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2021/01/10
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月10日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

今週は木曜に爆弾低気圧が西から東へ発達しながら通過し大荒れ模様。その後、気圧配置がよろしくなく関東地方は連日の南西〜西強風で海は大シケ。前日、土曜も西から西南西が収まらず、本日、日曜、ようやくナライに変わって釣りになりそう。月曜はまた西風が強まる予報なので、この季節は1日ズレただけで天国か地獄かというお天気と釣行日のかみ合わせが難しいですね。仕立船と違って、人数は読めない代わりに直近の状況で釣行可否を調整できるのが乗合船の最大のメリットですか。



今日は釣友と釣友の友達のSちゃんの3名で出撃。Sちゃんは5回目かな?ちょっと間が空きましたが、もう釣りは身体で憶えているので教えることも無いでしょう。今度は糸の結び方とか針の結び方など憶えるくらいかな。自分で仕掛け作ったり、現場で復旧したりできるようになりましょう。7時に出船して東電前の定番ポイントにGO!航程約7分、位置取りが決まって7時15分、第1投のアナウンス。ちょっと厚着かなと思いましたが、走ったらぜんぜん大丈夫。最低気温氷点下とか言ってたしね。



北の弱風冷たく晴れ、海上ウネリが残ってますが風はナギ。若潮後の中潮初日で干潮が朝8時20分頃、満潮がおよそ納竿時刻くらいの予報。水深34m前後で指示ダナ底から3〜8m、水色はスケスケ〜!!開始数回入れ替えるも魚っ気出なかったのですが、開始15分程でストン!と反転するようなアタリで乗ったのが第1本命のイシダイ。30cmちょっとでやや物足りないサイスですが、お刺身1回分は余裕ですね。800g以上あるとやり取り感があるのですがなかなか。このサイズでも型見れるだけ良し!



今日はお客様他に居られず、右舷に私、Sちゃん、左舷に釣友という配置ですが、朝イチは下げ潮残りで私がコマセ係り。8時10分、Sちゃんにも同級のイシダイ。こっちはアレ以来まともなアタリが出てくれません。Sちゃん、その後シマシマのダブルなどもあって私より好調。私より上手くなると困るので、もうこれ以上、教えるの止めとこうかな。ウィリー五目って一言に言っても実際に経験しながら得るものが多いです。仕掛けと餌とシャクリ方、場所ごとのクセとか魚種とか時間と潮との兼ね合いとかetc・・・とにかく回数やって何度も何度も悔しい思いするとこですかねぇ。そういう意味ではどんな釣りも共通で、だから釣りって面白い!(単に楽しいではない)



20〜30分置きに同じような水深を回り直してくださいますが、なかなかいいアタリが出ませんね。底潮が無くなって潮変わり。イシダイは速かった下げ潮が弛んだ瞬間、あとは上げっ端の潮が効く前、これが朝方に当たると釣れる率高いですが、時合いが短いので数湧いてない場合は単発で終わるケースが多いです。居れば連荘でアタってきます。8時半、少し下手の46m前後に移動。ここもイシダイ狙い目。開始すると低めのタナで先に雑魚がアタってしまいイシダイのタナまで餌が持たない。ベラ、ネンブツダイ、小アジなどがウジャウジャ。



左舷、釣友がブッ込みで早々にイシダイ上げて、これで3人全員イシダイゲット。場所換えた後、魚居ればブッ込み1投目から3投目くらいで食ってきます。だいぶ経ってからアタることもそりゃありますけどね。ここでは他にシマシマが何枚か出ましたが、今日はアジとハギ系のアタリが出ません。この水だからアジは機嫌悪いの分りますけど、ハギ系がどうしたのかお留守の模様。カワハギもいいですが、何と言ってもメスのウマヅラがこの季節絶品で第2本命。コイツは針に掛けるの超難しくて宙で押したり引いたりになるとまず掛からない。針と餌のサイズなんですけどウマに合わせるとイシダイの掛かり損ないとバレが増えるジレンマ。



9時15分、回収指示で回り直すのかと思ったところ、エンジンの回転数が上がって航路に向かうようです。航程10分程で減速。浦賀水道航路の上り線と下り線のど真ん中。水が真っ青で水温高そう。9時30分、オモリ80号で再開すると水深57mくらい。1投目でイナダが食ってバツン!魚デカイな。2投目はダブルで食って、糸がビューっと出てバツン、もう1回ビューっと出てバツン、全部居なくなって回収すると針が上から2つ無くなってました。その後、デカアジが回って来てくれたのですが、1本ゲットもすぐ群れが抜けてしまって後が続かず。最近のこのアジが脂乗ってて旨いんだけどね。



