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2021/01/31
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月31日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週は土日に渡って南岸低気圧の通過の影響で雨風の荒天となり出撃断念。今週も金曜日の爆弾低気圧の通過で影響を心配しましたが、関東地方にはさほど影響なく土日とも海は大丈夫そうで、日曜日に行ってきました。お天気周りがだいぶ春めいてきまして、日々天気予報もコロコロ変わるので、仕立船の日程などはただでも難しいのに、この季節はギャンブルでしょうね。今週も好天は続かず月曜の後半から火曜に掛けて南西シケになりそうです。



釣友と2人でいつもの時間に到着するとだいぶ日の出が早くなりましたね。1月の初旬と比べるとだいぶ明るいです。本船はお客様4名で我々が右舷に並ぶ形になったので、いつもミヨシに入れて頂くのですが、たまには気分転換でトモに入らせて頂きました。左舷のお二人は常連さん。お隣マダイ船も4名様、今日はムツ五目もスポット出船で7名様かな?今日は全船操業となりました。そういえばそろそろアカムツもやりたい頃ですねぇ。



7時前に離岸して、港前で成り行き定刻を迎えるとそのまま発進、東電前の定番ポイントに向かいそうです。いつもミヨシでやるのでちょっと違った雰囲気。吉と出るか凶と出るか。航程約8分で減速。大きく2回ほど旋回して慎重に位置取りが決まると7時15分、開始のアナウンス。指示ダナはいつも通り底から3〜8m。



北の微風で晴れ。海上はピッチの短いウネリが少しありますがまったく影響なし。水色はキレイですが、真っ青までは行かない感じ。中潮の2日目で満潮が朝7時頃、干潮が13時半頃の予報。水深24mなので内っ側のポイントですね。基本的にアタリは無いのですが、何度か入れ替えているとイシダイっぽいアタリ。シャクってる途中でアタっちゃったので上手く針掛かりせず残念!いいアタリだったのにもったいない。反応スゴイらしいのですが、何なんでしょうね。



開始30分の7時45分、ストンと入ったのが23cmのメバル。明日2月1日解禁ですが今年はどうでしょう。近年、デカメバルがたまにボコン!と出るのですが、めっきり数が減ってしまいました。せめて25〜28cmくらいのが5、6尾でも釣れればね。その少し後、釣友に良型カワハギ。左舷は今んとこ音沙汰ありません。8時過ぎ、回収のアナウンスで少し西寄りに走ってアシカ島のだいぶ下のライン、水深30m立ち。餌盗りは居るようですが、いいアタリ出ませんね。ここでも釣友が良型カワハギ。



8時30分、いつもの34mで入れてみるもアタリ出ず。だいぶ下げ潮が速いので50号から60号に交換。イシダイ釣りたいところなんですが、この潮じゃ期待薄。ここは早々に見切りを付けて8時45分、少し下がった47m立ちで再開。ここもイシダイ居る場所ですが、潮速過ぎてダメ。ビシは80号に交換。シマシマが左舷トモと右舷ミヨシかな?船中2枚くらい出ましたが親分のアタリが出ません。型のいいヤツは潮の変わり目、特に下げ潮がガンガン行ってた後の緩み際に食うことが多いです。



富士山が雪化粧して真っ白、先週の南岸低気圧通過の際に積もったそうです。底潮は大したことなくて上っ側の潮がぶっ飛んでいるので、30mくらいで1回止めて道糸張ってから再度落とすと割と糸が立ちます。自分が潮先ですが、この流れだとアジでも回って来ない限りナンモ食わないでしょう。9時15分、回収指示でどうやら航路に向かう模様。いや〜、手前のポイントでもうちょっと釣れないとキビシイ展開だわ。航路は航路でも緑1番ブイの回りはイシダイ出るんですよね。昔マダイ船でいい思いしたことあったなぁ。



10分ちょっと走って航路のど真ん中。水深56m前後で再開。こっちはいつもそうですけど水が真っ青。早速、道具入れるとおいおい、こっちは上げ潮かよ。時間帯的には13時半頃まで下げ潮のはずがこっちは上げ潮トロトロ。1投目から小アジのアタリが出て、そのまま少し我慢しているとハモノのアタリ。1回目は2段持ち込んで次が入らず、う〜ん、かなりヒラメっぽい。2回目は乗って最初の伸しでハリス切れ、コレは青物っぽい。そして三度目の正直で乗ったのが、なんか手応えイマイチ?



34cmのマトウダイでした。おかず的には最高ですけどね。その後、何度かハモノのアタリが出ましたが、シャクリの仕掛けなので餌だけ盗られたり、乗り切らなかったりで釣果にならず。ハリス2.5号のままですが、2.5号で獲れない魚はどうせクーラーに入んないしね。シャクリの仕掛けのままで小アジが着いたらウバ食い待ちしたり。マジメにシャクったりといろいろやってみます。上げ潮の影響かミヨシの方が賑やか、マトウが何枚か出て、ショゴ、イナワラ、ウマヅラなど!?



11時半頃、マトモなアジが回って来てくれて、最大36cmを頭に10尾ほど稼いで、これで翌朝のヅケ丼が確定。型がいいので10尾くらいでちょうど良し。小アジも今日のヤツは頑張れば食べられそうなので、メンドくさいのはさておき、ある程度のサイズのはキープします。25尾くらい釣れましたが選別して、ウチ帰って数えたら15尾ありました。終盤、ミヨシの賑やかさとは裏腹にかなり調子悪い左右トモ寄り2名。13時前、シャクって5mで待ちを入れ瞬間ダダン!



