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8月13日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からタチウオに出撃してきました。台風6号は長期間沖縄地方に停滞して被害をもたらした後。九州の西側を北上して消滅。同じ頃に発生した7号は小笠原諸島付近をゆっくり進んで、当初の予報だとこの週末辺りに関東直撃の話もあったのですが、徐々に予報が変わってだいぶ西寄りの紀伊半島から四国辺りを火曜日頃に直撃する可能性が高くなりました。日曜日タチウオ出船決定と出ていたので、台風の様子を伺っていたら、雨だけ覚悟すれば海は大丈夫そうなので、前夜に予約入れて出撃決定。今季3回目のタチウオ釣り、船宿さん都合で来週からマダイに代わってしまうかもしれないので、もしかするとこの夏は最後の釣行になるかもしれません。
いつもの時間に到着すると出船は本船のみでお客様5名様。右舷ミヨシから常連Kさん、Oさん親子の3名、左舷ミヨシにT達人、トモに私の左舷2名の計5名。Kさん以外の4名は過去2回の釣行と同メンバー。今日はT達人が勘?ですかね、ミヨシに入られたので、かなり久し振りにトモで釣りします。7時10分前に出船して港前で待機。台風のウネリが無くは無いようで、浅場のテトラポットでは波が襲って激しく叩き上げていますが、待機している船はなんの影響も無し。距離は遠いですが、台風が南東から湿った空気を持ち上げてくる関係で入道雲ができたり晴れたり忙しい空模様。
定刻7時15分を迎えるとエンジンの回転数を上げて取舵方向へ北上。大塚根の赤ブイの内側を進みますが、乗っている限りウネリは感じません。たぶん海面が大きな周波で上がったり下がったりしている程度と思われます。航程15分で観音崎を回って、さらに10分、走水の北西沖に達したところで減速。まだ船団はできておらず、3、4隻が見えるだけ。場所が決まって7時40分、第1投。北東の弱風で曇り時々晴れ時々雨といった天気。海上ナギで水色はいつもと変わらずの濁り。若潮後の中潮初日で朝イチ下げ残りで9時15分頃が干潮、その後、上げ潮に変わりますが、場所的に上げ潮がちゃんと来るかどうかがひとつポイントかも。
水深62、3mでその後、だいたい深くて68mほど、浅いトコで50mちょいといったところ。指示ダナは底から7、8m上げて20mくらいまで。開始1投目からアタリが出て70cm弱の小振り君をゲット。次の投入でもアタリが出て、ナントいきなり本日最大の110cmをゲット。120cmとか130cmのドラゴンはそうそう釣れませんけど、テンビン釣りでも難無くメートルオーバーが来るのはウレシイですよね。今年はずっとテーパー仕掛けでやってますが、流石、主流となりつつあるだけに大型が多少飲まれ気味に食っても回収率は良いかもしれません。キズついたら交換できるよう太ハリスの部分だけ別個に沢山作って結び直し可能にしています。
3投目はアタリだけで針掛かりせず。とか言っているウチに入れアタリタイムは過ぎてしまいポッツンポッツン小振り主体の釣りへ。潮は下げ潮で船首が北東向きで右舷潮先にけっこうまともに流れていて、舷同士のオマツリもちらほら。9時過ぎ、6本確保したところ、猿島東方沖にだいぶ船団ができ始めたので、5分程走って合流。こっちの方がやや浅めですが、アタリはポツリポツリ。小振りが多いのか掛からないのもけっこうあってなかなか増えません。40mくらいでアタリが出て35mでやっと針掛かりしたのは案の定の小振り君。なかなか掛かんないのは大抵が小振り君。デカイのはアタリ感知して一発目か二発目でドスッと乗りますからね。
10時前にアタリ続いて本日2番の105cmをゲットしてやっとツ抜けした後、急に潮が緩んでしまい、船団もかなり大きく散ってしまってダメダメタイムの始まり。たまにカスるアタリが出る程度で食い気のあるアタリがまったく出なくなっちゃいました。こりゃヤバイわ、問題の上げ潮待ち。20分に1回掛からないアタリが出る感じで時間が経過。するとツ抜けしてほぼ1時間振りの11時前、ドスッと乗ったのが、本日3番の103cm。急に来ますね。小振り主体とは言いつつ、11本目でメートル超が3本はけっこう確率良くないですか?かと言って、皆さん釣れているわけでも無さそうなので運ですかね!?誘いが合ってる?なんちゃってね。
