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2023/03/05
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
3月5日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週は月曜に釣り行って以来、火、水と予想通りで南西シケ。その後、また冬の気候に戻ったりと相変わらず変わりやすいお天気。東京の桜の開花予想が3月17日とかであと12日ですか。今年はかなり早いですね。土日は比較的良い釣り日和となり、特に土曜日が良い天気だったのですが、本日日曜は高気圧の下っ縁に当たって、東から湿った空気が入る影響で曇り、午後から雨マークがついてしまい、北東風もやや強めに吹く予報になりました。ここんとこ深場でアジが安定的に釣れるので、おかずにはなりそうですが、なんかイイ魚2、3尾釣れないかな?日が出なくて風強そうなので準真冬の装備で行ってきます。



いつもの時間に釣友とSちゃんと到着。この3人が揃うのは今年初めてかな?私を除いてみなさん色々とお忙しいですからね。本船お客様6名で右舷ミヨシから私、常連O親子さんで3名。左舷ミヨシから釣友、Sちゃん、何度かお会いしているお客様の3名。お隣マダイ船は常連Oさんとお仲間3名様で貸し切り状態。ムツ五目船も常連さんで3名。今日は全船操業となりました。ムツもだいぶご無沙汰してしまっているので、春の大潮回りで下げと上げで船が流れそうな日を選んでそろそろリベンジに行かなきゃねぇ。ですが、私が乗るとロクな日に当たらないというのが相場。やるなら何度か回数やる気じゃなきゃダメですね。



7時前に出船して、港前でスパンカを揚げて少し待機。定刻7時を迎えていざ発進。東電前か航路下用の仕掛け繋いだのですが、何か方向が怪しいな。南東方向に一直線。航程10分弱で減速したのはアジ釣りの深場でした。繋いだ仕掛け一度も使わずに交換。もちろん捨てませんよ。何度か旋回して位置取りが決まると7時15分、第1投のアナウンス。指示ダナ底から3〜9m。北北東の風、体感で8m前後、空は曇っていつ降ってもおかしくない色。海はそこそこボチャボチャしてて、大型船の曳波で激しくローリングするのでメチャクチャうざい。大潮の初日で最初下げ潮、10時20分頃が干潮、その後上げ潮の予報。



水深93、4mで開始1投目でアジがダブルで掛かりましたが、全部水面落とし。2投目で1尾取り込んで、3投目、少し高めのタナでズンと穂先を持ち込むアタリで、途中何度か突っ込みがあって、なんか引きがアジじゃないぞ!半信半疑で無事回収するとナント!まずまずクラスのマダイでした!よっしゃ!後の計測で39cm、860gと食べるには理想的なサイズ。イカタンで食っちゃったよ。全体に色が濃い目でお腹側がやや黒ずんでおり、所謂乗っ込み色が出始めたオスのマダイでした。早めにイイ魚ゲットで今日はコレとアジだけでもいいくらい。マダイ船でも下手すると型出なかったりと難しい時期ですからね。



その後、ほぼほぼアジが入れ食いなんですが、下げ潮が上っ側の2、30mだけ速くて底がほとんど動いていない状況。ビシは60号だとキツイので80号に交換。アジは掛かるんですが、途中で潮受けして殆どがバレるという展開。3匹に1匹上がるかどうかで、アタリの数の割りに桶が埋まりません。型は平均30cmくらいの幅広で、食いダナは底から5、6mくらい。水は澄んでいると思うのですが、空が暗くてぜんぜん判りません。ですが、先日までの青みは抜けた感じですので、水温は下がっているのかもしれません。アジがポッツンポッツンでツ抜けするのに1時間半も要してしまいました。3倍は掛けているのですが難易度高過ぎて増えません。



釣友はアジ用にムツ針仕掛けを使っており、さすがに回収率よくほぼダブルスコアですか!?9時過ぎると上っ側の潮も緩んで、アジのアタリも間が空き始めました。10時前にトモのOさんに3Kg近いメダイが上がってコレはいいなぁ。この魚も体表のヌルヌルさえ無ければ扱い易いのですが、とめども無く出てくるスライムのようなヌメリが厄介なんですよね。ギスとかアカヤガラなんかもけっこうスゴイですが、やっぱメダイが一番ですかね。時期的にもサイズ的にも食べ頃ではないでしょうか。10時15分、回収指示となり、アジはナントか15尾確保で結果オーライ。航路下に向かって上げ潮狙いかな?



