K's Fishing Blog

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2023/02/27
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
2月27日(月)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

週末は土日ともに冬型の気圧配置が強まって12〜15mの強風が収まらず釣行断念。月曜はようやく収まりそうなので予約入れたら前日に出船決定。よっしゃ!月曜を逃すと火曜、水曜と西〜南西の風が強まりそうなので、この一週間単位で見ると月曜しかまともな日がありません。この季節は天気の変化が短いサイクルでコロコロ変わるので、早い段階で釣行日を決め打ちするのが難しく、仕立船などはギャンブルですよね。おかげさまで週末縛りが無くなった身分なので、そこは無理せずに良さそうな日を選んで釣行できるというメリットはあります。一応は基本週末なので、週中辺りに釣行して沢山釣っちゃうと週末のモチベーションが上がらないというのがデメリットですかね。また水が青くなっちゃったみたいですが、過度な期待は持たずに出かけてきましょう!



いつもの時間に単独到着すると本船お客様3名で右舷ミヨシに私、トモに常連Kさん、左舷に常連Iさん。本日はマダイ船、ムツ船はお休みで本船のみの操業。少し早めに出船すると、港前でスパンカを揚げて徐行すること成り行き定刻を迎えていざ発進。いつもの東電前36、7mに行くのかな?と思ったら船は南東方向に直進。航程僅か5分、アシカ島を過ぎた辺りで減速すると、何度も旋回して位置取りが決まって7時11分、第1投のアナウンス。北北東の弱風で晴れ、海上ナギ。朝起きた時には12mくらい吹いてましたが、この時間収まってくれました。水深27mプラスマイナス2mくらいの凸凹で、指示ダナ底から3〜9m。



小潮の2日目で朝イチ上げ潮で8時20分くらいが満潮、その後、最後まで下げ潮なので早いうちに釣っておかないと潮ぶっ飛んで釣りにならないかもしれません。水色は聞いていた通り真っ青な澄み潮。場所的に本命はメバルだと思いますが、とてもじゃないけどメバルが好む潮ではありません。この時間上げ潮がまだ本格的に効いていますが、トモ寄りから振り込めば釣りに支障はありません。第1投目からベラとスズメダイの猛攻で底潮がかなり明るいことが想像できます。投入すると1シャクリ目で必ず何かにやられます。ちなみに今日の仕掛はハリス2.5号3mの4本針で先にオキアミその他はイカタン餌。



ベラはダブルもあって早々にツ抜け状態。ですがコレが2尾掛かると巻き上げ中にお互い反対に回転するおかげで、仕掛けがチリチリパーマになって始末が悪いんです。しかも針飲まれる率もけっこう多いので外道の中でも厄介者。ちょっと違うアタリと思ったらなんだよコモンフグかよ。メバルはその場所に居なければアタリ出ないので、割とこまめな入れ替えで、水深は深くて31m程度。7時30分、高めのタナで良いアタリが出てコレが26cmの良型メバル。この水でメバルが食うのは逆に異常な気がするくらい。所謂クロメバルと読んでいるメバルが近年学術的に3種類に分類されましたが、見分け方が解りません。



続いてKさんにもメバル、左舷のIさんには良型カワハギと早い段階でみなさん何らかの魚をキープ。さすがにメバルのアタリ連発とはいかず、その後も外道の猛攻が続きます。もうちょっと黒みがかった濁り潮になってくれないと、黒金デカメバルのゾロゾロは味わえないかもしれません。先週の釣行時は水の色は良くなったのですが、透明度が澄み過ぎでイマイチだったので、あの色に濁りが入ればなぁと思っていたらまた真っ青に逆戻り。自然とは言え尽く期待の逆を行きますよね。8時15分、笠島の黄色ブイの南東面に船をずらして、ここは平作丸の五目船の定位置なんですが、今日はお留守。



水深は43mプラスマイナス3mの幅。ここは急坂になっていて30mからすぐに48mくらいまで落ちる斜面。本来イシダイの場所なんですが1投、2投とアタリ出ず。潮時表では満潮時刻の8時半、上げ潮が急に緩んでトロ〜っとしてきた途端、シマシマのアタリが連発、しかし、キープサイズの22cm超がなかなか釣れずに20cm前後の小振り主体。けっこう上目でアタる時もありますが、芯ダナは6mくらい。ちょっといいかな?と思っても24cm止まりで、結局、15枚釣ってキープできたのは4枚だけ。一応時合いっぽかったのですが、今日は良型のアタリは一度も出ませんでした。