12時過ぎた頃、気持ち上げ潮っぽくなってきたと思ったら、正直なものでポッツンポッツン食い気のあるアタリが復活してきて、12時台は6本追加できて17本。型は小振り主体に80cm台が交ざる程度。しっかし冒頭で書きましたけど、お天気がまさしく曇り時々晴れ時々雨なんですよ。晴れたかと思ったら急にパラパラ降り始めてカッパ着るとすぐ止んじゃって、また強い日差しに逆戻りといった繰り返し、なんだか終始、濡れてんのか乾いてんのかよくわからない状態。10時半頃から風がワンレベル強くなってきて、晴れている時間も増えてきたので落ち着くかな?と思ったものの、再び頭上が真っ黒な雲に覆われたり、カッパ5回くらい着ましたかね。
13時台、朝やった走水の北西沖に戻りますがアタリなかなか出ません。1本追加して18本。右舷の様子を伺うとKさん、Oさんお父さんらが降参して道具畳み始めたので、オレも片付けるか?ということで13時半にみんな止めちゃって自動早上がり。一旦カッパ仕舞ったのですが、帰港中、久里浜の上空が真っ黒くなって、あれヤバイでしょ。もう1回カッパ出して着こもうとした鴨居沖辺りからハンパ無い土砂降りとなり。瞬間雨量的には豪雨。Kさんカッパ上しか持ってきてないし。いくら車だと言っても下半身ビショビショじゃぁね。結局、帰港した後もほぼ土砂降りが収まらず、最後に今日イチの雨に見舞われてしまいました。
【本日の釣果】
タチウオ18本(110、105、103、86、84〜65cm)、以上。
【船宿釣果情報】
走水沖60m
タチウオ3〜18匹 70〜105cm
船宿HPより。本日の最大2本。土砂降りでレンズが濡れていたのかな?
タチウオのヅケ丼。当日は先週のデカいヤツの西京漬けを食べました。翌朝です。小振り君の尻尾側の身を使ってヅケ丼。小振りの尻尾側といっても筋っぽいことは無く、単に薄くて細いだけで味は変わりません。漬かりが早い分ヅケ丼には持って来いかも。久し振りに小振り君の真ん中辺りを干物にでもしますかね。
タチウオの刺し身。小振りのお腹側ですかね。まだ硬いので削ぎ切りで賞味。まだ早いため表に出るギロギロした脂はありませんが、噛んでいるとゴリゴリしながらも、だんだん脂が出てきます。
キムチタチウオの冷やしうどん。小振りの尻尾側の身をキムチ、キムチの素で和えて少し叩いたもの。海苔、メカブ、長ネギ、オクラ、茹で玉子で賑やかに。麺はウチの定番、細目の乾麺。かみさんは素麺で食べてました。コレは旨い、お店で出したらお金取れそうです。コレはやっぱり蕎麦よりうどんが合いそうです。冷麺の麺がいいかも。
タチウオの焦がしニンニクオイル掛け。これも定番になりました。刺し身にポン酢をさっと振って白髪ネギと小ネギの小口切りを盛ったら、熱々の焦がしニンニクオイルをジュワァ〜。油はモノによってオリーブオイルかゴマ油を使い分けますが、タチウオだったらオリーブオイルで十分美味しいです。
タチウオのヅケ茶漬け。これも朝の定番です。当たり前ですが、タチウオの身と出汁は相性鉄壁で、口に入れた瞬間溶けますので歯が要らない程。口いっぱいにタチウオの旨味と脂が広がって、鼻にワサビの香りが抜けます。
タチウオのカルパッチョ。そういえばコレやっていなかったかもしれません。タチウオはカルパッチョでも美味しく戴けます。味付けはウチの定番サッパリ系。岩塩、粗挽きコショウ、10分ほど馴染ませてからライムの絞り汁、オリーブオイル、ピンクペッパー、トッピングにディルの葉。まだ硬いですが脂出てきて旨いっすね〜。いくらでも入っちゃいます。
タチウオの炙り丼。身は中型の真ん中辺りでしょうか。海苔の上に炙りタチウオ、メカブ、イクラ、大葉の千切りをトッピング。イクラ乗せたのもあってか酢飯でやってくれましたので豪華感が増します。朝から爆食い。ネタを混ぜる感じで食べると一口で色んな味が楽しめます。メカブも効きますがイクラが効きますねぇ!味噌汁はタチウオのあら出汁で甘みと脂があって旨いっす。
タチウオの炙り素麺。かみさんは好物の素麺でやっていました。オクラと小ネギが乗ってます。
タチウオのパエリア。タチウオでやったのは初めてだと思います。魚にクセや臭いが無いので、何に使っても美味しくできます。タチウオは火を通すと口の中で溶けますね。アサリが必須のもう一品、アクアパッツァの場合はアサリの質が割と気になりますが、パエリアの場合は剥き身の冷凍モノでも違和感ありません。炊き込んで出汁が出ていればOK。
タチウオの三種和え。左から明太子和えに海苔、とろろ昆布と塩昆布和えにイクラ、梅肉和えに小ネギ。だいぶ良型使い始めたので脂乗っててそれぞれの和え物が相性よく、店でコレあったら絶対注文しちゃいますね。
タチウオの塩焼き。一番デカいヤツの釜下一番、今回は塩焼きで賞味。も〜いうこと無し。フワトロ〜っ!
