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2023/08/18
番外編 超簡単!タチウオテーパー仕掛け
最近タチウオのテンビン釣りで主流になりつつあるテーパー仕掛けですが、都合八の字結び3回だけ、しかもチモトの太ハリスの交換も超簡単にできる方法をご紹介します。私の思い付きですので至らない点もあるかと思いますが、今年はぜんぶこの形でやってみたのでご紹介させて頂きます。

まずはハリス。本線は5号で強度十分なのですが、私の都合上、他の釣り(アカムツやヒラメの泳がせなど)で6号を多用するので、わざわざこのために5号を買わずに6号を使用しているだけです。チモトの太ハリスは船宿推奨の12号でよろしいかと思います。メーカーは問いません。たまたまこの2種類がウチにあったというだけ。12号はスルメで使っていた残りですね。



針は今んとこ使用しているのは「がまかつケン付タチウオSTR」の1/0〜3/0で、余程のことが無い限りほぼ2/0を使っています。



ココがキモ!チモトの12号ハリスの部分。片方を八の字結びにして、すっぽ抜けないようにペンチで完ぺきに締め込んでおいてください。8cm前後のところで、本線と結ぶ位置で折り曲げて印にして、結びしろを取っておいてください。交換するのはこの部分になりますので、コレを沢山作って途中交換に備えておきます。



コレを針の環に通します。必ず結び目が針の外側になるように通してください。コレを逆にすると(やってないけど理論的には)針掛かりが悪くなります。針の種類によって環の大きさが違う可能性もありますので、必ず引っ張っても抜けないことを確認してください。



本線(6号)と12号の折り曲げた位置で再び八の字結びで連結します。ここもすっぽ抜けないようにペンチで本線と12号をそれぞれ締め込んで確実に連結されていることを確認してください。当然ですが、余った結びしろの糸は切っちゃってください。



釣りの最中にチモト(12号部分)にキズが付いた場合は予備の太ハリスに今使っていた針が大丈夫なら今使っていた針、交換したければ新しい針を出して、予備の太ハリスに通し、本線は結び目から切断して、同じように八の字結びで簡単に復旧できます。



本線のテンビン側。2mないし2.5m本線を取ったら、テンビンとの接続用に大きめのチチワを作ってここも八の字結びで締め込んでください。



コレで完成。



私の場合、テンビンを購入して真っ先に行う改造はコレ。小型のハワイアンフックなどを用いてテンビン側にスナップが付くように変更します。こうすることによって、すべてのテンビン釣りの仕掛けの末端がわざわざ金具などを使わずにチチワ結びだけで済んでしまいます。ウソではなくウィリーでも何でもテンビン仕掛けすべてがこの形です。大変楽です。ただし、天秤の先端に装着したスナップがサビてきたり劣化した際は迷わず交換してください。大物が掛かった際に痛い思いをしますので。



仕掛けは丸めたままチャック付きのビニール袋に仕舞っておきます。



一日のタチウオ釣行での消費量は経験上、完成形が3組、予備太ハリスが5組くらいあれば足りると思います。バラの針なども一緒にこのB6サイズの袋にまとめてコンパクトに持ち運びが可能です。



針の部分が結び目で止める形になっており、多少前後に遊動しますので、気になる場合は瞬間接着剤で固定するなどもありかと思います。実践上はコレで困ったことはありません。普通に針にハリスを結ぶと太ハリスは硬く扱いにくいですし、針のケンが指に当たって痛いなどメンド臭いので、今んとここの形が一番楽で簡単だと思います。

大した話ではありませんが、少しでもご参考になれば幸いです。

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