イナダ以外のアタリがほとんど出ない状態だったところ、10時20分、ダダン!といいアタリ。最初突っ込んだけどイナダじゃないよ。デカアジのダブルかな?慎重に手で巻き上げること水面下に浮かんだ魚影が想像もしていなかった色でビックリ。自分でタモ入れしたのが、後の計測で50cm、1.25Kgのヒラメ。今季初ヒラメ、しかもまさか航路で釣れるなんて初めて。厚みがあってなかなかの食べ頃サイズ。ホント、釣りって何が起こるか分かりません。マハタが近年増えていて航路でまずまずサイズが釣れることはありますけど、ヒラメも居るんだね。



その後、イナダが回って来ては全員にアタったりといった状況で、狙ってないんですけど捕まってしまいます。結局、4本釣って2本キープ。一番デカかったのが50cm近かったから、切れたヤツはだいぶデカかったのでしょう。Sちゃんはイナダとやり取り中。ドラグ閉め過ぎると切れるし、緩いと寄って来ないし、イナダ掛けた時の上げ方だけワンポイントアドバイス。今日、教えたのコレだけ。あと、仕掛けの修理手伝ったくらいですからね。5回目でもうベテランの釣りオヤジに昇格。ビールにスモークささみ食べてたもん、やっぱ釣りオヤジだよな。



先程、話題に出たマハタですが、この水深でミニサイズが釣れると罪悪感満載。細かいの4匹釣って、1匹針飲まれたのが27cmあったので、船長からキープOKの判定。ホント、ミニカサゴとミニマハタは釣れると困ります。11時45分、回収指示で、地先方面に移動。ここが水深92mと今日一番の深場。アジ、マダイ、メダイだそうですが、いきなり細かいアタリが出て、オキトラギスの一荷。底取れていない証拠ですよ。底着けるとコイツにやられるので80mくらいで1回糸張った方がいいです。この水深でオキトラギスが居るってことはアマダイも出そうですが!?



結果、深場では釣果出ず、12時25分、マダイ船団のやや灘寄りの水深55mで再開。Sちゃんがシマシマ2枚、自分に1枚。親分がアタりませんね、やっぱ居ても時合いが神経質でシマシマのように無邪気には食ってきません。居るとは思うのですが。その後、朝の46m、34mと入れてみましたがナンモ食わんねぇ。上げ潮なので左舷に北風当てて船止めてるので右舷は船下に糸が入って釣り難い時間もありましたが、潮も大して行かないのでまた風に立てたり。この時間、生体反応ほぼナッシングで早めの13時45分に自分はお片付けに入り、14時に上がって来ました。



【本日の釣果】
イシダイ3枚(30.5cm/610g、21、20cm)、イナダ4本(48.5cm/1.18Kg〜44cm、2本だけ持ち帰り)、ヒラメ1枚(50cm/1.25Kg)、マアジ1本(36cm)、マハタ1尾(27cm)、以上。その他、小アジ、ミニマハタ、小ベラ、ネンブツダイなど多数は放流。

【船宿釣果情報】
久里浜沖 35〜95m、水温=17℃、水色=澄 み
21 〜 50 cm ・ 10 〜 13 尾
魚種はイシダイ・マアジ・ヒラメ(50cm)・イナダ・メバル・シマシマ
竿 頭 = 東京都 ・ I氏
相変わらず、真っ青で綺麗に澄んだ水で、朝からお先真っ暗・期待薄・・・と云う状況で東電前の35mからシャクリ開始。 反応が出て来てもアタリは皆無・・・45mへ移動してシャクってもアタリは殆ど無し。 シマシマまじりでイシダイが何枚か釣れてくれましたが他の魚は殆どアタらず・・・早めに沖の60mのポイントへ移動してシャクリ再開しましたが、イナダがポっツ〜ン・・・良型のマアジがポっツ〜ン・・・ここにも居たかァ〜っと云う嬉しいゲストが顔を出してくれましたが、途中からイナダばっかりになってしまったので、お昼前に東電前に向けて移動開始して、途中で95mのポイントと55mのポイントに寄り道をしてシャクって戴きましたが・・・空振り(;_;) 東電前に戻って一時間ばかりシャクって戴きましたが・・・これも空振り・・・14時過ぎに仕舞って来ました。この澄んだ水がどうにかならないと、アミコマセのシャクリには酷です・・・(-_-;)