これが34cmのホウボウで、ホウボウ的には小振りですが、調子悪いなりに捻り出した感じ。あと、もう1枚マトウかメスのウマでも釣れたら満足だったのですが、こっちまでアタリ回って来ず、この少人数でも関係ありますからね。いつも通りミヨシでやっていれば良かったよ。タラレバですけど完全裏目。一旦、潮止まったんですが、終盤、今度は本物の上げ潮が効いてきました。帰り際、左舷ミヨシでナント!キロ超のアオリイカ!?こっちは小アジ着いたままウバ食い狙いもナンモ無し。14時ラスト10分コールとなり、お片付けとなりました。



【本日の釣果】
マトウダイ1枚(34cm)、ホウボウ1尾(34cm)、メバル1尾(23cm)、マアジ10尾(36〜26cm)、小アジ15尾(13〜19cm)、以上。帰りにワカメ、メカブetc船宿さんから沢山のお土産を頂きましてありがとうございます!コレが旨いんだよ。

【船宿釣果情報】
久里浜沖 25〜60m、水温=17℃、水色=澄 み
19 〜 48 cm ・ 9 〜 29 尾
魚種はマアジ・カワハギ・イシダイ・アオリイカ・ショゴ・ホウボウ・イナダ・ウマヅラ・マトウダイ・メバル・カサゴと多彩に釣れました
竿 頭 = 東京都 ・ I氏
久々に東電前25mから開始して見ましたがアタリは殆ど無し・・・他に3ヶ所でシャクって見ましたが、アタリは極僅かでした。 その後は、航路下の60mへ移動してシャクリを再開・・・まともなアジがポツリポツリとアタって、他にも色々と釣れてお帰り間際には楽に1.0kgを超えるアオリイカが引っ掛かって来ました。



アジのヅケ丼。翌朝です。こんだけアジが釣れたら翌朝はお約束のコレ。も〜最高!朝からワシワシ。味噌汁はアジのあら出汁。



アジの掻き揚げ。アジの身と玉ネギ、大葉で掻き揚げ。塩でも旨いんですが、今回は天つゆ作って大根おろしと生姜で頂きました。



アジ出汁の天ぷら蕎麦。火曜の朝です。昨夜作ったアジの掻き揚げとゴボ天乗せて、船宿さんから頂いたワカメもタップリでアジのあら出汁蕎麦。コレは絶対ハズレないヤツですね。



アジのなめろう。今回のアジは見た目は悪くなかったですが、前回125mの深場で釣れたアジとは別モノみたいで、あんま脂乗ってませんでしたね。なので、早いうちにお刺身で食べる気がしなくて、2日経ってから叩いてなめろうで賞味しました。たぶんこの判断は正解なのでしょう。叩くとネットリ感が出てきて大変美味しく戴きました。



アジのなめろう茶漬け。水曜の朝です。昨夜、なめろうを多めに作っておいて、翌朝なめろう茶漬けに使うパターン。なめろうも旨いんですが、むしろ朝ごはんのなめろう茶漬けの方が好きなくらい。お味を調整した熱々のアジのあら出汁を掛けて、なめろうを崩しながら半生状態でご飯と混ぜて食べるのが最高!



マトウダイの刺し身。3日寝かせてそろそろ食べ頃。下ろしたら素晴らしい身質で、血抜きも完璧でしょう。食感はしっかりしており、薄っすら脂乗って甘みがある。マトウはクセはないもののマトウの味があって、久し振りに食べましたが最高っすねぇ。良いキモが入っていたのでキモはメバルと一緒に煮付けになって冷蔵庫で寝かせてます。



小アジの燻製。半身で干物にしてそのまま炙っても美味しいのですが、ヒマだったので燻製を作ってみました。14尾分、28枚とれて、一度で乗り切らず、コレが1回目。



2回やってコレで全部。脂があるのと無いのが混ざってて、全体的にはややバサついているかもしれません。



ホウボウの刺し身。4日寝かせましたがまだ硬いです。マトウが先かホウボウが先か迷ってホウボウを後にしましたが、たぶん正解でしょう。夏場はやや臭みと水っぽさが気になりますが、冬場になって水温下がると豹変して美味しくなる魚ですね。冬場に豹変する魚ベスト3はホウボウ、ウマヅラ(カワハギ)、イシモチでしょう。



アジ出汁の掻き揚げ蕎麦。金曜の朝です。アジが釣れたらあらが出るので出汁採って蕎麦は定番。最近は生協の冷凍掻き揚げが我が家のヒット商品で、あれば頼んでるみたいです。



焼きアジ寿司。焼きサバ寿司はよく見ますが、ウチは焼きアジ寿司。一番デカかったアジ1尾の半身2枚を蒲焼きにして、酢飯と併せた要するに焼きアジ寿司。甘辛く味付けされたアジに酢飯がよく合っていて旨かったっすねぇ。味噌汁はアジのあら出汁。



焼きアジ寿司はラップに包んで棒寿司状にしておいて、柳葉包丁を水で濡らしながら、刃渡りを最大限に使って押して引いて。切った後にラップを剥がして器に盛り付け。盛った後に蒲焼きのタレを一塗り。



メバルの煮付け。金曜の夜です。翌日に煮ておいて冷蔵でブルブルゼラチン状態で保存。食べるものが無くなってきた週の後半に温めて頂くという最近の常套手段。マトウダイのキモと茎ワカメを一緒に煮ました。

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