10時10分、南東方向に走って深いトコやるからね〜!5、6分走って減速すると何度か旋回して10時20分前に再開。水深93、4mで、ここは前回アジをバラシまくった場所。その反省を込めて今日はハリス3号のデカ針仕掛け作って来ましたが、早くも出番。針の側面が平打ちになっていてホログラムが貼ってある針。これにデカイカタン。すると1投目の3往復目で早くもアジのアタリ。さすがにバレは少なく前回とは比較にならない回収率。役に立ったわ。食いダナ5〜7m。8尾くらい釣ったところ、海面から60m台で食い上げちゃったけど何だこりゃ!?引きは大したこと無いけど慎重に巻き上げ。



回収したのはナナナント!30cm級のトラフグ。東京湾でトラフグって放流してましたっけ?結果を先に言うとこの後、小振りですが2尾追加してトラフグ3尾ゲット。フグ釣りで2回ばかり釣ったことがあるんですが、シャクリでまさか3尾も釣れるとは!?最初以外は底付近でのヒットだったのですが、3尾共通に言えるのはいずれも仕掛けをお降ろす際にフォール中に止まっちゃうというパターン。3尾ともイカタンで口に針掛かり。アカムツ船でたまに型見たことありますし、浦安方面の船が航路付近でトラフグ専門狙いでやってますので、やっぱり東京湾で数増えてるんですかね。



下げ潮の時間のはずがほとんど潮が流れず、予想に反するパターンとなりこの水深でも道具が立つので釣り易いです。途中、マサバが回って来てトモのKさんに4本パーフェクト、私にも1本、コレ旨いのかな?一応マサバなのでキープ。後でKさんから1本お裾分け頂きありがとうございます。なんかモゾモゾしたアタリが出てコレは小アジが着いたな?と考え、一旦、底まで下ろしてシャクリを入れながら7mで待つと、早々にモタレアタリが出て乗った〜!狙い通りのマトウダイでした。今季航路下では小振りが多いのですが、この水深ですとマトモなサイズですね。Kさんは置き竿でマダイがヒット。



12時40分、左舷のIさんにもウバ食いした模様。かなり引きが強そうなので良型のヒラメかマハタか?と言っていたら海面付近で急に走り出してしまい水面でハリス切れ。見えた魚影はイナワラでしたね。残念!私にもまた小アジが着いたのでウバ食い待ってたら、すかさず派手なアタリが出て、完全に重みが乗ってアワセ入れた瞬間ハリス切れ。食い込み早く青物っぽいアタリでした。ハリスの断面ザラザラ。13時半、急に下げ潮がぶっ飛んできたと思ったら、水色も緑っぽい塵濁りに変わってしまい万事休す。アジは十分なので、終盤はアマダイ狙ってみましたがオキトラギスのオンパレード。13時50分、ラスト10分コールが出てお片付けに入りました。



【本日の釣果】
イシダイ4枚(24〜22cm/15枚釣って22cm以上の4枚だけキープ)、メバル1尾(26cm)、マアジ16尾(34〜26cm)、マサバ2本(39〜37cm/1本はKさんからのお裾分け)、マトウダイ1枚(38cm)、以上の持ち帰り。マサバ入れれば五目達成。その他、トラフグ3尾、コモンフグ、シマシマ22cm未満11枚、ベラ、スズメダイ、オキトラギス多数は放流。

【船宿釣果情報】
久里浜沖30〜95m
メバル・マアジ・イシダイ・カワハギ・マダイ・マサバ・マトウダイ・トラフグ
13〜24匹 19〜41cm

メバル狙いで開始しましたが、水が良すぎてなかなか掛からず。途中で深場のポイントへ移動してシャクリ再開。30cm前後サイズ主体にアジがチョボチョボと釣れて、おまけにマサバも混じりお土産確保。



写真は船宿HPから借用。



マトウダイの茹でキモポン。上質なキモが採れましたので、N酸値を気にしながらもコレは食べるでしょ!浮袋の付け根の筋肉も美味しいので一緒に茹でポン。カワハギほどではないものの脂乗ってて旨いっすね〜。



アジの叩き。当日の夜です。まだ早いので叩いて賞味。脂はそれほど乗ってませんが無くも無く、甘みがあって大変美味しいアジです。色が良くてタッパのあるアジでしたからね。



アジのヅケ丼。翌朝はお決まりのコレ。沢山釣れた時は盛りが良くて、ヅケを4、5切れ食べないとご飯に辿り着きません。まだ硬いんですが旨いです。味噌汁はアジのあら出汁。



バジルスパゲティのサバソテー乗せ。マサバが脂乗ってたら〆鯖にするか干物にするかと思っていたのですが、下ろしてみたらノンオイル。方針変更してお惣菜に使うことになって、まずはお昼ご飯のスパゲティ。市販のパスタ用ジェノベーゼソース(バジルソース)を使ったスパゲティの上にオリーブオイルでソテーしたマサバを乗っけて、コレは相性よろしく美味しく頂きました。脂無いサバも使いようでどうにでもできます。