2021,1,10 ウィリー五目船 ここにも居たかァ〜、50cmをゲットの小峰氏、ハリス2,5号・イカタンを付けた下の針に掛かりました、水深57mで下から7〜8mでアタリました(写真とコメントは船宿HPから借用)



2021,1,10 ウィリー五目船 仲良しトリオが仲良くイシダイゲット、シマシマもそこそこに釣れました、小峰さん&Sちゃん&Iさん(写真とコメントは船宿HPから借用)



イナダの刺し身。当日の即席塩イナダ。柵取りしてから塩まぶして、毎回30分放置していたのですが、やや塩が入り過ぎるので、今日は20分でやったらバッチリ。デカイ方ですがけっこう脂乗ってて旨かった。



イナダのキムチ味ヅケ丼。翌朝です。昨夜の刺身の残りを、ヅケダレに市販のキムチの素を混ぜて一晩ヅケ。刻み海苔、白ゴマ、白髪ネギ、ゴマ油で間違い無し!今回、魚が良かったので、脂も乗ってて今季最高に旨いです。コレが一日ズレるともうどうかな?というのがイナダの難しいところ。だから沢山持って帰らないんですけどね。揚げ物とかは全然大丈夫、生食に限っての話ね。味噌汁はイナダのあら出汁、頭割って入れたりしてるので、濃厚過ぎて魚好きじゃないと飲めないかも?っていうくらい濃いっす。



アジ刺し。翌晩です。良型のアジ1本、数無いからどうしようかな〜と思ったんですが、ヅケ丼まで回らないし、最近なめろう率が高いし、刺身で行きますか!ってことで刺身で賞味。お腹の中ラードだったので脂乗ってるのは確認済みでしたが、魚がデカかったのでちょうど食べ頃となって旨かったっすよ〜!思った通り脂の乗り具合も適度で、硬くて脂があるという、これぞ久里浜のアジ!



イナダのエスカベージュ。エスカベージュっていうのは洋風の南蛮漬けみたいなもので、コレはイナダを唐揚げにして、玉ねぎ、その他野菜と酸味の効いたドレッシングに漬けただけ。コレを沢山作っておくと日持ちするので、毎日、突き出しで少しづつ頂くという感じですね。



上で使ったドレッシング。KINOKUNIYAのゆず塩麹ドレッシング。ほんとコレだけなんです。



マハタの刺し身。小振りなので2日だけ寝かせて賞味。小さくてキープするのはばかられるモノだったのですが、刺身にしたらちょうど2人前。こんな小型でも身質きめ細かく、薄っすら脂のってて甘い!というマハタならではの食味。小さくても旨いっすねぇ。



マハタの皮ポン。小振りなので皮は薄いけど、もったいないので湯掻いてポン酢で頂いたら、確かに食感は柔らかいですが、味は一級品。コレで一杯飲めちゃいそう。



イナダ出汁の掻き揚げ蕎麦。水曜の昼です。イナダのブルブル出汁で蕎麦。魚の味がスンゲェ濃いです。掻き揚げは生協で頼んだ冷凍掻き揚げなんですけど、イカやエビも入っており小振りで蕎麦にはコレくらいがちょうどいい。また頼んでおこうと申してました。かみさんはうどんで食べてました。



ヒラメの刺し身。水曜の夜です。まずは表側のお腹側を賞味。いや〜久し振りのヒラメですが、やっぱり旨いっすね。歯応えあって薄っすら脂乗って、クセは無いのですがヒラメ固有の風味があります。



ヒラメの皮ポン。一気に5枚下ろしにはせずに背骨を中心に4枚を食べる度に順次削ぎ取るようにしていますので、皮は上の刺し身の部分だけ。先日マハタでもやりましたが、これまた風味が違ってヒラメの味なんですよ。



ヒラメの兜煮(冷蔵保存中)。早いうちに兜煮にして冷蔵保存中。汁がゼラチン状に固まって、この写真、器立ててますけどこぼれません。こうなると日持ちするんです。後日、もう1回火を入れて賞味の予定。