東北東に走って航路下のマダイ船団に合流する形で、位置取りが決まると10時25分、再開。緑1番ブイと中央赤白1番ブイの間の下手、緑ブイ寄りの水深38m。指示ダナ底から3〜9mと変わらず。根がけっこうスゴくて、いきなりベラ2尾とサクラダイとネンブツダイのパーフェクトで仕掛けチリチリパーマで修復に手間が掛かります。1投でオシャカじゃもったいないですもんね。本命はイサキだと思いますが、ミニイサキしかアタらず、細かい外道に交ざって小振りのカワハギ1枚とサクラダイに奪食いした小振りのマトウのみキープ。38、38、40、44mと4回入れましたが良さ気な魚は気配無し。



上げっ端の時合いも特にコレといったアタリは出ず、僚船でイシダイが上がったの見た程度。12時前、諦めて回収指示、西南西に少し走ってあんまやったこと無い場所。水深73m?ここは何を狙えばいいんでしょうね?シャクってもアタリ出ないので、デカ目のオキアミ着けてアマダイ狙ったらオキトラギスのダブル。ってことはあながち狙いは悪くないのかもしれません。オキトラギスが居るってことはアマダイの可能性ありますもんね。状況上向かず12時過ぎると早々に回収して、今度は朝やった93、4mの場所。アジはもういいからアマダイ狙いもカナド1尾だけ。止め釣りなので上げ潮がちょっと速くて仕掛けが浮いちゃう感じ。



12時半過ぎに移動となり、西に10分弱走って今度は東電前。水深35、6m。ここも最近はマトモサイズのイシダイがアタらなくなってしまい、アタるのはシマシマちゃんクラスばかり。沖より上げ潮が緩くて少し濁り気味かな。ですがメバルのご機嫌が上がるような色ではないですね。イシダイは上の写真の20cm弱のが大半で放流、24cm1枚だけキープ。船中、メバル、クロダイ、シマシマなどが出ましたが、コレといった釣果には恵まれず。結果的には七目達成と種類だけは出ましたが、アジの場所以外はかなりキビシイと言わざるを得ない状況。13時53分、ラスト7分コールとなり、気配無いので早々にお片付けに入りました。



【本日の釣果】
マダイ1枚(39cm/860g)、マトウダイ1枚(29cm)、イシダイ1枚(24cm)、カワハギ1枚(19cm)、カナド1尾(27cm)、マアジ15尾(37〜26cm)、マサバ1本(39cm)、以上の持ち帰りで七目達成。その他、22cm以下のイシダイ2枚、オキトラギス、クラカケトラギス、サクラダイ、ベラ、ネンブツダイ、小アジ、ミニイサキなどは放流。雨は朝の一時と13時過ぎにパラっと来ましたが、すぐに止んでくれてラッキーでした。最初、オニカナガシラと書いていた魚はカナドに修正。

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜95m
マダイ・トラフグ・マアジ・メダイ・カワハギ・マトウダイ・ホウボウ・イシダイ・クロダイ・メバル・マサバ
11〜35匹 18〜58cm

今日は深場のポイントから開始。良型主体のアジに混じってマダイ、メダイなども釣れてお土産は確保。途中から航路下、東電前と移動しましたが喰いはイマイチで魚種は多彩ですが数は伸びませんでした。



写真は船宿HPから借用。遠近法やり過ぎ!?マトウが29cmでマダイが39cmですからね。



写真は船宿HPから借用。今年初の三人揃い。



マトウとカワハギのキモ焼き。左からカワハギのキモ、マトウのキモ、マトウの浮袋の付け根の肉の順。グリルで焼いてから塩振って賞味。これぞ釣り人ならではの珍味。日本酒が欲しくなります。



アジのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。魚の嵩がある日は大盛りでヅケを5枚くらい食べないとご飯が出てきません。味噌汁はアジのあら出汁。



アジ出汁の蕎麦。先週も2回ほど蕎麦を食べましたが、今週も月曜から蕎麦。何度やっても安定して旨いし飽きが来ません。



アジのマリネ。当日は先週のイシダイの刺し身を食べたりと、醤油味が続いたので、この辺で舌休め的に洋風マリネ。塩〆したアジの身をぶつ切りにして、ミニトマトと一緒に塩、コショウ、オリーブオイル、ライムの絞り汁で和えて、少し冷蔵庫で寝かせて馴染ませた方がいいです。香りづけはケッパーとディルの葉。ケッパー(ケイパーやケーパーと呼ぶ場合もあり)がイイ仕事するので欠かせなくなりました。サッパリしてバクバク行けちゃいますよ。