アジのカルパッチョ。醤油味が続くので、この辺で1回洋風で舌休め。味付けはウチの定番シンプル系。アジの身が上質で、脂はそんなに乗っていませんが、締まってて甘みがあって美味しいです。



サバ出汁の蕎麦。サバのあらで出し採って蕎麦。どういう風の吹き回しか、今回は焼いてから出汁採ったそうです。ちゃんと出汁は出ていますが、焼いた分マイルド感があってサバだ!という主張は弱まっている気がします。甘みはアジ出汁ほどはありませんが、蕎麦としては十分美味しかったです。



サバカレー。よくサバタン作って出た残りの身の部分がもったいないので、サバカレーかサバそぼろ丼にして食べるのですが、今回は釣ったサバがカレーになりました。食べ慣れたいつものお味で美味しく頂きました。



アジのなめろう。これくらいのボリューム釣れたら必ずやりますね。かみさんも案外なめろう好きでして。毎度のこと、ウチの味噌が発酵して黒くなっているおかげで全体に色が濃い目ですが、味はそんなにしょっぱいとかそんなことはありません。ネギはタマネギ、それと青唐がアクセントになって、一回使ったら欠かせなくなりました。



アジのなめろう茶漬け。昨夜のなめろうは朝用に取って置いて茶漬けにするのがウチの流用の定番格。ハンバーグ状にまとめてバーナーで全体をよく炙ってから出汁を注ぐのがポイント。汁が熱いうちに全部ばらして飯と混ぜて掻き込むのが最高。個人的には生よりこっちの方が好きなくらい。



サバカレードリア。サバカレーの残りが一人前も無かったのでドリアにして食べました。最近よくドリア風というのをやっていましたが、コレはホワイトソースとチーズを乗せてオーブンで焼いた正真正銘のドリア。これはもう間違い無いヤツです。



サバの揚げ浸し。唐揚げにしたサバと素揚げしたナス、パプリカなどの野菜を麺つゆベースの出汁に漬け込んで、冷蔵庫で数日寝かせてから食べるのが最高。いろんな魚でできますが、脂の無いサバは油を使った料理にするのが基本と言っていいでしょう。寝かせることで味が染みて美味しくなるんです。かなり日持ちします。今回は玉ネギ使ってますが大根おろしもよく合います。



マトウとメバルの刺し身。説明不要とは思いますがお皿の上側がマトウ、下側がメバル。3日寝かせて両方とも食べ頃を迎えて、歯応えはしっかりしてるし、どちらも薄っすら脂が回って旨味もあって、最高級の刺し盛り。コレもほぼお店では味わえないと思いますので、釣り人の特権と言っていいでしょう。絶品です。



アジのヅケ茶漬け。金曜の朝です。アジのヅケとあら出汁で茶漬け。コレもよくやるヤツですが、とにかく旨過ぎて飽きませんね。朝から満足満足。



白身出汁の雑炊。かみさんはコレを食べてました。マトウ、イシダイ、メバルの頭とマトウのあらで採った出汁に溶き玉子とマトウの刺し身の切れっ端。塩味のみの雑炊。試食してませんが想像するに美味しいことでしょう。



アジのソテー。コレ個人的にハナダイでもなんでも好きな料理でして、オリーブオイルでソテーして仕上げにバターで香り付け。ソースはバルサミコ酢を煮詰めたものでコレがよく合うんです。大きめの1匹でしたがペロっと入っちゃいます。



アジ出汁の蕎麦。今週はサバの焼き出汁で1回蕎麦やりましたが、満を持してアジのあら出汁。青物中心に蕎麦の出汁としては美味しいのですが、中でもアジはコク深くて、もろやかで、甘みも適度で大変バランスの良い出汁だと思います。料理人は目分量で麺つゆを加えて味を調えているそうですが、魚出汁の時は麺つゆの量が少な目で味が合うと言ってました。具の掻き揚げはウチの定番、生協の冷凍モノ。



イシダイの刺し身。土曜日の夜です。5日寝かせてまずは2枚でお刺身。だいぶ脂回って来ていい感じですね。ですが硬い!!これぞイシダイの実力。あと2枚ありますので明日食べ比べの予定。



イシダイの茹で皮ポン。2枚分の皮を湯掻いてポン酢で賞味。コレは皮の食べ方的には定番中の定番。間違い無いです。



アジつみれのトマト煮。アジは沢山釣れてもなんやかんや惣菜にもなりますし、つみれにしちゃえば汁でも焼いても揚げても煮ても何でもありですからね。



イシダイの刺し身。日曜の夜です。今日釣りに行ってきましたがイシダイは小振りの型見たのみ。今日で6日目ですがやはり昨日より脂の出方は良いですね。大きさに関わらず6日寝かすのがほぼほぼ食べ頃の頂点と言えそうです。これ以上寝かせても食べられますが、あまり長期になるとだんだん脂の塊のような触感になってしまいます。

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