん、居るには居るけど群れが船に着かないで行ったり来たりという感じ。タナは５ｍ中心に高い時で７ｍくらい。そうこういってるうちに気配が無くなってしまった。アジが抜けた後、単発でメバル追加で７尾目。



１１時２０分、回収指示でメダイ狙いとのこと。沖に約１０分走って減速。水深９４ｍくらいとのアナウンス。仕掛けはビシ８０号、ハリス５号、ヒラマサ１３号の１本針。食いダナは６、７ｍとのこと。１投目は道糸９８ｍ出て着底。餌はオキアミの２尾付け。何投目かでモタレアタリで何か着いたと思ったら、小振りのアヤメカサゴ。コレはバカウマなのでキープ。しばらくすると型のいいアジが回って来て、皆さんお土産追加。



下げ潮が速くなってしまいましたが、上っ側だけなので、投入時に途中で３、４回止めて道糸を寄せながら下ろすとキレイに立ちます。オキアミ着けると先にアジがアタっちゃうので、コレ用に持参したサバタンを試しますが、コレもアジに突っつかれて回収するとエサ盗られてるか、食い込むのは３５ｃｍ超のデカアジ。サバタン１０切れくらいあったの使い果たしてしまい、１４時頃、早めにお片付けに入ると１４時５分ラスト１０分コール。お魚ご機嫌悪くメダイは船中型見ずに終了。一日中雨止まずなかなかの釣り日和でした。



【本日の釣果】
メバル７尾（２６〜２０ｃｍ）、カサゴ１尾（１８ｃｍ）、アヤメカサゴ１尾（１９ｃｍ）、マアジ１５尾（３８〜２３ｃｍ）、マサバ１本（３５ｃｍ、ムツ五目の予備餌用）、以上。その他、１７ｃｍ未満のメバル、カサゴは５尾くらい放流、２０ｃｍ未満のアジ数尾放流。アヤメちゃんとサバ入れてなんちゃって五目達成。

【船宿釣果情報】
久里浜沖 ２０〜９５ｍ、水温＝１３℃、水色＝澄み気味
１８ 〜 ３７ ｃｍ ・ １０ 〜 ３６ 尾
メバル・マアジ・カサゴ・ウマヅラ
竿　頭 ＝ 横浜市 ・ Ａ氏
東電前２５ｍから開始。 前半から中盤はメバル中心に狙ってシャクって戴きましたが、メバル・カサゴが良型まじりでアタってくれましたが、相変わらず反応は有ってもアタリは極少・・・途中で久々に良型のアジがポっツリ・ポっツリとアタってくれました。終盤に掛けては95mでヌルヌルちゃんを狙って見ましたが、今日は気配は無く、アタってくれたのは良型のアジがポっツリ・ポっツリ・・・良いお土産にはなりました。



小魚の４点盛り。当日なので細かい魚で味比べ。左上がカサゴとアヤメカサゴ、盛りが混ざってしまいましたが、味の違いははっきり。歯応えはほぼ同じ、カサゴは少し脂乗ってて甘みがある。アヤメは脂無いけど甘みがカサゴより濃い。真ん中はリリースするはずが間違ってクーラーに入ってた小振りのアジ。脂乗ってませんが、コレも甘みがあって味は良し。右がメバルで、メバル固有の味が感じられて美味しかった。



アジのヅケ丼。翌朝です。お約束のヅケ丼。釣りの翌朝はコレ食べないとね。もう１００回以上食べてるかもしれませんが間違い無し！味噌汁はアジのあら出汁で黄金のコンビ。



アジのカルパッチョ。いつものシンプル系ではなくて、どちらかというとコッテリ系。岩塩、粗挽きコショウ、ライムの絞り汁までは同じで、仕上げはジェノベーゼソース（バジル）とマヨネーズを合わせたクリーミーで少し酸味が効いたソース。コレはバッチリ合いますよ。



サバのオムレツ。エサ用にサバタン採ったあとの身はもったいないのでオムレツの具。中身は炒めたサバの身とほうれん草でかなり旨い。思い付きでどうにでもできるもんですね。



アジ出汁の掻き揚げ蕎麦。水曜の朝です。アジのあらが出たので、早速出汁採って蕎麦。掻き揚げは生協の冷凍モノ１袋３個入り。コレがけっこう侮れない。アジ出汁の蕎麦に慣れちゃうと、たまに普通の蕎麦食べた時に何かひとつ物足りない感じになってしまいます。



メバルのパエリア。作り方を聞いたのですが、けっこう複雑なんですよ。キモはメバルとアサリの出汁、オリーブオイル、ニンニク、アンチョビ、サフラン、ドライトマトあたりですか。蓋つきのフライパンで生の米と具を一緒に炒めてその後出汁を加えて炊き上げます。最後、火から外して１０分蒸らして完成！



イイ感じにおこげもできて、米がちょっと硬めですが、それくらいでいいのでしょう。柔らかいと台無しになりそう。風味豊かでアサリやその他の出汁が出ていてバカウマ。いくらでも入りそうでしたが２杯で止めておきました。



アジのマヨチーズ焼き。久しぶりにやりましたが間違い無し。マヨネーズ塗った後に粉チーズふってますが、先に出汁醤油に潜らせて下味をつけるのがみそ。



アジの梅紫蘇焼き。かみさんはこっちを食べてました。一口味見させてもらいましたが、これはこれであっさり系で旨いっすねぇ。



メバルの刺し身。大きい方から２尾、３日寝かせてそろそろ食べ頃。血抜きができていて綺麗な身です。歯応えはしっかり残ったまま、甘み、旨みが回って薄っすら脂も出てきて非常に上品で美味しいです。今回は最近よく使っている桜塩で全部頂きました。



アジ出汁の蕎麦。金曜の朝です。先日、アジのあらがでたので早速蕎麦。アジが釣れたら週２回ペースですよ。



アジフライ。デカめのアジを切り身にしてフライ。何もつけなくても旨いですが、最近、我が家で流行りの桜塩で食べたら止まらない。軽くていくらでも入っちゃいそうです。



アジフライサンド。土曜の朝です。昨夜のアジフライをコレ用に残しておいて一度で二度楽しめるパターン。沢山できたのでかみさんもサンドで食べてましたね。出汁以外はこれで完食かな？



メバルの煮付け。完食とか言ってましたが、大御所が残っていました。翌日に調理されて、そのまま姿をくらましていたので、忘れておりました。コレ１匹だけでゼラチン状に煮凝って固まってましたので、５日経っても味はまったく大丈夫。食べる直前に一回火を入れるので、かえって味が染みて、身離れもよくなって旨いっすねぇ。季節モノなのでまた釣って来たい。