アジのヅケ茶漬け。アジがそこそこの量釣れたら必ずやりますね。ヅケ丼の翌日はヅケ茶漬け、アジのあら出汁の旨味とヅケた身から出る旨味が相まってコレが美味しいのなんのって。味の濃さはヅケダレを加えたりで調整できます。お代わり!っと言いたいトコですが、ご飯の量計っている身分なもので。



サバそぼろ丼。サバ1本は全部そぼろにしてしまって、夫婦でちょうど丼二人前。炒り玉子がよく合うんです。サバタン採った後の身がもったいないのでよくやるんですが、釣ったサバでももちろん大丈夫。脂乗ってたら〆サバとかで行きたいトコなんですが、無ければ無いなりにどうにでも美味しくできちゃいます。味噌汁は先週のイシダイのあら出汁。これも旨い。



マダイの湯引き刺身。3日寝かせてそろそろ食べ頃。まずは半身を湯引き刺身。やはり若干乗っ込み色が出ているようで皮の色が普段より濃いめです。お味の方は適度に脂が乗っており、味が濃い!これぞマダイという食味と食感で絶品でした。



マトウとカナドの刺し身。お皿の上がマトウで下がカナド。4日寝かせてバッチリ食べ頃。両者とも薄っすら脂が回って旨味も出てきて、硬さも残っている最高のコンディション。マトウ的には小振りでカナド的には良型でしたので、ちょうどバランス良く同じような食感でありながら、異なる風味が楽しめました。



カワハギの掻き揚げ。カワハギが小さいの1枚だったので、玉ネギと大葉で掻き揚げにして頂きました。お皿の上はたらの芽、ゴボウ、下がカワハギの掻き揚げ。天つゆに大根おろしと生姜で美味しく戴きました。



アジの掻き揚げ蕎麦。昨夜のうちにアジも掻き揚げにしておいて翌朝の蕎麦用。出汁はもちろんアジのあら出汁。掻き揚げ2個とゴボ天1個。朝から最高っすね。



アジの掻き揚げうどん。かみさんはうどんにして食べてました。出汁はマトウ、カナド、カワハギの白身魚のあらのブレンド出汁。うどんには白身出汁がよく合うんです。



アジフライ。揚げ物続きになってしまいますが、今晩はアジフライを賞味。デカイアジは削ぎ切りの切身にするとふっくら揚がって美味しいです。いずれにしても皮は剥いてから揚げた方がオススメ。



アジフライサンド。フライの翌日は定番のコレ。見た目多そうですが、バクバクイケちゃってあっさり完食、朝から食欲旺盛。



イシダイの刺し身。6日寝かせてようやく登場。やっぱり間違い無いです。イシダイの刺し身は6日寝かせましょう。例年シーズン終期になると脂抜けて来るんですけど、今季はまだまだ脂乗ってて、相変わらずの歯応え。イシダイのひとつの特徴と言えるかも知れませんが、これだけの日数経ってもお腹側の身の方がゴリゴリと硬いんですよね。24cmの小振り1枚でしたが、頭小さく歩留まりが良い魚、コレで二人前採れちゃいますのでバカにできません。



イシダイの皮焼き。グリルで焼いて塩振って一品。だいたい焼くか、焼いてポン酢か、茹でポンかのどれかで食べることが多いです。皮だけで十分肴になりますので食べてみてください。



サバ出汁の蕎麦。日曜の朝です。今週末は都合により釣りはお休みになりました。また平日あたりに穴埋めで行ってきますかね。今週、蕎麦3回目かな?好きだよね〜。最初からサバだと知っているので余計に違いが判るのかもしれませんが、アジとは一味違った風味で、かなり美味しいです。元々サバ節とかで出汁用に使われる魚ですもんね。



アジフライのソースチーズ焼き。アジフライがまだ余っていたようで、ソース塗って粉チーズかけて焼いただけというやっつけ料理ですが、まぁ酒のつまみにはなります。



マダイの昆布〆。確か3日寝かせて刺身で食べて、同日に昆布〆にして4日漬けたと思います。なのでちょうど一週間寝かせたことになります。身が飴色になって昆布の風味が適度に入って旨いっすね〜。昆布〆は生で食べたい魚がいろいろある時に時間稼ぎになるという意味でも重宝。これで今回の食材は出汁以外は完食ですかね。あとアジの出汁が蕎麦2杯分ほどあるようです。

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