タチウオの炙り茶漬け。まだイクラが残っていたようです。コレがいいアクセントになって味が深まります。タチウオの出汁は冷蔵庫で固まっていました。やや甘みがあってコクのある上等な出汁。身は半生で口に入れた瞬間溶けますが、口いっぱいに旨味と脂が広がって、山葵の香りが鼻に抜けます。
タチウオの一口干物。小振りの真ん中辺りを使って一口干物。骨はありません。3日ほど熟成させたので、ちょうど食べ頃。いや〜、久し振りにやりましたが旨いっす。残りは燻製にでもしましょうか。
タチウオの編み込み蒲焼。良型の真ん中辺りの身を繊維に沿って半身を4本、両面で8本身を取って編み込み。市販の焼き鳥のタレですと甘過ぎるので、醤油と酒で味を調えてからハケで塗って蒲焼。ただ焼くより空気が入っているせいか、全体にムラなくふっくらと極上の焼き上がり。コレはスゴイっすよ。
タチウオの編み込み塩焼き。蒲焼で味を占めたので、もう一回編み込んで、今度は塩焼きで賞味。いや〜旨いっす!やっぱただ焼くより編み込んだ方が美味しさアップします。
タチウオのピカタ。塩コショウで下味を着けた身を、粉チーズを混ぜた溶き玉子を絡めてフライパンで焼いたもの。コレは昔からササミや豚肉のヒレなどでよくやっていたのですが、タチウオでもバッチリ合います。
タチウオのキムチ鍋風。タチウオのあら出汁ベースに揚げや根菜、タチウオの身をキムチベースで煮込んだ鍋風。ピリ辛が相性抜群、タチウオのあら出汁がイイ仕事してますし、根菜の旨味とタチウオの身からも旨味が出て、これが侮れない一品。うどんにしたりもいいかも。
タチウオのキムチ鍋風うどん。昨日釣りに行って、翌朝は私はアジのヅケ丼とこの汁を頂いたんですが、かみさんは早速うどんにして食べてました。美味しかったそうです。
タチウオのキムチ鍋風蕎麦。朝、かみさんがうどんを食べていて旨そうだったので、お昼に私は蕎麦にしてもらいました。具をまとめて食べてるとタチウオの身も混ざっています。この汁マジで旨いです。残念ながらコレにて終了。恐るべしタチウオとキムチとシイタケや根菜類、油揚げの出汁のコラボレーション。これで飯炊いても旨そうだなぁ。
タチウオパエリアのドリア風。パエリアの残りでいつもやるヤツです。チーズ乗せてレンチンしただけ。あえてオーブンで焼かずにレンジでチンした方が水分が飛ばないのでパサつかないのと、チーズが焦げずに溶けて中まで入るのでむしろこっちの方がいいかなと。
タチウオの燻製。小振りの真ん中辺りを使って骨無し一口干物を作って味見した後、残りは燻製にしました。ちょっと塩が濃かったかなという塩梅でしたが、それがまた酒の肴には抜群で、もう止まらなくなりそうだったので、早々に引き上げました。
タチウオのピカタサンド。先日のピカタの残りを使ってサンド。ピカタに加えてレタス、カリカリベーコン、とろけるチーズで、想像通りで裏切らないヤツです。
タチウオの昆布〆。釣って来てから2週間経ちました。最初昆布〆にして冷蔵庫で3日ほど漬けて、漬かっただろう頃にそのまま冷凍保存。ちゃんと漬かってから冷凍にするのがキモ。飴色に昆布の味が染みて旨いっすねぇ。