マハタ出汁のリゾット。木曜の朝です。マハタのあらとイシダイの頭割って一緒にサフランで出し採ってますのでけっこう濃厚です。今回はサフランなので、具にキノコは入れずに玉ネギの微塵切りだけ。味付けはいつも通り粉チーズと塩のみ。



ヒラメの握り寿司。木曜の昼です。先週は確かショゴで握りをやりましたが、今週はヒラメ。毎週贅沢ですよね。やっぱヒラメはヒラメの味で他の何物でもないです。寝かせているうちに熟成して脂がだいぶ出てきて味も濃くなってきましたね。右端の1貫は縁側。回ってるお寿司にも縁側ありますけど、脂は負けますが、食感、風味ともまったく別モノっすね。偶然にせよコレ1枚釣れると釣れないでは翌週の食生活が大違い。



ヒラメの中落ち。今晩5枚に下ろしてしまったので、ヒラメの形のまま骨が残りました。よく見たらコレまだ採れるじゃん!とスプーンで骨の隙間の身を掻いたら、こんだけ採れました。骨の周りの身は特に美味しいと言われますが、確かに甘みが強くて普通の刺し身とまた一味違って美味しかった。



ヒラメの皮ポン。昨日もやりましたが、今日も皮が出たのでポン酢で賞味。



ヒラメの刺し身。表側の背中側、握り寿司で使った残りを刺身に。お味の方は連日続いてもまったく飽きることなく旨い!やっぱ背中側の方が大きく取れますね。裏側も今晩下ろしてしまって昆布〆にしました。縁側も採れて裏側の方がデカイって言ってました。とにかく、ウチの場合はイイ魚はできる限り生で食べる派なんですよね。



シマシマの塩焼き。小さいの2枚あったので二人で塩焼きにして頂きました。いつやってもハズレないですね、脂あって身がしっかり、皮も味があって骨までしゃぶってしまいます。



イナダ出汁の掻き揚げ蕎麦。金曜の朝です。イナダのあらとアジのあらも混ざっているそうですが、混合出汁で蕎麦。一昨日の掻き揚げが良かったのですが、生協で注文したの忘れてて買ってきちゃった方の掻き揚げ。せっかくだから蕎麦で使ってしまいましょう。出汁は濃厚でやっぱ蕎麦には青物系の出汁が相性バッチリ。



ヒラメの昆布〆。残りの裏側は昆布〆で賞味。刺身にしてから締める方法と柵のまま締める方法がありますが、すぐに食べたい場合は刺身にしてから締めると仕上がりが早いです。締めて1日しか経ってませんが、薄っすら飴色で昆布の風味も程好い入り方で大変旨かったっす。



ヒラメの兜煮。釣った翌日に煮ておいてゼラチン状に冷蔵保存してあったヤツを金曜の夜に賞味。固まったものを最後にもう1回火を入れるせいか味が良く染みて最高ですね。キモも一緒に煮てコレも旨い。



ヒラメの煮汁豆腐。上の煮汁を使って豆腐煮。いい味出てますよ。豆腐は木綿派なんですけど、鍋や煮込みには絹の方が合ってますよね。



ヒラメ出汁の雑炊。土曜の朝です。中落ち採ったあとの骨のあら出汁で雑炊。リゾットとか雑炊とかお腹に優しくて、朝ごはんには最高ですね。特に前夜はほぼほぼ飲んでるので。しっかり味が出ていて旨いっす!今晩は大御所の刺し身だと思います。しかし、1週間、刺身率100%ってスゴいよね。今週はまぐれのヒラメが主役でした。



イシダイの刺し身。土曜の夜です。ほぼほぼ一週間寝かせてお刺身で賞味。何なんでしょうね、この魚は!一週間置いてもまったくへたらない。身が硬くて脂ノリノリなんですが、噛んでいると溶けちゃう。筆舌に尽くし難いモノがありまして、コレはやっぱ釣ったイシダイならではなのでしょうか?今週はこれとヒラメで助かりました。



イシダイの皮の塩焼き。今種ずっと茹で皮ポンにしてたので、最後のイシダイの皮は塩焼きで賞味。素焼きにした後、塩振っただけだそうですが旨い!コレで一杯行けちゃいますよ。これにて今週分は出汁以外は完食ですかね。明日、また行ってきま〜す!

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